
しびれる脚で耐え、與那嶺恵理はヒルクライムTTを区間92位|ブエルタ女子 ST2

Bicycle Club編集部
- 2021年09月04日
スペインで開催中の女子ロードレースのUCIワールドツアー「セラティジット チャレンジ by ブエルタ」(女子ブエルタ)は9月3日、第2ステージが個人タイムトライアル(TT)で行われた。日本チャンピオンの與那嶺恵理(よなみねえり、チーム ティブコ・シリコンバレーバンク)はトップと4分10秒差の92位だった。
イリア・アーダリー・エンドファイブロセス(腸骨動脈内繊維症、以下略iliac)の症状をかかえている與那嶺は、高負荷で脚を動かすと痺れを感じるためタイムトライアルを全力で走れる状態ではない。世界選手権の後に手術を受ける予定だ。
個人TTは7.3kmの距離ながら、平均勾配が約5.9%というヒルクライムTT。レースは東京五輪の個人TTを制したアネミエク・ファンフルーテン(モビスター チーム、オランダ)が、2位に20秒差を付ける圧勝を飾った。
以下では與那嶺自身のレポートをお伝えする。
今は仕方がない 明日また仕事ができるように
ステージ2は上りTT。標高1050mから1500mまでを7kmで上ります。
今の状態でTTは走れない。Iliacで脚がしびれちゃう、ずっと踏むと。
走れるなら楽しいのだろうけど、仕方がない。
今日はこんな日。その分、身体を休めて、明日またクリスティンの仕事ができるように。
早く手術をしたいです。
全てを力に変えて
よなみね えり
セラティジット チャレンジ by ブエルタ 第2ステージ 結果
ステージ結果
1 アネミエク・ファンフルーテン(モビスター チーム、オランダ)0:19’08”
2 マーレン・ローセル(アレ・BTCリュブリャナ、スイス)+0’20”
3 マルタ・カヴァッリ(FDJヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ、イタリア)+0’28”
4 クリステン・フォークナー(チーム ティブコ・シリコンバレーバンク、アメリカ)+0’48”
5 リア・トーマス(モビスター チーム、アメリカ)+0’59”
6 ジュリエット・ラボー(チームDSM、フランス)+1’00”
92 與那嶺恵理(チーム ティブコ・シリコンバレーバンク、日本)+4’10”
個人総合成績
1 マーレン・ローセル(アレ・BTCリュブリャナ、スイス)3:27’03”
52 與那嶺恵理(チーム ティブコ・シリコンバレーバンク、日本)+5’55”
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