
春に帰ってきた名物ロードレース「ミラノ~サンレモ」、3月20日に299㎞で開催

BiCYCLE CLUB 編集部
- 2021年02月19日
3月20日(土)に開催されるミラノ~サンレモのコースが、2月18日に発表された。
ミラノ~サンレモはモニュメントと呼ばれる5大クラシックレースの一つで春先におこなわれるロードレースの開幕を告げるオープニングレースだ。昨年は新型コロナウイルス感染防止のために真夏の8月8日に開催、さらに地元自治体の要請により本来の海岸から内陸を走るコースに変更、本来の291㎞から変更され299㎞という前代未聞の長さという異例ずくしの開催となった。今年は海岸沿いのコースが復活し、昨年と同じ299㎞という距離は長いものの本来のコースに近い形での開催となる。
ミラノ~サンレモといえば昨年はコロナ禍で真夏の8月8日(土)に開催、ワウト・ファンアールト(チーム ユンボ・ヴィスマ)とジュリアン・アラフィリップ(ドゥクーニンク・クイックステップ)が激しい争いを繰り返し、ワウトが優勝したレースだ。
従来の地中海沿いコースが復活へ
トゥルキーノ峠は地滑りによってコースから外され、ジオボ峠を通るが、それ以外は従来のルートとなる。アウレリア通りからアルビソーラへ、ラスト112㎞は従来のコースを走り、3つの上り、カピ、チプレッサ、ポッジョを抜け、クラシックなローマ通りを抜けフィニッシュを迎える。
より長く、獲得標高が増え厳しいコースに
従来のコース
2020年のコース
2021年のコース
2020年は直前に、内陸を通るコースとなった。2021年はトゥルキーノ峠からジオボ峠を通るルートとなるが、本来のコースに近い形での開催となる。
大会公式WEBサイト
milanosanremo.it
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