CANYON(キャニオン)・エアロードCF SL7ディスク|ニューモデルインプレッション
管洋介
- SPONSORED
注目の最新モデルを徹底インプレッション! 今回は、キャニオン史上最高のエアロロードとして誕生した新型エアロード、CANYON・AEROAD CF SL 7 DISC(キャニオン・エアロードCF SL7ディスク)をベテランライダーの管洋介がテスト!
トップモデルの性能を受け継ぐハイコストパフォーマンスバイク
フレームはもとよりアッセンブルされるパーツにまでこだわり、キャニオン史上最高のエアロロードとして誕生した新型エアロード。専用ハンドルによりケーブルを完全内装化したCFRの弟分としてリリースされるのがCF SLグレードだ。
フレーム形状は風洞実験をはじめとしたプロセスによって空気抵抗を軽減したCFRデザインを継承し、空力面で有利なステム一体型ハンドルをアッセンブル。また軽さと振動吸収性も両立したシートポストについてもCFRと同様の構造のものを用いている。
フレームと同様に空力面に大きく影響するホイールはレイノルズのディープリムモデルを採用。コンポーネントもレースで十分使えるシマノ・105とし、あらゆる面から隙のないパッケージングを実現している。
上位のSLXクラス、CFRクラスは電動コンポーネント専用フレームなのに対し、このSLクラスは機械式、電動式コンポーネント両方対応しているため、将来的にり将来電動コンポへアップグレードするなど、自由なパーツアッセンブルが可能だ。さらにケーブル外装式のステム一体型ハンドル仕様となり、ハンドルのサイズを変えたといった拡張性に優れている。
トップモデルであるCFRの性能を受け継ぎながらも価格は36万9000円と半額以下に抑えられている。プロレーサーを目指すライダーからホビーレーサーまで、あらゆるユーザーが待ち望んだエアロロードバイクといえる。
SP0046VCLSカーボンシートポストを採用。独自の形状は空力と軽さを両立するだけでなく、ポストのしなりを生み出すことで快適性も向上した。
ケーブルこそ外装となるがエアロ性能に優れたステム一体型ハンドルを採用。
南ドイツのGST風洞での実験などから導き出された軽さと空力を両立するフレーム形状をCFRより受け継ぎ採用する。
フロントフォークは前作よりもぜい肉をそぎ落とした細身の形状。優れた空力性能と剛性、さらに軽さも両立する。
キャニオン
エアロードCF SL7ディスク
価格:36万9000円(完成車/税抜)
※消費税、梱包配送料別(消費税はバイクの受け取り時に配達員の方へ現金での支払いとなる)
フォーク:FK0099CF SLディスクカーボン
コンポーネント:シマノ・105
ホイール:レイノルズ・AR58DB
ハンドル:CP10エアロコックピットCF(ハンドルステム一体)
サイズ:3XS ~ 2XL
カラー:ステルス×グレー、レーシングレッド
試乗車重量8.5kg:(編集部実測値XSサイズ/ペダルなし)
ライダーの想像を超える高速域へと誘ってくれるエアロロードバイク
管洋介がインプレッション
直進性が非常に強く、中速域からの段階的な加速でライダーの想像を超えるスピード域に自然とアプローチしてくれるバイク。
クランク位置1時付近のトルクキャッチは穏やかに、理想の注力ラインへスッと運んでくれるペダリングフィールで、高トルクでもしなやかに踏み続けられる。それでいてウイップのコシがしっかりとしているのはBBまわりの剛性の高さによるものだ。簡単にトップスピードへと到達できる加速性能とエアロの巡航性に任せて足を合わせていくだけで、十分なパフォーマンスを体感できるだろう。
フロントまわりは上位グレードのハードなCFRに比べれば「セミハード」といった剛性。ハイトが高くボリュームのあるレイノルズカーボンホイールとの組み合わせは立ちまわりを落ち着いたものにしている。よって上りの性能は惰性の効く緩斜面のほうがパフォーマンスは高く、コースによりホイールをカスタマイズすればまた新たな走りの表情も見えてきそうだ。サーキットコースのエンデューロや長距離のスピードコースに大きなアドバンテージとなる一台だ。
インプレッションライダー
管洋介
競技歴24年のベテランライダーで自身のチーム、アヴェントゥーラサイクリングの代表も務める。最新のカーボンロードからスチールバイクまで、長年の経験を生かした的確なインプレッションが持ち味。身長168cm。
直販ブランドならではのキャニオンの安心のサポート体制
動画を見ながら組み立てれば簡単、さらに日本国内のサービスセンターのカスタマーサポートも受けられる
キャニオンは独自の直販方式のため、買う時のプロセスや、さらに買ってからのユーザー自らが組み立てるシステムだ。ただ、サポートページにてYouTube動画で組み立て方法を紹介しているほか、万が一の不具合やご不明点がある場合には、京都にあるキャニオンジャパンサービスセンターから日本語のカスタマーサポートが提供される。さらに住まい近くのプロショップも紹介してもらえるので、組み立てに不安がある場合でも心配しないでいい。さらにキャニオンのバイクは一度工場で完成車の状態まで組み付けされ、ブレーキや変速が調整されてから、その後ハンドルやホイールを外して、専用の梱包箱に収納されてからドイツ本社からお客様の元へ発送される。このため開梱と組み立てに必要な工具も標準装備されており、説明書や動画をみれば簡単に組み立てることができるようになっている。
キャニオン公式ストア エアロード サポートページ
https://www.canyon.com/ja-jp/aeroad/unboxing-build-aeroad/
買う前にフレームサイズがわかる診断システム
バイクを買うための事前にフィッティングも、オンラインを使ったパーフェクトポジショニングシステム(PPS)を使用することで簡単に診断、わずか5分でサイズをチェックできる。長年にわたる日本を含む全世界からのオンラインサイジングデータをもとにライダーにあったサイズを提供、身長と股下寸法を入力するだけでライダーにフィットするサイズを割り出してくれる。
キャニオン公式ストア パーフェクトポジショニングシステム(PPS)
https://www.canyon.com/ja-jp/buying-tools/positioning-system/
30日間返品保証
キャニオンでは安心して購入するために、注文したバイクを受け取ってからの返品に対応する(ただし、商品到着後30日以内)。そのため万が一、フレームサイズが合わない場合や、実際の商品を見てカラーが気に入らなかったという場合でも、返品に対応してくれる。
キャニオン公式ストア 30日間返品保証
https://www.canyon.com/ja-jp/customer-service/returns.html
問:キャニオンバイシクルズジャパン
www.canyon.com/ja-jp
SHARE