ペダル式パワーメーター「アシオマ」がイタリアから日本上陸、左右で8万円|Assioma
Bicycle Club編集部
- 2021年01月19日
日直商会がイタリアのFavero ELECTRONICS社のペダル式パワーメーター「Assioma(アシオマ)」の取り扱いを開始、1月末から発売を開始する。最大の特徴は左右ぺアで300gという重量、さらに左右にセンサーを搭載可能で、両側にセンサー搭載のDUO(デュオ)でも8万円(税抜)という価格で左右で独立してパワーデータをとることができる。また、クリートはLOOK・ケオタイプのクリートとなる。以下、プレスリリースより紹介する。
303gという軽さ、左右計測のDUOで8万円という驚きの価格
Favero Electronics(ファベロエレクトロニク)社は、30年以上にわたり、スポーツ電子機器のデザインから製造までを手掛けてきたイタリア企業です。同社は現在、110か国に対してスポーツ電子機器を販売していますが、俄然注目を集めているのが、サイクリング用に開発したペダル型パワーメーターの“Assioma(アシオマ)”。
商品構成は“DUO”と“UNO”のシンプルな2種類で、違いは読んで字のごとく、パワーメーターが左右ペダルに組み込まれたDUO、左側のみのUNO(イタリア語で DUO は 2、UNO は 1 を意味します)。
Assiomaの装着に特別な工具は不要で、瞬間的なパワーの角度と速さを割り出すIAV(Instantaneous Angular Velocity)テクノロジーによって、IAVパワーフェイズ・IAVライダーポジション・左右パワーバランスなどを高い精度で測定します。ペダリング中は常に IAV を計測して数値化してくれるので、ペダリングが不安定になりがちな上り坂でのスプリント、また楕円のチェーンリングを使用した際も正確な数値を計測するので、あらゆるシーンにおいて高い精度で計測を行う、パワーメーターとしての基本性能に優れていることが最大の特徴ですが、DUO の左右ペア重量がわずか 303g であることも忘れてはいけません。では価格はどうでしょう。UNO で 51‚000円、DUO で80‚000円(ともに税別)。この価格は市場に出回るパワーメーターのなかでも、突出してリーズナブルです。
新機軸を取り込んだ機器は、得てして高額な製品となるものです。しかしどの世界にも、性能や価格面で従来品をブレイクスルー製品が登場するものです。彗星のごとく現れた Favero Assioma がまさにそうで、精度、耐久性、サービス性、軽量性、そして価格面でこのカテゴリーをリードする製品となりました。その精度はインドアトレーニングでも発揮され、世界中のZwift愛好者からも高い評価を得ています。
Qファクターは54㎜(クランク接合面からペダル中心までの距離)は54㎜と、標準的な53㎜より1㎜ほど大きくなる。
DATA
特徴 | |
無線プロトコル | ANT+ PWR(CT + PO)プロファイル、Bluetooth v4.0 |
転送データ | パワー(watt)、ケイデンス(rpm)、L/Rバランス%(Assioma DUOのみ)、トルク有効性(TE)、ペダル円滑度(PS) |
最大パワー | 2000W |
L/Rバランス | 0~100%(Assioma DUOのみ) |
最小~最大ケイデンス | 30~180rpm |
パワー計測精度 | ±1% |
ケイデンスセンサー | 内蔵 |
内部バッテリー | 充電式リチウムバッテリー、50時間稼働 |
USB充電 | ダブル充電器(左右同時充電可能) |
センサーを含む総ペダル重量 | 151.5g |
センサーを除くペダル重量 | 130.3g |
ペダルアクセル材料 | AISI 630 H900ステンレス鋼 |
ペダルアクセルねじ切り | 9/16″-20 TPI |
ベアリング | No.3密閉式カートリッジベアリング |
Assioma DUO
両ペダルパワーセンサー
販売価格80‚000円(税別)
Assioma UNO
左ペダルのみパワーセンサー
販売価格 51‚000円(税別)
Upgrade Kit
UNO を DUO へアップグレード
販売価格 50‚151円(税別)
付属品(Assioma DUO・UNO)
専用赤色クリート2個(フロート角6度)、8mm六角レンチ1本、ペダルワッシャ4個、充電アダプター、充電用コード、充電用コネクター、取扱説明書、保証書
問:日直商会
www.nichinao.jp
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