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ツール・ド・ポローニュ第5ステージはチームDSMのアルントが勝利、総合争いは混戦に

ポーランドで開催されているUCIワールドツアー、ツール・ド・ポローニュは現地813日に第5ステージを行った。丘陵コースでのレースで、小集団のスプリントに。これをニキアス・アルント(チームDSM、ドイツ)が制して、今季初勝利を挙げた。個人総合リーダーのジョアン・アルメイダ(ドゥクーニンク・クイックステップ、ポルトガル)はジャージこそ守ったが、この日2位に入ったマテイ・モホリッチ(バーレーン・ヴィクトリアス、スロベニア)が2秒差に迫り混戦模様。別府史之(EFエデュケーション・NIPPO)は、124位でステージを終えている。

アルメイダとモホリッチが総合タイム2秒差で個人TT

ホホウフからビエルスコ・ビャワまでの173kmに設定された第5ステージは、中間地点に前後して3つの1級山岳越えが待ち受ける。さらに終盤は、フィニッシュ地ビエルスコ・ビャワを基点とする起伏のある周回コースを走行。ポーランド南部の丘陵地帯を行く。

レースは数度の出入りの後に6人が逃げグループを形成。ただ、大きなリードを奪うまでには至らず、メイン集団がきっちりとその差をコントロール。フィニッシュまで70kmを切ったあたりからは逃げグループから下がっていく選手も現れ、徐々に状勢はメイン集団の勢いが明白となってくる。

©︎ Tour de Pologne / Szymon Gruchalski

逃げは残り40kmを切る頃までは粘ったが、タイミングを同じくしてメイン集団も活性化。ローレンス・ワーバス(アージェードゥーゼール・シトロエン チーム、アメリカ)、トーマス・マルチンスキー(ロット・スーダル、ポーランド)、ショーン・ベネット(チーム クベカ・ネクストハッシュ、アメリカ)が集団から飛び出すと、逃げ続けていたジョナス・リカールト(アルペシン・フェニックス、ベルギー)に合流。やがて消耗の大きいリカールトを振り切って、3人で先を急いだ。

©︎ Tour de Pologne / Szymon Gruchalski

17.3kmのビエルスコ・ビャワの周回に入っても数十秒差で逃げ続けた3人。最終周回までリードを続けたが、残り5kmを切ってメイン集団がキャッチ。残り2.5kmからはフィニッシュへの上りとなり、そこで生き残ったメンバーによるスプリント勝負へと移っていった。

最終局面に向けては、道幅の狭さも関係してか落車が多発。最後は前に残った17人によるステージ優勝争い。混戦のスプリントになったが、好ポジションをキープし続けていたアルントがわずかに抜け出して勝利を決めた。集団中ほどから猛加速を見せたモホリッチはわずかに届かず2位。ステファノ・オルダーニ(ロット・スーダル、イタリア)が3位だった。

©︎ Tour de Pologne / Szymon Gruchalski

リーダージャージのアルメイダはモホリッチをマークして動いたが、ステージ4位。ボーナスタイムを獲得できず、ステージ2位で6秒を獲ったモホリッチに総合タイム差2秒まで迫られる形に。僅差で残り2ステージへと向かうことになった。

©︎ Tour de Pologne / Szymon Gruchalski

この日124位で終えた別府も問題なくステージを消化している。

14日実施の第6ステージは、カトヴィツェでの19km個人タイムトライアル。序盤・中盤・終盤にそれぞれ上りと下りが控え、ペース配分が重要になってくる。また、ところどころテクニカルなコーナーもあり、変化のあるコースにあってバイクコントロールも求められる。このステージを終えると、残りは1ステージ。平坦ステージのため、総合成績を狙う選手たちにとっては、この個人タイムトライアルが実質最後のジャンプアップのチャンスとなる可能性が高い。

