BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • HATSUDO
  • Kyoto in Tokyo

STORE

  • FUNQTEN ファンクテン

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ
  • Bicycle Club BOX

RIDLEYの注目グラベルロード「KANZO( カンゾー)」4モデルを乗り比べてみた

自転車競技が盛んなベルギーで1997年に誕生したブランド「RIDLEY(リドレー)」。オールラウンドからエアロ、エンデュランスと豊富なラインナップを誇るロードバイクに定評があるブランドだが、新たにグラベルロードのカンゾーシリーズを4車種展開する。それぞれのバイクが目的に合わせた個性をもっており、単なるグレード分けとは一線を画したラインナップを徹底的に紹介しよう!

アドベンチャーから、ロード、レース、そしてアルミモデルまで4種類

リドレーのカンゾーシリーズは、グラベルレースを対象とする「カンゾーファスト」を頂点としたラインナップを構築。オールロードとしてシクロクロスや細身のタイヤを履かせてロードバイク的に乗れる「カンゾースピード」、キャリア用のダボを多く設けてキャンプツーリングをはじめとしたアドベンチャーライドを楽しめる「カンゾーアドベンチャー」。さらにアルミ素材を使用し、完成車で21万円(税抜)という価格でグラベルロードの魅力を身近にした「カンゾーA」まで個性的なラインナップが並ぶ。各モデルの詳細は下記のとおりだ。

ここでは小俣雄風太さんによる動画のインプレッションも合わせて、自分のライディングスタイルに合わせたカンゾー選びの参考にしてもらいたい。

KANZO ADVENTURE
バイクパッキングも楽しめる「カンゾーアドベンチャー」

その名のとおりグラベルがメインのルートを冒険するためのバイク。落ち着いたカラーリングもライディングスタイルにマッチする。標準の700Cで47mm、650Bのホイールに換装すれば50mm幅のタイヤまで使用可能。エアボリュームの大きなタイヤのメリットを生かして、グラベルを快適かつ確実に走っていくことができる。キャリアやフェンダーの取り付けも可能で、何日にもわたるツーリングも楽しめるバイクだ。

DATA

34万円(完成車/税抜)
●フレーム:30T/24T HMカーボン ●フォーク:フルカーボン ●コンポーネント:シマノ・GRX600 ●サイズ:XS、S、M、L ●カラー:ジーンズブルー✖オレンジ(KAC02Am)

トップチューブにはバッグ取り付け用の台座を備える

フロントフォークにキャリアの取り付けも可能

キャリアやバッグを取り付けても安定した走りが可能だ

KANZO SPEED
オンロードも速く走れる「カンゾースピード」

オンロードとオフロードを半分ずつ走ることを想定した、オールロードとして位置づけられるのがカンゾースピードだ。グラベルロードとしての使い方はもちろんのこと、シクロクロスやロードバイク的な走りも得意とする。タイヤは最大38mm幅に対応する。エンデュランスロードのフェニックスSLディスクのテクノロジーをフィードバックし剛性と振動吸収性を両立しており、長くまっすぐなオフロードを快適に走ることができる。

DATA

35万円(完成車/税抜)

フレーム:30T/24T HMカーボン ●フォーク:フルカーボン ●コンポーネント:シマノ・GRX600 ●サイズ:XXS、XS、S、M ●カラー:ベルジアンブルー(KAS01As)

標準では34mm幅だが、舗装路メインならロード用タイヤに変更すればさらに軽快に走れる

レーシーなペダリングに応えるためにBBも十分なボリュームをもつ

細身のシートステーによって振動吸収性と路面追従性を確保した

KANZO FAST
エアロなグラベルレースモデル「カンゾーファスト」

エアロロードのノアファストディスクのテクノロジーを受け継ぎ、カーボンフレームでエアロの要素も採り入れたのがカンゾーファスト。そのシルエットが与えるイメージどおり舗装路からグラベルの高速走行をターゲットとしていて、アメリカで行われているダーティカンザをはじめとしたレースで勝つためのバイクだ。ハイボリュームのダウンチューブとシートチューブはエアロ効果を高めるだけでなく、泥除けの役割も果たしている。

DATA

33万円(フレームセット/税抜)

フレーム:30T/24T HMカーボン ●フォーク:フルカーボン ●サイズ:XS、S、M ●カラー:アーミーグリーン×ゴールド(KAF01As)

幅広のフレーム形状は泥除けの役割を果たすが、専用のフェンダーをマウントすることも可能だ

シートポストも専用のエアロカーボンポストを採用する

フォーク先端には乱気流を抑制して空気抵抗を軽減するFウイングを備える

KANZO A
オールラウンドに楽しめるアルミフレームモデル「カンゾーA」

カンゾーシリーズで唯一アルミフレームを採用したのがカンゾーAだ。ハイドロフォーミングチューブで剛性をコントロールし、直進性に優れたジオメトリーによって、オンロードからオフロード問わず安定した走りが可能だ。週末のグラベルツーリングから日常の通勤通学まで幅広く使える汎用性の高さも魅力。フェンダーやキャリアのマウントも備えており、目的に合わせたカスタマイズもできるバイクだ。

DATA

21万円(完成車/税抜)

フレーム:トリプルバテッド 6061-T6 アルミニウム ●フォーク:カーボン(アルミコラム) ●コンポーネント:シマノ・ティアグラ ●サイズ:XXS、XS、S、M ●カラー:シルバー(KAA02As)、ベルジアンブルー(KAA02Bs)

グラベルタイヤからロードタイヤまで使用できるタイヤクリアランスを確保した

フロントフォークにはキャリアの取り付けが可能でキャンプツーリングも可能だ

エントリーモデルながら制動力とコントロール性能に優れる油圧式ディスクブレーキを採用した

RIDLEYの問い合わせ:ミズタニ自転車
https://ridley-bikes.jp/

インプレッションライダー

小俣雄風太(おまた ゆふた)

スポーツライフスタイルメディア「onyourmark」では編集長を務め、海外ロードレースの実況なども行っている。ロードバイクやシクロクロスでの経験も踏まえてカンゾー4モデルをインプレッションする。
https://mag.onyourmark.jp/

SHARE

PROFILE

Bicycle Club編集部

Bicycle Club編集部

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

No more pages to load