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雨のサバイバルレースを沢田時が制す|クップ・ドュ・ジャポンMTB 富士見パノラマ大会

7月3日~5日の3日間、マウンテンバイクのJCF(日本自転車競技連盟)公認大会、クップ・ドュ・ジャポンMTBが富士見パノラマリゾート(長野県諏訪郡富士見町)で開催された。最終日は前日のダウンヒル決勝から一転。雨の中のレースとなったが、各チーム、選手は、それぞれ土曜日に入念なコースチェックを行い、万全の対策で望んだ。

「雨のレースが得意」だと話す沢田時が男子エリートで優勝

オリンピックの準備に入った山本幸平を除く64名が出走。5周回で行なわれたレースは、直前に強い雨に見舞われたものの一瞬止んだタイミングでスタート。
沢田時が力強いダッシュを見せ、平林安里、竹内遼らが続く形でゲレンデを駆け上っていく。
最初にゲレンデを下ってきたのは竹内だったが、バックストレートに入る手前で沢田がかわすと、そのまま加速していく。ペースの落ちた竹内を平林が抜いて1位を追撃するものの「雨のレースは得意なので、序盤のペースづくりが重要と思っていた」という沢田は、2周目にその日のベストラップを記録して平林の追撃を封じ、安定したラップを刻んでフィニッシュ。1分遅れて平林。終盤ペースを取り戻した竹内が3位でゴール。

「安里や遼が競ってきたら、一度前に出して様子を見ようと思っていた」という沢田が、圧巻のスタートダッシュを決める
ゴール手前でボトルの水をナンバープレートにかけ、No.1をアピールしながらフィニッシュ
いくつかのミスで沢田を逃してしまった平林だが、全体のベストラップ16分20秒92を記録
中盤に失速するも、5周目の大プッシュが功を奏して表彰台の一角を得た竹内

女子エリートは最終ラップに唯一19分台をマークした川口うららが優勝

土曜の深夜から降りだした雨が一時的に止んだ朝10時52分に女子の4カテゴリー(エリート3L、ジュニア2L、ユース2L、マスターズ2L)が一斉スタート。
エリートの山田夕貴が抜群のスタートを決め、川口うらら、矢吹優夏が並んでついていく。
スキルパーク手前で先頭に立った川口は、下りのシングルトラックで後続に差をつけるとそのまま独走態勢にもちこみ、最終ラップには唯1人19分台をマーク。矢吹に3分51秒差をつけて優勝。3位には山田が入る。

コースの半分以上が霧で覆われる中、エリートの山田がパワフルなペダリングで好スタート
「(大学の)自転車部の練習にも参加して、練習のリズムが戻ってきました」という川口。下りのバイクコントロールでも他を圧倒
2分前にスタートしたマスターズ男子を抜きながらの追走が、予想以上に矢吹のペースを狂わせた
長身を活かしたペダリングで、スピードなら上位2人にもひけをとらない山田

マスターズ、ジュニア

マスターズの齋藤朋寛(40代クラス)は、スタートから他を引き離す速さを見せて独走優勝
昨年のユース全日本チャンピオン柚木伸元(405)が好スタート。楠皓雅の猛追をうけるも27秒49差で逃げ切る

クロスカントリ・オリンピック競技 リザルト

エリート男子

1.沢田 時 TEAM BRIDGESTONE Cycling 1:24:47.71
2.平林 安里 SCOTT TERRA SYSTEM 1:25:49.50 +1:01.79
3.竹内 遼 FUKAYA RACING 1:29:28.93 +4:41.22

エリート女子

1. 川口 うらら* 日本体育大学  58:22.06 – 13.6
2. 矢吹 優夏* B・B・Q 1:02:13.49 +3:51.43 12.7
3. 山田 夕貴* 北海道 JPN 松本大学 1:08:12.67 +9:50.61
*=アンダー23

マスターズ男子

1. 斎藤 朋寛* RIDELIFE GIANT 1:11:00.60
2. 岡本 紘幸 EXLUBproject 1:14:39.44 +3:38.84
3.多賀 良成* ダートピストンズ 1:16:21.69 +5:21.09
*=マスターズ40

マスターズ女子

1. 青木 寿美恵 AX MTB team W 48:28.15 – 10.9
2. 小林 真清 Team Soleil悠 49:56.04 +1:27.89 10.6
3. 綾野 桂子 cycleclub3UP. 51:16.59 +2:48.44 1

ジュニア男子

1. 柚木 伸元 ProRide 55:00.99
2. 楠 皓雅 都城工業自転車競技部 55:28.48 +27.49
3. 野澤 瑠 TEAM BG8 1:00:10.66 +5:09.67

ジュニア女子

1. NAKAJIMA 中島 瞳 弱虫ペダルサイクリングチーム 44:11.73 – 11.9
2. 太田 まどか Team 轍屋 47:22.70 +3:10.97

ユース男子

1. 高橋 翔 cycleclub3UP. 51:38.54 – 15.3
2. 古江 昴太 TEAM BG8 52:25.74 +47.20 15.1
3. 澤井 千洋 SNEL MOUNTAINBIKE TEAM 55:01.60 +3:23.06

ユース女子

1. 長島 梨邑 LEMON`S FAMILY 53:58.65 – 9.8
2. 丸山 愛季 白馬マウンテンバイククラブ 54:56.60 +57.95 9.6
3. 原 つばさ 白馬マウンテンバイククラブ 58:53.85 +4:55.20

アドバンス男子

1. 小林 勇輝 prologue 53:31.84 – 14.8
2. 佐川 祐太 SNEL MOUNTAINBIKE TEAM 56:41.88 +3:10.04 14.0
3. 秋山 悟郎 AX MTB team 57:40.05 +4:08.21

チャレンジ男子

1. 舟山 祥弘 AKIRUNO CYCLING ACADEMY PROJECT 36:56.56 – 14.3
2. 小久保 登志貴 TEAM AGRI with AST FOREST 37:22.58 +26.02 14.1
3. 三上 玄 Y`s Road 39:54.73 +2:58.17

チャレンジ女子

1. 片岡 幸 Team 轍屋 22:40.88 – 11.6
2. 小田 恵利花 からあげ処長寿 24:11.76 +1:30.88 10.9
3. 佐復 亜都奈 tours.net 28:38.52 +5:57.64

テクニカルデータ

コース長 4.4km
最高地点1139m 最低地点1036m 標高差103m

Coupe du Japon 富士見パノラマ大会

主 催:ジャパンシリーズ富士見パノラマ実行委員会
特別協賛:フジドリームエアラインズ
後 援:富士見町/富士見観光協会/富士見町商工会/一般社団法人 富士見パノラマリゾート/MTBリーグ
協 賛:SHIMANO/OGK KABUTO
開催日:2021年7月4日
開催地:長野県諏訪郡富士見町 富士見パノラマリゾート
カテゴリー:MTB XCO
主催者WEBサイト:https://mtb-l.jp/cj/

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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