部屋着からライドまで使える高機能和風ウエア「リンプロジェクト・ザ 甚平」|RIN PROJECT
ハマダ
- 2021年07月29日
編集部が気になるパーツやアクセサリーをインプレッション! 今回は和装ながら帯を必要としない手軽さと動きやすさで愛用者も多い甚平に自転車用ウエアとしての機能を追加した「リンプロジェクト・ザ 甚平」を編集部のハマダがテスト!
高機能素材でライディングも快適にこなせる!
夏涼を求める日本の伝統的ウエアといえば甚平。和装ながら帯を必要としない手軽さと動きやすさで愛用者も多い。そこに自転車用ウエアとしての機能を追加したのがリンプロジェクトのザ甚平。
じつはこのアイテム、以前より温めていた企画であり、4月1日のエイプリルフールに反応を確かめたもの。某宇宙戦争映画のオマージュで「ジンベィ騎士団が身に着けている修道着」という壮大なストーリーが展開された。予想より反応がよく、これはいける!ということで発売された。
生地には麻と木綿に加えてポリエステル(クールマックス)を使用。麻生地の素材感と涼しさを生かしながら吸汗速乾性も高めている。さらに背面ポケットをはじめとした大容量の収納スペースも複数確保し、サイクリストのニーズに応える。
自転車ウエアとしての機能をもちながら、シルエットは甚平そのもの。ふだん着としての使用からちょっとしたサイクリングまで、ボーダレスに着られ、この夏注目のアイテムといえる。
リンプロジェクト
ザ 甚平
価格:2万2000円
SPEC
サイズ:中(S-M)、大(L-XL)
カラー:紺(ネイビー)、深緑(カーキ)、空色(ブルー)
素材:リネン40%、綿35%、ポリエステル(クールマックス)25%
バタついても問題なし風を感じる一着!
ハマダがインプレッション
ほぼそのまま「甚平」だ。しかし着て走り出してみると袖や裾の内側へ風がスーッと入ってくる。これがとても涼しく快適だ! もちろんバタつきは発生するが、そんなことを気にしたらこのウエアを楽しめない(笑)! クールマックス素材採用で汗をかいても、その部分がわずかに冷えた後、すぐ乾く。
ただし甚平の構造上、前身頃は生地が重なり合うため、おなか部分はやや暖かく感じた。逆に腹冷えが防げていいかもしれない。多めに配置された各種ポケット、そしてパンツ部分の補強など必要な要素もしっかり装備している。自転車仲間に自慢したくなるユニークな一着だ。
ハマダ
元ショップ店員の編集部員。じつは自宅で夏は甚平を常用していて、今回のこのウエアを選んだのもそれが理由。リンプロジェクトは、他とは違った何かおもしろいウエアを生み出すので好きだ。
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問:リンプロジェクト
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