サイクルトレインB.B.BASEとサイクルショップY’sRoadがコラボ、千葉・佐原でグルメライドテストイベント
山口
- 2020年11月21日
首都圏を中心に全国にスポーツ車のプロショップを展開するY’s Roadが、来春からJR 東日本旅客鉄道株式会社とコラボし、イベントを開催する予定だ。2021 年度からワイズロードの顧客向けサービスとして、サイクルトレインB.B.BASE を活用したツアーを運営するというもの。詳細は今後詰めていくというが10回ほど運営、そのオープンに向けゲストライダーや店舗スタッフ、さらにメーカーが参加するテストイベントを開催、その様子をお伝えする。
スイーツが魅力の佐原へ、密を避けられる電車でGO!
今回は訪れたのは千葉県佐原。新たに潮来まで延伸したB.B.BASE「佐原・鹿島コース」に乗って現地へと向かう。この日のゲストはMTBプロライダー、井手川直樹さん、永田隼也さん、YouTuberのYOPIさん、ラジオパーソナリティのHAPPY だんばらさんによる自己紹介、さらにワイズロードのスタッフYouTuberから佐原のグルメについて話があり、現地での楽しみについて想像が膨らむ。元々、京浜東北線や南武線で活躍してきた車両を改造して作られたB.B.BASE。その当時の定員は座って約600名。実際B.B.BASEは現在定員99人で運営しており、B.B.BASEがまさに新生活様式にマッチした形ということを再認識した。
FM NACK5の番組「Saturday Morning Radio おびハピ!」に出演しているHAPPY だんばらさん。今回のイベントの様子も番組内で紹介される予定だ。
自転車のスタイルのまま電車に乗れるのがB.B.BASEが魅力。滑らない床がを採用しているのでビンディングシューズでも安心だ
水運で栄えた佐原を堪能
佐原駅周辺には江戸時代に利根川東遷事業で舟運で栄えた小野川沿いに広がる、歴史的建造物が残る街並みが残る。ついた早々、ゲストYouTuberYOPIさんたちは街中でのスイーツを楽しんだ。この日はのんびり散策するコースと、走りを楽しむ2コースが用意された。
サツマイモの産地としても有名な佐原エリア。小野川沿いにあるさわら町屋館では芋ぺーチーノが名物だ。
※撮影時マスクを外しています
佐原の街中には酒蔵もあり、見学もできる。
田園風景のアップダウンを楽しめるコースも
いっぽう走りを楽しむコースでは、佐原エリアの丘陵エリアを走り、多古町にある「農園レストランTAKO」までのショートライドを楽しんだ。
レストランの入口にはグラベルもあり、プチトリップ感が味わえた。ツアーには鳥居恵一郎社長も参加。
農家の隠れ家的な雰囲気でピザやパスタを味わった。ゲストライダーの井手川さん、永田さんもグルメを堪能した。
※撮影時マスクを外しています
この日の帰りの電車は17時30分発。ライドのあとは町の中にある銭湯で汗を流すこともできる。帰りもB.B.BASEなら渋滞を気にせず、車内でのんびり帰路を楽しめるのも魅力だ。
今後、ワイズロードでは運行するコースにあわせて楽しめる企画を検討しており、どんなプランが提案されるかも楽しみだ。
http://www.jreast.co.jp/chiba/bbbase/
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PROFILE
バイシクルクラブ編集長。かつてはマウンテンサイクリングin乗鞍で入賞。ロード、シクロクロスで日本選手権出場経験をもつ。47歳を迎えた現在ではレースだけではなく、サイクリングを楽しむためために必要な走行環境やサイクルツーリズムなどの環境整備などにも取り組んでいる。