シクロベイションのケーブル&ケーブルルブはコーティングなしで驚異の低摩擦性能!
- 2021年08月15日
編集部が気になるパーツやアクセサリーをインプレッション! それぞれのメンバーが気になるアイテムをチェック。今回は、ナノレベルの表面処理がしてあり、コーティングなしでもスムーズに動き、耐久性も高い「シクロベイション・プレミアムナノスリックシフト&ブレーキインナーケーブル」と、同ブランドの「アドバンスド ケーブルルブ」を編集長のイワタがテスト!
シクロベイション
プレミアムナノスリックシフト&ブレーキインナーケーブル/アドバンスド ケーブルルブ
価格:1320円(シフト、ブレーキとも/1本)/2640円(ルブ)
サイズ:直径1.1mm×全長2100mm(シフト)、直径1.5mm×全長1700mm(ブレーキ)
※シマノ・スラム用、カンパニョーロ用あり
内容量:50ml(ルブ)
ワイヤーはいつの間にか劣化している
シフトの調子が悪かった。リアがトップ側になかなか落ちず、レバーを「カラ打ち」してしまう状態。詳しい人に聞くと、グリスが固着しているとか、ラチェットが摩耗しているなどと言われた。しかし結局その原因が、コーティングワイヤーの摩耗カスがアウターに詰まり、そのせいでワイヤーがレバー内部でからまったことにあると判明。そこでこちらの製品を入手。ナノレベルの表面処理がしてあり、コーティングなしでもスムーズに動き、耐久性も高いという。実際に手にしてみると、表面はすべすべで、いかにも抵抗が少なそう。専用ルブを擦り込みアウターケーブルごと交換してみたら、スルンスルンの操作感に。ブレーキの引きもメッチャ軽くなった。こういうプチぜいたくは、わずかな投資で満足度が高いのでお薦めです。
イワタのひと言
コーティングしたワイヤーは、初期性能はいいけど、俺のようなズボラな使い方をする人には向いていないのかもしれないなと反省。
問:アクションスポーツ
www.actionsports.co.jp
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PROFILE
Bicycle Club / 編集長
岩田
バイシクルクラブ 編集長。自転車雑誌の編集長を14年以上務める。自転車雑誌の編集は通算20年近い。人生100年として、もう5分の1を自転車雑誌で過ごしている。物欲おじさんライダーの代表。
バイシクルクラブ 編集長。自転車雑誌の編集長を14年以上務める。自転車雑誌の編集は通算20年近い。人生100年として、もう5分の1を自転車雑誌で過ごしている。物欲おじさんライダーの代表。