ステージ優勝 ニキアス・アルント コメント

©︎ Tour de Pologne / Szymon Gruchalski

「本当にハードなスプリントだった。1日を通して調子は良かったが、最後だけは本当にハードだった。チームは最終周回でよいポジションを確保してくれたので、フィニッシュに向けてアドバンテージになった。左右から選手たちが迫ってきたが、私にはもう一度プッシュできる余力もあった。長めのスプリントになり、モホリッチが接近していたこともあって私が勝っていたか半信半疑だったが、結果がすべて。チームのために勝利できて本当によかった。いつもはチームメートのためにサポート役に回ることが多いが、今日はみんなが私を信じてチャンスを与えてくれたので感謝している」

ツール・ド・ポローニュ2021 第5ステージ 結果

ステージ結果

1 ニキアス・アルント(チームDSM、ドイツ)4:02’20”
2 マテイ・モホリッチ(バーレーン・ヴィクトリアス、スロベニア)ST
3 ステファノ・オルダーニ(ロット・スーダル、イタリア)ST
4 ジョアン・アルメイダ(ドゥクーニンク・クイックステップ、ポルトガル)ST
5 ディエゴ・ウリッシ(UAE・チームエミレーツ、イタリア)ST
6 クイントン・ヘルマンス(アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ、ベルギー)ST
7 ダヴィド・デッケル(チーム ユンボ・ヴィスマ、オランダ)ST
8 ジェイク・スチュワート(グルパマ・エフデジ、イギリス)ST
9 アンドレア・ヴェンドラーメ(アージェードゥーゼール・シトロエン チーム、イタリア)ST
10 ミッケルフレーリク・ホノレ(ドゥクーニンク・クイックステップ、デンマーク)ST
124 別府史之(日本、EFエデュケーション・NIPPO)+14’03”

個人総合成績

1 ジョアン・アルメイダ(ドゥクーニンク・クイックステップ、ポルトガル)22:54’44”
2 マテイ・モホリッチ(バーレーン・ヴィクトリアス、スロベニア)+02″
3 ディエゴ・ウリッシ(UAE・チームエミレーツ、イタリア)+14″
4 ミハウ・クフィアトコフスキ(イネオス・グレナディアーズ、ポーランド)+21″
5 ロレンツォ・ロータ(アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ、イタリア)+32″
6 ジョヴァンニ・アレオッティ(ボーラ・ハンスグローエ、イタリア)ST
7 ディラン・トゥーンス(バーレーン・ヴィクトリアス、ベルギー)ST
8 エイネルアウグスト・ルビオ(モビスター チーム、コロンビア)+36″
9 ティム・ウェレンス(ロット・スーダル、ベルギー)ST
10 ミッケルフレーリク・ホノレ(ドゥクーニンク・クイックステップ、デンマーク)+37″
121 別府史之(日本、EFエデュケーション・NIPPO)+33’55”

ポイント賞

マテイ・モホリッチ(バーレーン・ヴィクトリアス、スロベニア)

山岳賞

ルカシュ・オーシャン(ポーランドナショナルチーム)

チーム総合成績

アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ

ツール・ド・ポローニュ公式ウェブサイト
https://www.tourdepologne.pl/en/

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PROFILE

福光俊介

福光俊介

サイクルジャーナリスト。サイクルロードレースの取材・執筆においては、ツール・ド・フランスをはじめ、本場ヨーロッパ、アジア、そして日本のレースまで網羅する稀有な存在。得意なのはレースレポートや戦評・分析。過去に育児情報誌の編集長を務めた経験から、「読み手に親切でいられるか」をテーマにライター活動を行う。国内プロチーム「キナンサイクリングチーム」メディアオフィサー。国際自転車ジャーナリスト協会会員。

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サイクルジャーナリスト。サイクルロードレースの取材・執筆においては、ツール・ド・フランスをはじめ、本場ヨーロッパ、アジア、そして日本のレースまで網羅する稀有な存在。得意なのはレースレポートや戦評・分析。過去に育児情報誌の編集長を務めた経験から、「読み手に親切でいられるか」をテーマにライター活動を行う。国内プロチーム「キナンサイクリングチーム」メディアオフィサー。国際自転車ジャーナリスト協会会員。

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