自転車でライド中にチェーンが切れた! コネクトリンクを使った応急処置と対策
Bicycle Club編集部
- 2021年10月14日
ロードバイクのトラブルで走行できなくなる致命的なものがチェーン切れだ。対策をしておかないと長い距離バイクを押して歩くことにもなってしまう。定期的なメンテナンスで防止できるが、万が一起きてしまっても準備さえしておけば復旧できる。
コネクトリンクを接続してチェーンをつなぐやり方
チェーン切れへの対応の定番といえばコネクトピンによる補修があるが、曲がったリンクを除去する必要があるため、チェーンの長さが不足してローギヤを使えなくなるデメリットがある。曲がったリンクを置き換えて補修するコネクトリングなら、チェーンの長さが変わらないため、トラブル前と同じ状況でローギヤも失わずに復旧ができる。
余分なリンクを取り除く
まずは曲がった外プレートを取り除く。この部分をコネクトリンクに置き換えて補修する。
チェーンカッター付きの携帯工具を、曲がった外プレートのピン部分にセットする。
チェーンカッターのネジを回し、ピンを押して取り外す。ピンは完全に除去して問題ない。
チェーンを接続する
曲がった外プレートを取り外した状態。このとき、チェーンを切る部分を間違えないように注意しよう。
元のチェーンを内プレートどうしにするのがポイント。外プレートをコネクトリンクに置き換えて補修するためだ。
つなぐチェーンのそれぞれにコネクトリンクを取り付ける。ピンの入る大きい穴にチェーンを仮止めする。
コネクトリンク工具を使用して、チェーンを外側に広げる。ピンが所定の位置に移動してロックされる。
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Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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