雪壁残るゾンコランでチームメイトのトラトニク2位、新城幸也は86位|TEAM ユキヤ通信
Bicycle Club編集部
- 2021年05月23日
第104回ジロ・デ・イタリアに出場中の新城幸也。第14ステージの舞台はモンテ・ゾンコラン。ジロでは度々決戦の地としてコースに入る名物的な峠の一つで、標高1750mをいっきに駆け上がるというべき、平均勾配11%、最大27%の激坂を越える山岳ステージ。今年は200km越えのステージが設定された。
心配されたほどの山頂での天気の崩れはなかったものの、時より小雨で霧が立ち込め、気温は3度という厳しい状況のフィニッシュ地点となった。
新城の所属するチームバーレーン・ヴィクトリアスは逃げに乗ったヤン・トラトニック(スロベニア)にレースを託すことになる。ヤンはチームの期待に応える走りで、区間2位でフィニッシュ。さらにダミアーノ・カルーゾ(イタリア)も総合3位をキープし、新城はトップから31分45秒差の86位でレースを終えている。
新城幸也コメント
『ヤンのステージ優勝にもう一歩だった。序盤のアタック合戦で抜け出した11人が強力で、アスタナはステージ優勝を狙っていたんだろうけど、逆にタイムを失ってしまったよね。
ダミアーノは相変わらず、強くて頼もしい限り。ヤンが逃げに加わったことで、自分1人でダミアーノの位置取りをしなくてはならなくて、ゾンコランの登り口までは行きたかったのだが、2級の頂上は越えれたのだが、下りの中切れにあいってしまい、ゴールまで40kmを残して、集団から遅れてしまった。
最低限事は出来たのだが、もう一仕事したかった。それは明日にセーブしろという事だと思って、今日のステージは走りきった。
明日も簡単に見えて、簡単ではないステージ。登ってみないとわからないが、勾配もきついし、集団になるとサバイバルな展開になると思う。また、逃げになる可能性もゼロではないよね』
☆レース公式ページ↓
レースのアプリもダウンロードできます。
放送予定(ライブ配信)
・Jスポーツ サイクル
ジロ・デ・イタリア | サイクルロードレース | J SPORTS【公式】
・GCN+
GCN+ Live racing, Highlights & Analysis + Documentaries, Shows & Adventure Films (globalcyclingnetwork.com)
SHARE
PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。