コンタドールとバッソ、2大スターの自転車チームがジロ・デ・イタリア出場へ意欲
Bicycle Club編集部
- 2021年01月14日
アルベルト・コンタドールとイヴァン・バッソという、ロードレース界のビッグスターが運営するEOLO-KOMETA Cycling Team(エオーロ・コメタ)のチーム体制が公式ページで発表された。
エオーロ・コメタ体制発表、スペインからイタリア籍へ
このチームはアルベルト・コンタドールの引退直後、2018年からコンタドール財団と共に立ち上げたスペイン籍のUCIコンチネンタルチーム、ポーラテック・コメタというチーム名で発足し、3シーズンを過ごしてきた。今回イタリアのEOLO(エオーロ)というインターネット関連の企業スポンサーを得たことで、2021年よりイタリア籍のUCI プロチームへ昇格した。
発表されたチームウェアはスペインのブランドGobik製で、EOLOのコーポレートカラーであるブルーとKOMETAのアイデンティティカラーであるグリーンを配したデザインとなっている。また、バイクはコンタドールとバッソがかかわるバイクブランドAURUMのMagmaを使用する。
チーム編成は、イタリア、スペインを中心に5カ国から20名の選手が登録されており、マヌエル・ベッレッティ、ルーカ・ワッケルマン、フランチェスコ・ガヴァッツィなどのベテランライダーを軸に、アレッサンドロ・サンデルのような若手有望ライダーたちが大半を占めているため、UCIワールドツアーチームに比べ若手育成チームの色合いが強い陣営だ。
シーズン初戦は、1月24日スペインバレンシア地方で開催のClàssica Comunitat Valencianaで、次戦がVuelta a la Comunitat Valenciana (2月3日から2月7日開催)と発表されており、その戦力が明らかになるであろう。
エオーロ・コメタがイタリア籍となり、現役時代ジロ・デ・イタリアで優勝したコンタドールとバッソの2大スターの存在は大きな話題となっている。そのため、ワイルドカード枠でのジロ・デ・イタリア出場にも意欲を示すのは自然な流れだろう。
ジロ・デ・イタリア主催者RCS Sportの出場チーム発表は2月。これからの活躍に期待したい、今季注目のUCIプロチームとなりそうだ。
チームWEBサイト
http://eolokometacyclingteam.com/
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- TEXT:加藤修(High Ambition2020jp.) PHOTO:EOLO-KOMETA Cycling Tea
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