箱根の新ルート開通「 はこね金太郎ライン 」、箱根・仙石原と足柄峠を結ぶ
Bicycle Club編集部
- 2021年04月28日
4月28日に南足柄市と箱根町を連絡する道路「 はこね金太郎ライン 」、県道731号が開通した。南足柄市矢倉沢から箱根町仙石原までの約10.9㎞を結ぶ道路で、足柄峠の途中から箱根へ抜けられることになる。このルートは元々林道として存在していたが、今回、県道として整備されたため、乗用車やロードバイクでも安全に走れるようになった。
実走調査 足柄側頂上まで8kmほど走ってみた
足柄側は矢倉沢。県道78号から分岐する。
今回、編集部ハマダがロードバイクで足柄側から走ってみた。入口からの勾配は5~7%で、いわゆる激坂はほぼなし。一定のペースで上りやすい。開通したてとあって路面の状態も良好だ。箱根側は距離が半分ほどなので、少し勾配が増す。
二車線道路としては幅員はやや狭い箇所もあり、クルマ同士がすれ違う際、脇のサイクリストと近づき過ぎてしまうこともあるかもしれないので注意したいところだ。
上りの途中でも山あいの風景は見られるが、絶景ポイントとしてはやはり頂上トンネル手前のパーキングエリアがオススメ。
金時見晴パーキングで見かけたサイクリスト「勾配が一定でFTP走りにもよさそうですね」とのこと
4月28日現在は開通したばかりとあって、ドライバー、オートバイライダー、そしてサイクリストが多く見かけられた。足柄と箱根を結び、互いの街の観光もしやすくしてくれる県道731号、通称「はこね金太郎ライン」。今後は定番コースとして定着しそうなルートだ。
箱根側は仙石原で国道138号に合流する。
道幅は狭いので乗車定員11名以上の乗用自動車、最大積載量3トン以上の貨物自動車の大型車両が通行できないため、自転車には快適な道になる。
ルートの様子はこちら Twitter
駆け足ですが、車窓から風景をお届けします by中の人#はこね金太郎ライン pic.twitter.com/BUtyrcfYAn
— バイシクルクラブ (@bicycleclubfunq) April 28, 2021
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Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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