5つのイタリアンハンドメイドバイシクルが集結する試乗会を11月29日に千葉で開催
Bicycle Club編集部
- 2020年11月17日
イタリアのハンドメイドバイシクル工房と自転車職人を応援するイニシアティブ「arteciclo」が、11月29日(日)に千葉県松戸市のシクル・マーモットにて試乗会を開催する。参加ブランドはCICLI DRALI MILANO、DeAnimaなど、arteciclo参加の5ブランド。当日は話題のBIXXISカーが会場に登場、バイク試乗者には抽選でプレゼントが当たるキャンペーンも実施される。以下、プレスリリースより。
artecicloイタリアンハンドメイドバイシクル展示試乗会
2010年4月に松戸にオープンしたシクル・マーモット。今年6月には新店舗に引っ越し。元の店舗からわずかに300mほど離れ、江戸川サイクリングロードのすぐ脇という、サイクリストには大変便利な立地でリニューアルオープンしました。
有名サイクルショップから独立したオーナーの馬場 善久さんは「フレンチアルプスで行われている市民レース『ラ・マーモット』のように、大自然の中でサイクリングを楽しむこと」をモットーに、気軽に走れる走行会などを積極的に開催するほか、シクロクロスや、ブルベなどのレースイベントにも参加し、幅広い自転車の楽しみ方をお客様に提案しています。
とりわけブルベは、最高峰とされるパリ・ブレスト・パリにも出走するほど熱心で、この世界最古のサイクリングイベントをお客様や仲間と参加し、1200km走破することを自身のサイクルライフのメインイベントと捉えています。
2019年参加したパリ・ブレスト・パリで。左端が同店オーナー馬場善久さん
プレゼントキャンペーンについて
当試乗会で試乗された参加者の中から抽選で、以下のオリジナルグッズをプレゼントします。
なお、抽選および商品のお渡しはイベント後日となり、当選者された方にはお店より個別に連絡いたします。
2名 CICLI DRALI MILANOサイクルキャップ(Santini製)
1名 BIXXIS オリジナルポロシャツ
1名 OTTOTUBIレザーキーホルダー
イベント概要
イベント名:artecicloイタリアンハンドメイドバイシクル展示試乗会
日時:11/29(SUN)10:00~16:00
当日は通常営業時間を2時間早め、10時から開催します
■シクル・マーモット
住所:〒271-0092
千葉県松戸市松戸2160番地2 第三裕和ハイツ 101
電話:0477027386
Web Site:http://marmotte.server-shared.com/
Facebookページ:https://www.facebook.com/cyclesmarmotte/
出展ブランド
※各ブランドの写真はイメージです。実際の試乗車とは異なる場合がございます。
CICLI DRALI MILANO
ミラノの下町の自転車店をルーツとするCICLI DRALI MILANO。ビルダーのジュゼッペ・ドラーリは御年93歳と、現役最高齢のビルダー・メカニック。かつて、BIANCHIのレパルトコルセのフレーム製作を請け負い、伝説のレーサー、ファウスト・コッピの活躍を支えたこともある。
現在は3人の新オーナー(そのうち1人はジョルジョ・アルマーニの甥も!)のもと、メジャーブランドの仲間入りを目指して積極的に展開しています。
同ブランドで国内初となるミニストア「SPAZIO DRALI」(artecicloショールーム内)の近日オープンに先駆けて、伝統的なクロモリラグドフレーム「Specialissima」や、カーボン製ロードバイク「Darsena」の展示試乗車の他、CICLI DRALI MILANO自慢の、お洒落なサイクリングアパレルを先行予約販売いたします。
BIXXIS
ドリアーノ・デローザが家族の工房を離れて2015年に娘マルティーナと二人で立ち上げた
。ドリアーノが最も尊敬するビルダーであり父のウーゴ・デローザから学び受けた自転車
フレーム作りの伝統を守り、継承することを目指している。
https://bixxisepopea.com/
DeAnima
