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もうひとつのツール・ド・フランス、モートンが単独で5510㎞を走る|ALT TOUR

ツール・ド・フランスが6月26日~7月18日の期間行われるが、同じ時期にプロ選手、EFエデュケーション・NIPPOのラクラン・モートン選手が。『ALT TOUR(もう一つのツール)』と題して、全長5510km、獲得標高差は65,000mとツール・ド・フランスよりも過酷なコースを単独で走る。

この『ALT TOUR』への挑戦する目的は寄付を集め、ワールドバイシクルリリーフ(WBR)をサポートすること。ラファとEFエデュケーション・NIPPOが合計1,000台の自転車を通学に何時間もかけている恵まれない学生たちに合計1000台の自転車を寄贈することを目指している。以下、プレスリリースより

「ALT TOUR(もう一つのツール)」

ラクラン・モートンの進捗は rapha.cc/thealttour にて更新される

世界で最も過酷なスポーツイベントと呼ばれるレースの第108回大会が今年もフランスで開催されます。アルプスやピレネーの厳しい峠道を駆け上がり、ある者は勝利に酔いしれ、またある者は敗北に打ちひしがれる3週間。サイクリングの中で最も価値ある栄光のマイヨジョーヌ獲得を夢見て、184名の選手たちが世界中から集結します。

2020年に刺激的なラファ+ パレスのアヒルジャージでグランツールに新風を吹き込み、新しい観戦者を呼び込んだ、UCIワールドチームのEFエデュケーション・NIPPOは、今年、フランスに一人の勇者を送り込みます。彼の名はラクラン・モートン。彼はプロトンの中に身を潜めて合計21ステージを走るわけではありません。『ALT TOUR(もう一つのツール)』と題し、ワールドバイシクルリリーフへの寄付を呼びかけながら、単独で挑戦を行います。

PHOTO:Oliver Grenaa

1903年の第1回大会から着想を得たこのチャレンジの中で、ラクランは誰からもサポートを受けることなく、自力で、21ステージに加えてステージ間の移動も自走でこなし、ブルターニュから終着地パリを目指すのです。23日間、休息日を設けることなく走り続ける全長5,510kmの挑戦。その獲得標高差は65,000mに達します。ラクランはプロトンよりも2,400km長く、15,000m以上の登りを余計にこなすことになります。彼の想定所要時間は238時間です。

これは彼一人の挑戦ではありません。ラクランは明確な目的を胸にフランス一周に挑みます。ラクランが刻む距離に意味を込めるため、ラファとEFエデュケーション・NIPPOはそれぞれ500台、合計1,000台の自転車をワールドバイシクルリリーフ(WBR)に寄贈します。WBRは特別にデザインした自転車を世界各地で組み上げ、恵まれない学生に提供していきます。

ラクランの挑戦に刺激を受けた方や、彼をサポートしたい方は、WBRへの寄付をお願いします。あなたの寄付金は、通学手段として自転車を必要としている若者たちへのサポートに充てられます。自転車を使用することで通学時間が短縮され、生徒が学習する時間が増え、生徒の欠席率が最大28%減少します*。

EFエデュケーション・NIPPOの選手であるラクラン・モートンが、誰からもサポートを受けることなく、ステージ間の移動も自走でこなし、パリまでの合計21ステージを走り切る挑戦を行います。

フランスを旅することを世界に配信したい(ラクラン・モート)

PHOTO:Oliver Grenaa

「サイクリングの原点とも言える文字どおりのフランス一周を通して、新しい出会いや今までにない経験をするのが楽しみだ。この挑戦は、これまで自分が追い求めてきた『探訪』と『競争』という2つの要素が色んな意味で組み合わさっている。まるでこれまでのキャリアが今回の挑戦に向けての準備だったかのよう。経験したことがないほど身体的に追い込まれるはず。同時に、自力でルートを選び出して、ミスを犯すことなく走り切るのは本当に難しいことだと予想している。今回のライドを通してツール・ド・フランスの歴史を祝福したいと思う。フランスを自転車で旅することがどういったものなのかを、世界に発信したい。さらに、毎日の移動手段として自転車を必要としている世界中の人々をサポートすることにも繋がる。それが何より重要なことなんだ。」(モートン)

