【日塩もみじライン】栃木県|日向涼子のやっぱり坂が好き-ロードバイクヒルクライムナビ-
日向涼子
- 2021年11月21日
モデルでヒルクライマーの日向涼子さんが、全国各地の坂道に挑戦。今回訪れたのは、「栃木県・日塩もみじライン」。気になる立ち寄りグルメスポットとともに案内する。
栃木県・日塩(にちえん)もみじライン
紅葉シーズンですね。この時期になるともみじ狩りをしに栃木に行きたくなるのは私だけではないと思うのですが、なにかの刷り込みでしょうか?
これまで仕事でもプライベートでも栃木にある紅葉の名所へサイクリングに行きました。といっても基本的にヒルクライムなんですけどね。いいのか悪いのか、栃木ではすぐにヒルクライムスポットとめぐり合えます。
今回紹介するのは「日塩もみじライン」。その名のとおり、紅葉が見事なコースですが、「栃木での紅葉サイクリングが好き」といっておきながら、こちらのコースを走ったのは初めて。
2020年12月まで有料道路だったのですが、「有料道路=自転車は通れない」と思い込んでいたのです。お金を払えば自転車も通行可だったそうです。知ったのは無料開放されてからでした。もったいないことした!
というわけで、遅ればせながら走ってきましたよ(ロケ時はほぼ緑色でしたが、こちらの見ごろは10月下旬からです!)。
コースは龍王峡周辺から鬼怒川・川治温泉と塩原温泉を結ぶ高原道路。赤く紅葉するものが多めですが、なかには橙や黄色に染まる葉もあって鮮やかな紅葉のトンネルが楽しめます。とある観光サイトには、全国14位、栃木県内ではなんと1位の人気紅葉スポットとありました。すごい!
気になるコースプロフィールはというと、コーナーが多いぶん、勾配はゆるめ。ピークまでの平均勾配は5%程度なので走り慣れている人は紅葉を楽しむ余裕があるでしょうし、ヒルクライムを苦手とする人や初心者でも完走は難しくないでしょう。
途中にある峠の茶屋は閉業しているので走る前に飲み物や補給の準備は必須です。茶屋は閉まっていますが、その脇には「白滝」という名の小さな滝があり手近な癒しスポットとなっています。
ピークは標高1270mと書かれた看板だけなので、「着いたぞ!」という達成感は得にくいかもしれませんが、道中もすばらしいですし、そのまま下って那須塩原側を上るのもおススメです。
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