ロードレースシーンを支えるシマノブルー｜SHIMANO

Bicycle Club編集部

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レース中、すべての選手に対して中立にサポートをするニュートラルサポート。シマノ創業からちょうど100年めを迎える記念すべき2021年。ツールを含むASO主催のロードレースにおいて、ニュートラルサポートがニュートラルサポートがシマノに切り替わった。

ASO主催レースのニュートラルサポートを行う「SHIMANO（シマノ）」

ルーフキャリアには6台のバイクが搭載される。4サイズの組み合わせは、出場選手の身長に合わせてチョイスされている

プロトンに「シマノブルー」が加わった。前年度よりも少しだけ濃度を落とした青いシュコダのステーションワゴンとヤマハのモーターバイクが、ツール・ド・フランスのプロトンとともにフランスを文字どおり駆けまわっている。
毎日、それぞれホイール15本とバイク6台を載せたニュートラルサポートカーが状況に合わせて3台走り、特別なキャリアにホイール6本を搭載したニュートラルサポートモト1台が選手たちのトラブルに目を光らせている。

多種多様な各チームの機材に対応

サポートスタッフはつねに各チームの使用機材をチェックし、即座に対応できるように準備

合計23チームが使用する多種多様な機材を中立的にサポートする体制はとにかく複雑。出場選手の身長を考慮してサポートバイクは4サイズが用意され、サドルの高さは素早く調整することができる。
ホイールはリムブレーキとディスクブレーキだけでなく、各社の11速と12速、160mmと140mmのフロントブレーキローターに対応している。ペダルもシマノ、ルック、スピードプレイの3種類を用意。毎日チームの使用機材を入念にチェックして、リストを作成している。
チームカーが駆けつけることができない状況下でのトラブル発生時にいち早く現場に急行し、素早く選手のレース復帰をサポートするためだ。

レースシーンになくてはならない存在のニュートラルサポート。今年から「シマノブルー」がレースを陰で支えている。