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自転車用ビンディングペダルの以前の話「トークリップリターンズ」【西山自転車商会】

「自転車はスポーツではなくホビーと言い張る」いじってなんぼのレストア編集者の手記。今回は自転車用にビンディングペダルが登場する前に主流だった、「トークリップ」のお話だ。「トークリップ」とは、いまでも競輪選手が使っているアレのことだ。

今回はフラットペダルのおはなし。

ウィズコロナで近場サイクリングが多かった2020年。ふだん履きの靴で乗ることがほとんどで、フラットペダルを多用した。

フラぺは自由だ。ビンディングのタイプによって、対応するクリートの専用靴を選ばなくてもいい。しかし、そのうちふだん履きでも足を固定したくなって、トークリップの存在を思い出した。ビンディングペダルのキャッチ&リリースの優秀さに、もう使うまいと思っていたトークリップ。

ストラップでペダルと足をくくり付けるアレ。ピストの人などは好んで使っているが、最近のロードではまず使わないアイテムだ。

思えば、スポーツ車を手に入れて人生で最初に買ったサイクルアイテムはハーフクリップだった。やがてトークリップに昇進して、高校2年くらいで自転車から離れた。戻ってきたらもう時代はビンディングペダルになっていたから、採用はかれこれ30年ぶりということになる。

ひさしぶりに使ってみて、最初はクリップの中に足を入れられず、情けないありさま。ペダルの裏側に足を乗せてこいでしまうと、おろしたてのクリップがガリガリと地面と接触して削れる。ああ、トークリップってのは、こういう悲しみがあったなと懐かしい。

やがて、足を入れてストラップを締めて走って、降りる前にゆるめるという一連の動作が舞い戻ってきた。カラダが憶えている記憶というのはすごい。

それにしても、ダブルレバーやトークリップなど、昔のスタイルはハンドルから手を離す動作が多い。手元シフト&ビンディングがあたりまえの現代では考えられないほど不安定だ。

逆に、こういうムリな動作を重ねることで、バランス感覚が鍛えられた気もする。今となっては不便を楽しむしかないというところだが。

トークリップだが、先が細めの靴でないと具合が悪いことを思い出した。厚みのあるアウトドアシューズだとつま先が入らない。いまトークリップ向きのシューズを探している。しかし専用シューズが必要となるとは、ビンディングと同じでは?と堂々めぐりになっているのに気づいた。

急なフラットペダル需要で、持っている自転車に対して足らないというフラぺ不足に陥った。補充したのはやや不人気で、質のわりに安く手に入るサカエのペダルたち。現行品ではMKSのGR-9が好みだが、SP-250はちょっと似てる。反射板を外してもカッコイイ
サカエのストラップを装着。クリップは、キャットアイ製だ。プラスチック製なので、アルミガードにぶつけてもダメージが少ない。これらペダルやクリップなどは80年代の製品。マスプロメーカー車に多く使われたサカエ、私もサカエのパーツで育った世代だ

ハマってサカエぺダル集めをした。昭和な近未来デザインのSP-362は下に重りが付き、つねに上を向く機構。荒サイフリマで入手。トークリップ対応だが、専用品が必要だ。サカエ輪業はクランク、ステム、ピラーなども手掛けていた

西山自転車商会の記事はコチラから。

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ニシヤマ

BiCYCLE CLUB / 編集部員

ニシヤマ

新元号は令和じゃなくて東叡がいいと密かに思っていた非レーサー系オヤジ編集部員。中学2年で茶色いランドナーをオーダーしていた過去をもつ、生粋のヲタクランドナー乗り。

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