DeAnimaのジャンニ・ペゴレッティは「フレームビルダーの王様」と称えられた鬼才ダリオ・ペゴレッティの弟で「PEGORETTI」の工房で兄を支えた後は、麻薬におぼれた人々の社会復帰を、自転車製作の学びを通じて支援した。同施設で教え子だったアントニオと立ち上げたDeAnimaでは、ジオメトリオーダーもできる少量生産のカーボンバイクを中心に展開。「PEGORETTI」を世界的なブランドに飛躍させた、ジャンニ得意の、モダンアートにインスパイアされたアーティスティックなグラフィックデザイン&ペイントも魅力。
去る10月に東京サイクルデザイン専門学校(渋谷区)で初となる、外国人によるオンラインセミナーの講師を務めたことで、同国学生はもちろん、日本のサイクリストに広く名を知られる外国人フレームビルダーになったと言える。
東京サイクルデザイン専門学校に伊ハンドメイド自転車メーカー 「DeAnima」の自転車職人ジャンニ・ペゴレッティを特別講師 にむかえてオンラインワークショップを開催
https://arteciclo.org/2020/08/17/tcd/
CICLI PELIZZOLI
イタリアのチクリズモが最も輝いていた往年を知るフレームビルダーが、現在なおも現役で自転車を作っているというのは昨今ごく限られたケースだ。その中でも、ジョヴァンニ・ペリッツォーリは、残された数少ないレジェンドビルダーのひとりと呼ぶに値する偉大な存在だ。
1960年代にウーゴ・デローザの工房で職人をやっていたジョヴァンニ・ペリッツォーリは、ほどなく独立して「CIOCC」を立ち上げる。後にCIOCCは弟子の職人に事業を譲渡し、今度は自らの名を冠するブランドPELIZZOLIの工房で活動を始めた。これらの過去は、60年代~70年代のことなので、PELIZZOLIが以下に老舗のブランドかがわかる。
90年代に工房は「FAUSTO COPPI」の商標権を持つ総合自転車メーカーのマシャーギ社から、レース機材の製作委託を受ける。ジャンニ・ブーニョや、日本人で初めてツール・ド・フランスに出場した今中大介氏が所属した「TEAM POLTI」のイエローが印象的な「FAUSTO COPPI」のバイクは、何を隠そうジョヴァンニ・ペリッツォーリが手掛けていたものだ。
また、彼はレース史上はじめてアルミフレームを投入したことでも知られている。
PELIZZOLIの工房は現在、ジョヴァンニと息子サムエル、ペイントを担当する甥の三人で運営されている。
CICLI OTTOTUBI
ビルダーのダニエル・ポンティルの本業はイタリアのメガネ産業の一大集積地で工場を経営するメガネ職人。
そのため、自転車フレームのろう付け溶接でも、抜群の腕前で、極めて丁寧で美しい仕上がりをやってのける。
自転車フレームビルダーの道を志願し、その教えを請うた相手は生前のダリオ・ペゴレッティだ。彼はダニエルに自身のオリジナルフォーク「Pegoretti Falz」の使用を快諾する。
このフォークはペゴレッティの他にはBIXXISでも採用しており、性能の評判はとても高い。
使用するチューブはステンレスにこだわっている。
ダニエルとOTTO TUBIのブランドはまだイタリアでも無名の存在だが、NAHBS主催者のドン・ウォーカーが早くも目をつけ、同イベントへの参加を正式に招待しているというから、注目に値する自転車職人と言える。
新型コロナウィルスに伴う対応について
当イベントをお客様に安心して楽しんでいただくため、下記の予防対策を実施して行います。皆様のご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。
・マスクの着用
お客様ならびにスタッフの健康と安全確保を考慮しています
・消毒の徹底
展示品や試乗車に触れることを考慮し、皆様の消毒をお願いいたします。また、試乗車はお客様の試乗毎に消毒を実施しますので、次に試乗のお客様にお待ちいただくことがあります。
問:Arteciclo(合同会社ラ・メッカ)
https://arteciclo.org
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