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新自転車リーグ初勝利は増田成幸! 三菱地所JCLロードレースツアー2021がライブ配信

新自転車ロードレースリーグ「三菱地所JCLロードレースツアー2021」が3月27日にいよいよ開幕した。そのJCLとして初開催となる「カンセキ真岡芳賀ロードレース大会」が3月27日(土)、栃木県真岡市・芳賀町の公道で開催され、地元栃木県内のチーム宇都宮ブリッツェンの増田成幸選手が勝利した。

レースはコースに公道を使用、さらにコロナ禍ということで無観客によるレース開催となったが、YouTubeによるライブ配信が行われ、レースの先頭がつねに見られるという日本国内では画期的なロードレースの開催となった。

ダイジェスト版はこちらから

 

JCLでは引き続き3月28日(日)にも第2戦となる「カンセキ宇都宮清原クリテリウム」でもライブ配信(12:45~)を予定している。

地元チーム宇都宮ブリッツェンがワン・ツーフィニッシュ、増田成幸が勝利

地域密着を掲げる日本初のプロサイクルロードレースリーグ、ジャパンサイクルリーグが3月27日、栃木県で行われた「カンセキ真岡芳賀ロードレース」で開幕した。152kmで争われたレースは、6人の先頭集団からラスト5km付近で単独アタックを決めた増田成幸(宇都宮ブリッツェン)がそのまま独走で優勝。2位にも西村大輝(宇都宮ブリッツェン)が入り、地元・栃木の宇都宮ブリッツェンがワン・ツーフィニッシュを飾った。

片山右京チェアマンが開会宣言

左から見目匡芳賀町長、チェアマンの片山、メインスポンサーとなる三菱地所株式会社、新事業創造部大野郁夫執行役員によるテープカットが行われた。

真岡市の井頭公園をメイン会場に開催。新型コロナウイルス感染症の影響で無観客開催となり、関係者や来賓、わずかな地元枠の招待客のみで行われたが、チームピットやレース前のステージングなどが作り込まれ、新しいプロリーグとして華やかな会場となった。

開会式では片山右京チェアマンが「自転車界にとって大きく新しい一日。地域密着の大会が日本中に広まる、あの日から始まったんだという歴史の1ページになる一日にしたい」と開会宣言を行った。

真岡市、芳賀町の一般公道を使った7.6㎞コース

コースは大半が芳賀町の田園地帯を走る7.6kmの周回を20周。スタート後は各チームのアタック合戦となり、小さな先行グループができては集団が吸収する、激しい展開になった。決め手を欠いた状態が続いたが、4周目に横塚浩平(チーム右京 相模原)が単独抜け出しに成功。これを追った内田宇海(ヴィクトワール広島)、持留叶汰郎(VC福岡)が合流し、3人の逃げグループとなった。

 

先頭を行く横塚浩平(チーム右京 相模原)、さらに内田宇海(ヴィクトワール広島)と持留叶汰郎(VC福岡)が合流した。チーム右京 相模原はすべてのアタックをチェックする積極的な動きを見せ、こうした動きが最終的に決まった勝ち逃げ6人に2人を乗せた。

メイン集団は逃げを2分30秒差まで容認したが、中盤の10周目を境にタイム差を詰め始める。序盤から集団を牽引したスパークルおおいたレーシングチームに加え、那須ブラーゼン、さらには宇都宮ブリッツェンもメイン集団のペースアップに加わった。優勝した増田が「ゆるい展開にはしたくなかった」と語る通り、スピードを増したメイン集団は13周目が終わるところで躊躇なく逃げの3人を吸収。続く14周目はカウンターアタックの応酬となった。

コースは真岡市と芳賀町にまたがる平坦基調のコースで行われた。

最後に抜け出した6人による勝負

14周目ラスト前の上り基調で単独抜け出したのは小石祐馬(チーム右京 相模原)。15周目に入り、ここに増田と西村(宇都宮ブリッツェン)、トマ・ルバ(キナンサイクリングチーム)、鈴木龍(レバンテフジ静岡)、石原悠希(チーム右京 相模原)が加わり、6人の強力な先頭集団を形成した。メイン集団では先頭に乗れなかったチームのほか、クライマーのルバ1人では不利と見たキナンサイクリングチームも激しく追走のアタックを展開。一時は7人の追走グループが作られたが、思惑がまとまらずメイン集団に吸収。優勝争いは先頭6人に絞られた。

タイムトライアル日本王者、増田が独走

ラスト1周、互いの出方をうかがい牽制気味の先頭集団で、攻撃の口火を切ったのは増田だった。「ちょうど僕の(単独で逃げ切れる)射程距離」と狙いすましたようにアタックを仕掛けると、一気に後続を突き放す。追い付かれてからの展開も考えていたというが、「増田さんが強すぎた」と小石が語るように、ここまでの長い距離で消耗していたライバルには重い一撃だった。「追いつかれても(チームメイトの)西村選手がいる」と全力をぶつけた増田は、そのままゴールまでを独走。

20秒差の2位もゴールに向けて力を溜めた西村が取り、記念すべきJCLの初戦を、国内地域密着プロチームのさきがけである宇都宮ブリッツェンが完勝する形となった。

優勝、個人総合リーダー、スプリント賞リーダー
増田成幸(宇都宮ブリッツェン) コメント

記念すべき開幕戦に、チームとして最高の結果をたぐりよせることができて本当に嬉しいです。最初は逃げが3人できて、ゆるい展開になりつつあったんですけど、そうはしたくなかったんですね。そこはチームの力を借りて、距離を縮めてもらってから激しい展開を作っていこうと。そこで僕と西村選手が抜け出して、思った通りの展開にできました。