通常のステージ間(フィニッシュ地点からスタート地点まで)の移動距離が、ラクランの総走行距離の約1/3を占めることになります。ラクランはステージ距離に加えて毎日平均して100km以上の移動をこなさなければなりません。もちろん最終個人TTの会場から終着地パリまでの700km移動も含みます。

随行車両からサポートを受けるチームメイトたちとは違い、ラクランは全くの一人きりで走り続けます。風から身を守ってくれるチームメイトもいなければ、メカニックもおらず、休息日もありません。アルプスやピレネーの山々に挑み、広大なフランスの国土を駆ける『ALT TOUR』は、ラクランにとって過去最大の挑戦になります。

PHOTO:Oliver Grenaa

ラクラン・モートン

ワールドツアーに復帰後も、ラクランは彼にしか走ることができない独自のレースを戦ってきました。EFエデュケーション・NIPPOとラファのサポートにより、ラクランはワールドツアーのロードレースとオルタナティブカレンダーのイベントを両立。イギリス本土を縦断する超長距離レースや、100マイルにわたるマウンテンバイクレース、南スペインの荒野を横断するバイクパッキングライドを行ってきました。

ラファからのコメント

「ラファとEFエデュケーション・NIPPOは2019年にオルタナティブカレンダーを発表し、世界中のバイクレースに光を当ててきました。ラファゴーンレーシングの映像シリーズは、世界を代表するロードレースに密着し、個性あふれる選手たちや、これまで表に出ることのなかったレースの裏側のストーリーを伝えてきました。過去2年間で私たちが随行したレースは、ソロで挑む超長距離レースから大人気のグラベルレース、ヨークシャーのシクロクロス、南アフリカのマウンテンバイクレースまで多岐に渡ります。その中でこれまで何十カ国という国を走ってきたラクラン・モートンが、自身最大のチャレンジに挑みます。プロトンよりに先にパリ到着を目指すラクランを応援する気持ちを込めて、私たちはより多くの人々が自転車に乗ることを後押しする『ワールドバイシクルリリーフ』への寄付を呼びかけていきます」。

フィリップ・ハルト(EFエデュケーション・ファースト代表)コメント

「私が初めてツールを知ったのは14歳の時でした。『そんなこと人間には不可能だ』と思ったことを覚えています。ラクランの挑戦について、非現実的だと人は言うかもしれません。それでも挑戦する彼の姿に畏怖の念を抱いています。ツールのプロトンより先にパリに到着できても到着できなくても、私たちEFは、サイクリングと不可能に挑む強い気持ちが世界中の問題解決に繋がると信じています。結果がどうであれ、『ワールドバイシクルリリーフ』と共に歩むことは、自転車の力を示し、人々を勇気づけることを意味しています。そして、偉大な挑戦に加われることを誇りに思います」

アリソン・デュフォシー(ワールドバイシクルリリーフUK CEO)コメント

「まず始めに、ラファとEFエデュケーション・ファーストからの寛大な寄付に感謝するとともに、壮大なライドに挑むラクランを心から応援したいと思います。寄付金によって、私たちは1000台のバッファローバイシクルを、学校までの移動手段を必要としている世界各地のコミュニティに寄贈することができます。今回の挑戦は私たちのミッションと自転車の力の周知につながるでしょう。ラクランの成功を願っています」

ワールドバイシクルリリーフについて

『パワーオブバイシクル(自転車の力)』を通して、ワールドバイシクルリリーフ世界中の人々の自転車利用を促しています。私たちは、人々が距離に挑み、自立を果たし、繁栄するのを支援することに取り組んでいます。発展途上国では、毎日何百万人という人々が生き延びるために歩くことを強いられています。自分たちの足で、毎日の生活というレースを戦っているのです。
そこで彼らの障壁になるのが『距離』です。学校への距離、医療への距離、食糧を得るための距離など。ワールドバイシクルリリーフは特別にデザインした自転車を世界各地で組み上げ、恵まれない人々に提供しています。効率的かつ革新的な自転車が、学生や医療従事者など、移動を必要としている人々をサポート。人生を変える乗り物を提供することで、地域の発展を目指しています。

ワールドバイシクルリリーフへの寄付はこちらの専用ウェブサイトはこちらから
https://give.worldbicyclerelief.org/campaign/ef-rapha-for-wbr/c329966

ラクラン・モートンがどこを走っているかのトラッキングができるランディングページ
http://rapha.cc/jp/ja/thealttou

 

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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