首位ブラントが独走勝利でリード拡大、與那嶺恵理は73位|チューリンゲン女子第5ST
Bicycle Club編集部
- 2021年05月30日
女子ロードレースのUCIプロシリーズ、「ロット・チューリンゲン・レディースツアー」は5月29日、第5ステージが行われ、総合首位につけるルシンダ・ブラント(トレック・セガフレード ウィメン、オランダ)が区間優勝した。日本チャンピオンの與那嶺恵理(よなみねえり、チーム ティブコ・シリコンバレーバンク)は区間73位でフィニッシュし、最終日の第6ステージに駒を進めた。
この日は約100kmの大周回と約40kmのショートカット周回を組み合わせた143kmで行われた。レースは前半から逃げた2人が最後の山岳ポイントを前に吸収。ラスト3kmでアタックを決めたブラントが単独で逃げ切り、区間勝利とともに総合でのリードを広げる事に成功した。
以下では與那嶺自身のレポートをお伝えする。
エースが落車リタイア 最終日は良い感触で終えたい
5日目。最長のステージ。コースは上りもきつく。逃げに乗りたかったけど。乗れず。
多くの観客がいる古都ワイマール。とても良いコース。厳しいけど走れたら最高だろうな。
今日はクリスティンがクラッシュ。DNF。
私はまだまだの感じ。身体に力が入らない。動くと身体に力が入らない感触が、じわじわとあふれちゃいます。
残り40kmぐらいでのクラッシュで、戻そうとチーム全員で一度戻って、しかしクリスティンは救急車。そこからチームカーをぬって集団復帰をするのですがもうどうにも、タイミングも悪く上りで追いつく感じで。足と体がいっぱい。
武井(享介)コーチからは「今はこんなもんでしょ、悪くないよ全然」と言われますが、なんだか腹が立ちます。ゴール後も何だか悲しいけどこんなもんですかね、今は。
さて明日は6日目、最終日。良い感触で終えたいです。
全てを力に変えて
よなみね えり
ロット・チューリンゲン・レディースツアー 第5ステージ 結果
ステージ結果
1 ルシンダ・ブラント(トレック・セガフレード ウィメン、オランダ)3:55’08”
2 ロレーナ・ウィーベス(チームDSM、オランダ)+0’06”
3 エマセシル・ノースガード(モビスター チーム、デンマーク)ST
4 アレクシス・ライアン(キャニオン・スラム レーシング、アメリカ)ST
5 アンナ・ヘンダーソン(チーム ユンボ・ヴィスマ ウィメン、イギリス)ST
6 リサ・ブレナウアー(セラティズィット・WNT プロサイクリング、ドイツ)ST
73 與那嶺恵理(チーム ティブコ・シリコンバレーバンク、日本)+6’16”
個人総合成績
1 ルシンダ・ブラント(トレック・セガフレード ウィメン、オランダ) 15:25’05”
62 與那嶺恵理(チーム ティブコ・シリコンバレーバンク、日本)+24’44”
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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