楽しみ方が全く違う！一度のライドで千葉を走り切る魅力とは？｜篠さんのチバイチチャレンジ【24時間編】

1泊2日はふだんと同じ感覚で走れる

1日約260～270kmの走行は、①ふだんのライドと同じ感覚で走れる　②いろいろ試せる　③キレイな景色を見られる　④荷物が少ない　⑤グルメも楽しめる。
もちろん24時間のときと同様、最初から最後までL2ペースのほうが圧倒的にラクですが、短い坂を一気に駆け上がったり、ちょっとした遊びを入れても半分の距離なのでなんとかなります（笑）。
温泉に入ってマッサージして夜ちゃんと寝ればある程度身体は回復するので、翌日は絶対値こそ下がりますが、ふつうに走れます。ちょっと過酷なライドを2日間走ったような感覚に近いです。
2日めは「疲労があるうえにどう身体を動かせば最後までもつか？」を試す余裕がありました。

また2日間とも明るい時間帯を走れるから、絶景ポイントにも立ち寄りができ、宿泊先に荷物を郵送しておけば、身軽に走れます。

時間に余裕ができるぶん、お店に入ってご飯を食べられるのもいいですね。ふだんと同じ補給ができるので食べられるものも増えます。今回はチョコレートやスナック菓子もふつうに食べていました。

走ってみて、感じた悪い点は、①明るい時間帯のスタートゴールはどうしても交通量の多い区間を通らなければいけない　②1日めの疲労を負いながら2日めに同じ深夜走行があるのでライトは2灯。そのほかできるだけ止まらずにこまめに補給するためにトップチューブバッグも装着した深夜走行を考えた装備ぐらいの距離を走らないといけない、ということです。

今回は風向きの都合で反時計周りに走りましたが、2日間に分けて走るなら1日めは距離を長め、2日めは距離を短めに設定したほうが精神的にラクだと思いました。

1日めに木更津から浦安まで抜けて江戸川CR利根川CRを走り切る、そうすれば2日めは多少アップダウンがあるものの、交通量の少ない南房総を走るだけですみます。問題はきれいな景色がほとんど2日めに集中するので、観光地に立ち寄る余裕が2日めにあるかどうか？　悩ましい！