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カトちゃん×マルコ・ファヴァロの自転車放談! 自転車のトレンドはどう変わった?|後編

イタリア人、マルコ・ファヴァロさんと名古屋の老舗のデッドストック天国、ヴィンテージ専門店のカトーサイクルプラスの加藤康弘店長、異色の2人が対談! 国や文化は違えど、自転車好きのマルコさんと加藤さん。趣味自転車のトレンドの移り変わりや、自転車マニアがイタリアと日本でどう違うのか? 自転車という趣味の深い‟沼”に底はなし……。二人の放談はまだまだ続く! 

趣味自転車のトレンドの移り変わり

マルコ・ファヴァロ(以下、マルコ):情報がない時代、いろいろ工夫して楽しんだと思います。やっぱり自転車のいいところは、カスタマイズできること。いろいろ生産国があって規格があって、そこを楽しむのが自転車。

加藤康弘店長(以下、カト):それにいろいろ種類もあるからね。BMXとかMTBとか自転車自体も変わっちゃうから。ツーリング車もやっていて、つまりウチはぜんぶやったから、そういうのが残っちゃって今にいたるわけです。

マルコ:70年代くらいからスポーツ自転車市場も大きく変わってきましたよね。

カト:70年代になると、自転車がカスタマイズできるようになった。問屋も力を入れてきて、やるぞといことでフレームがいっぱいあって。ショップ向けのマークなしのフレームとか、メーカーもオーダーカラーをやったり、サイズもたくさんあって。種類が多かったですね、あのころは。

マルコ:でもマウンテンの時代になっちゃった。

カト:ロードパーツが余っちゃって。問屋も売れ残ったやつを「ちょっと安く引き取って」ということもあったし。メーカーも輸出用が残っていてという箱が届いて開けてみたら、全部後ろハブばっかりだったとかね(笑)。

マルコ:そういうガラクタがお宝になったということですね。ヴィンテージでのトレンドみたいのはありますか? 今は世界的にヴィンテージブームですけれど。

カト:ちょっと前はロード、ランドナーも人気がありましたけど。そういう人たちは今はもうスペアまで持っている状態だから。3年ぐらい前は、オールドBMXがけっこうはやって。その前の流行後に残っていたパーツがほぼ売れましたね。

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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