ビアンキビーチハウス号で行く千葉・銚子ライド! ワイズロードとB.B.BASEがコラボ
Bicycle Club編集部
- 2021年06月08日
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5月16日にイタリアの自転車ブランド「ビアンキ」の名前を冠した専用列車「Bianchi Beach House(ビアンキビーチハウス)号」が運行され、東京・両国から千葉・銚子までを走った。
ワイズロードとJR 東日本千葉支社、そしてビアンキの代理店であるサイクルヨーロッパがコラボレーションしたイベント専用列車で、参加者はビアンキオーナーというのが条件。イベント参加者は銚子までの「B.B.BASE」による列車の旅、さらに銚子についてからはライドを楽しんだ。
列車のなかでストレッチ教室
両国駅を8時12分に出発したビアンキビーチハウス号、通常は途中で停車しながら運行している「B.B.BASE」だが、今回は貸し切りなので停車駅はなく銚子駅へ向かう。
自転車ブランド「ビアンキ」が運営するだけに、ツアーの中身もスペシャルな内容だ。ゲストとしてプロトライアスロンコーチの青山剛さんが参加し、列車の中でストレッチをおこなうという通常では味わえない体験が味わえた。
列車名にもなっているビアンキビーチハウスは、例年夏に逗子海岸に出店しているビアンキが運営する海の家だ。今回、そのビーチハウスで提供されるチェレステカラーのオリジナルドリンクが用意され、海へ向かう旅のムードを盛り上げてくれた。
銚子駅ではガイドライダーがお出迎え
両国から出発した列車は10時36分に銚子駅に到着。銚子駅ではサポートライダーの出迎えを受け、簡単にレクチャーを受けたあとで、ショート、ミドル、フリーそれぞれのグループに分かれてスタートしてゆく。
ショートとミドルのコースは銚子駅を出てから、銚子港を経由して犬吠埼灯台へ向かう。銚子港のまわりには噂どおり魚が落ちていたり、うろこだらけの路肩を走ったりと、銚子のならではの体験をしながら自転車を進めてゆく。
各々のグループがそれぞれのペースで犬吠埼灯台に着くと、早めのお昼ご飯を楽しんだ。犬吠埼灯台のまわりには食堂も充実、さらに気持ちのいい広場があり、ここでくつろいだり、さらに灯台をバックに記念撮影をパチリ!。
ミドルコースは犬岩を通って、飯岡灯台へ
犬吠埼灯台からは各コースごとに分かれてライドを楽しむ。もっとも長い距離を走るミドルコースは犬吠埼、銚子マリーナ、飯岡灯台を目指す。ここまでは青山コーチもいっしょに走り、ライドのアドバイスを受けられる。さらに生まれも育ちも地元銚子というガイドライダーが、地元ならではの話を教えてくれる。「銚子は魚とキャベツの町で、それぞれ物々交換しているんですよ」なんて、半分冗談のような話を聞かせてくれる。海沿いの道は向かい風も強く、思いのほかのアップダウンがあり、なかなか手ごわいコースだ。
飯岡灯台では九十九里まで見渡せる絶景
ミドルコースの参加者の目的地、飯岡灯台には展望台があり、ここからの眺めもなかなかだ。九十九里浜まで見渡せるビューポイントなので、疲れていてもぜひ展望台へ上ることをお勧めする。飯岡灯台からは内陸を通って、一路銚子駅を目指す。
銚子駅ではお土産を買ったりしながら、帰りの列車の旅に備える。今回トラブルはなかったが、サポートカーも用意されていたので、ビギナーでも安心して楽しめるツアーになっていた。
銚子駅ではこの日、ガイドライダーとして楽しませてくれたライダーに見送られながら、15時30分に銚子駅を出発。そして、ドリンクのサービスやお土産をいただきながら、のんびりと帰路を楽しむことができ、18時09分には両国駅へ到着した。
コロナ禍でなかなか多人数でのイベントが開催できないなか、B.B.BASEは本来定員が99人のところ約 40~60人に減らして運行している。ソーシャルディスタンスを守りながら、仲間同士、現地で出会った新たな仲間と知り合えるのは楽しい。
ワイズロードでは今後、10月には2回目となるビアンキ号、さらに7月10日にはコーダーブルームなどいろいろなブランドでの列車イベントを予定している。こうした機会を利用して、少人数限定のライドイベントを楽しむのはいかがだろか?
5月16日(日)開催 「Bianchi Beach House 号」概要
運行時刻
往路:両国(8:12 発)―――銚子(10:36 着)
復路:銚子(15:30 発) ――両国(18:09 着)
記念品
参加者全員に B.B.BASE 限定オリジナル T シャツと新商品2WAYトートがプレゼントされた。
イベントに関する問い合わせ ワイ・インターナショナル
https://ysroad.co.jp/
ビアンキに関する問い合わせ サイクルヨーロッパジャパン
https://www.cycleurope.co.jp
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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