筑波山|茨城県・ジャパンバイシクルルート実走調査
Bicycle Club編集部
- 2021年03月26日
不動峠などを合わせれば
ヒルクライムマニアの常連コースになる
関東平野を代表するかのような平坦基調のルートのなかに、美しいラインを描いてそびえ立つ筑波山。平沢官衙遺跡からつつじヶ丘駐車場まで、12kmで500m程度の標高差を上る。最大勾配は10%を超える箇所もあるが、平均勾配は4%程度と走りやすい。筑波山をご神体とする筑波山神社の鳥居脇をダウンヒルで抜ける周回コースの総延長は約25km。日々の足試しにも、ライドにアクセントとして組み込むにも、まさに「ちょうどいい」コースだ。霊峰の清涼な空気が漂う木々の間を抜け、峠からの景観を楽しめる、達成感大の気持ちいいヒルクライムコース。筑波鉄道跡ルートと接続するほか、駐車場も利用可能。タイムアタックもいいけれど、周囲の安全に配慮して走ろう。
いざ、ヒルクライムコースへ。冒頭からそこそこの勾配が登場し圧倒されるが、霊山のオーラを感じながら、爽やかな木立の間を縫い、バイクを走らせよう。標高298mの不動峠到達で一呼吸。祈りむなしく下った後は、当然の上り返し。ややマイルドな登坂で風返し峠へ。最後は100mを一気に上り、つつじヶ丘に到着!
登坂のゴールとなるつつじヶ丘駐車場では、筑波山名物のガマがゴールに待ち構えている
平沢駐車場から田園風景を抜け、ヒルクライムコースに向かう
オススメの立ち寄りポイント
彩食工房ひるくらいむ
筑波山を愛するサイクリストが集う。スペアリブランチは味・ボリューム◎
筑波山ルートマップ
350mほどを一気に上り、緩やかなアップダウンエリアを抜け、最後にもうひと上り。気持ちよく走れる人気ヒルクライムコース。獲得標高は640mほど
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サイクルライフナビゲーター
絹代さん
イベントやレースのMCや執筆、健康/観光/町づくりなど自転車に関わる全般でマルチに活動中。茨城県内の自転車活用推進計画などの検討委員も務め、自転車環境の向上や魅力発掘・発信等の活動にも携わる。
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PROFILE
Bicycle Club編集部
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