 

(最後のアタックは)同じグループに強烈なスプリンターの鈴木龍選手がいて、彼と最後まで行ったら勝ち目がないので、独走で勝たなければいけないと思っていました。さらに厳しい展開をもう一つ二つ作っていきたいなと攻撃を仕掛けたんですけど、一発で決まって、そのまま全力で行くことにしました。

(リーダージャージを守ることは)全く考えていないです。一戦一戦チームで優勝すること、勝利を挙げることに目標を定めているので、また明日は違う選手がエースになるだろうし、チームとして一つでも多く優勝できるようにやっていくだけですね。

新人賞リーダー
本多晴飛コメント

いままでトライアスロン、オリンピックディスタンスをメインに活動しており、今年からJCLを走ることになりました。まわりのU23のライバル選手のこと、ロードレースではわからないことも多いのですが、リーダージャージを着られることはうれしいです。引き続き応援よろしくお願いいたします

リザルト

1 増田成幸 宇都宮ブリッツェン 3:41’43” 0″
2 西村大輝 宇都宮ブリッツェン +0’20”
3 トマ・ルバ キナンサイクリングチーム +0’21”
4 鈴木龍 レバンテフジ静岡 +0’22”
5 石原悠希 チーム右京 相模原 +0’25”
6 小石祐馬 チーム右京 相模原 +0’39”
7 畑中勇介 キナンサイクリングチーム +1’28”
8 小嶋渓円 宇都宮ブリッツェン +1’28”
9 向川尚樹 VC福岡 +1’28”
10 本多晴飛 VC福岡 +1’28” 

JCL各賞リーダージャージ表彰

マイヨプリエ(個人ランキングトップ)
増田成幸(宇都宮ブリッツェン)

マイヨラファール(スプリント賞)
増田成幸(宇都宮ブリッツェン)

マイヨエスポワール(新人賞)
本多晴飛(VC福岡)

地元特別表彰

ベストアシストライダー(下野新聞)
小石悠馬(チーム右京 相模原)

 

ベストアグレッシブライダー(トヨタカローラ栃木)
横塚浩平(チーム右京 相模原)

 

内田宇海(ヴィクトワール広島)

 

3月28日開催 カンセキ宇都宮清原クリテリウム

コース ※本大会は、無観客での開催となりました。ご来場はご遠慮ください

清原工業団地 周辺

栃木県宇都宮市 清原工業団地14(清原中央公園)

1周2.2kmの公道コース。レースはここを23周回、合計50.6kmで行われる。平坦の短い周回コースで、立ち上がりが選手たちを苦しめるコースとなる。

スケジュール

11:30〜  交通規制開始
11:30〜12:00       コミッセールミーティング
12:45〜  ライブ配信スタート
13:05     選手スタート地点集合
13:10     レーススタート
2.2km×23周 (50.6km) Avs.40.5km 3.5分/周
14:25     レースフィニッシュ予定
14:30〜15:00       表彰式
15:30     交通規制解除

ライブ配信はこちらから 3月28日 12:45~
https://www.youtube.com/watch?v=q8MByKVct78

第2戦のスターティングメンバ―

那須ブラ―ゼン

2 谷 順成
3 西尾 憲
4 西尾 勇人
5 柴田 雅之
6 渡邊 翔太郎
10 佐藤 大志

宇都宮ブリッツェン

21 増田 成幸
23小坂 光
24 堀 孝明
25 西村 大輝
26 小野寺 玲
29 貝原 涼太

さいたまディレーブ

41 高木 三千成
42 岸 崇仁
43 阿部 航大
44 小野 康太郎
45 藤田 涼平
47 永塩 幸之介

チーム右京 相模原

51 小石 祐馬
53 武山 晃輔
54 横塚 浩平
55 宇賀 隆貴
56 小山 智也
57 石原 悠希

レバンテフジ静岡

72 鈴木 龍
73 野宮 一朗
74 西村 基
77 海野 晋作
78 高梨 万里王

キナンサイクリングチーム

82 畑中 勇介
83 山本 元喜
84 新城 雄大
85 山本 大喜
86 花田 聖誠
90 トマ・ルバ

ヴィクトワール広島

101 桂 慶浩
102 阿曽 圭佑
105 渡邊 諒馬
106 平林 楓輝
108 内田 宇海
109 吉岡 拓也

VC福岡

121 向川 尚樹
122 中川 智
124 武井 裕
125 持留 叶汰郎
126 本多 晴飛
127 東 優仁

スパークルおおいたレーシングチーム

131 黒枝 士揮
132 黒枝 咲哉
133 孫崎 大樹
134 沢田 桂太郎
135 小野 寛斗
136 宮崎 泰史

東京・丸の内ではパブリックビューイングも開催

東京丸の内にある三菱ビルではパブリックビューイングも開催する。3月27日、28日の2日間に限り、JCL公式YouTubeを登録すると、各日先着50名様にポスタープレゼント行う。

日時: 2021年3月20日(土)〜3月28日(日) 11:00〜19:00
※入場無料
場所: 三菱ビル内1階「Have a Nice TOKYO!」
東京都千代田区丸の内2-5-2
内容: 【実物展示】チームロードバイク・ユニフォーム 等
【パネル展示】JCL/チーム/ロードレース紹介 等
【LIVE配信】三菱地所JCLロードレースツアー2021 第1戦・第2戦 ※3月27日(土)28日(日)に限る

 

JCLロードレースツアー2021公式ホームページ
https://www.jcleague.jp/

JCLロードレースツアー2021公式YouTubeチャンネル
https://youtu.be/tQKtKWoVfBI

 

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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