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新型デュラエースにはライダーのためのあらゆる工夫がちりばめられている|竹内正昭

新型デュラエースをスペシャリストが独自の目線で語る。今回は、東京・世田谷区の自転車ショップ「バイク&ハイク」代表のメカニック、竹内正昭さんが、実際にデュラエースを手に取り細かく解説。メカニックだから気が付いた進化のポイントとは?

メカニックとして歓迎のセミワイヤレスシステム

メカニックとして新型デュラエースを語ってくれた竹内さん。その鋭い視点で、パーツの細かい点までチェックしてくれた

メカニックとしてR9200シリーズのDi2変速システムは非常にうれしいポイントです。ハンドルまわりは無線、そしてフレーム内のバッテリーとフロントディレイラー&リアディレイラーは有線。今まではすべて有線だったので。メカニックとしてはとくにハンドルまわりのケーブル設定や接続が煩雑でした。
レバー、ハンドル、ジャンクションまでのケーブル長を測る必要があり、さらにジャンクションAがフレーム内蔵の際の取りまわしなど考えるべきことがたくさん。新型はジャンクションAがリアディレイラーにあるため、これまでの苦労がほぼなくなりました。

これはメカニックだけでなく、ユーザーにとってもうれしいことです。まずジャンクションが表に出ているので、ケーブルによる充電が非常にラク。またお店でよく聞かれるトラブルのひとつ「輪行時にハンドルまわりでケーブルが抜けてしまう」ことも防げます。輪行でハンドルを深く曲げたり、外したりしたときにケーブルが抜けてレース直前に困ってしまったなんてことも。

こういったトラブルを防止し、さらにハンドルまわりにケーブルがないことで空気抵抗も低減されているはずです。バッテリーの有線ケーブルは細くなっただけではなく、先端端子部分が小さく丈夫になり、接続時のはまりやすさも向上。ユーザーによる接続トラブルが起きづらくなりました。

メカニックだからこそ気づいた進化のポイント

またディスクブレーキキャリパーもメンテナンス性がかなり上がっています。どんな形状のフレームでもブリーディングがしやすくなりました。わずかな仕様変更ですが、ブレーキセッティングの時間短縮になるのでこういったアップグレードはうれしいですね。

ほかにも進化のポイントはあります。実物を見て発見したのですが、フロントディレイラーやリアディレイラーのプレート部分の縦幅や厚みが増しているのです! 理由はあくまで予測ですが、電動コンポとして変速スピードが速くなり、リアディレイラーがロングケージ化したため、剛性が必要になったからではないでしょうか?

リアディレイラーのケージプレート部分の厚みを測る。前モデルの倍以上の厚みであることを発見

さらにもっと細かい部分まで見ていくと、ブラケットグリップのへこみデザインは手がずれにくいのでは? リアディレイラープレートのへこみはリブ構造風で、軽量化と剛性強化を両立しているのでは? などなどたくさんの予測ができます。

デュラエースの真実! サイエンスオブスピード

左クランク先端にのみに記されたSCIENCE OF SPEEDの文字

これまでのデュラエースもいち早く電動変速化や11速化、軽量化ほかさまざまな進化がありました。人は工業的に数値化されたもの=「軽くなった」「段数が増えた」ということに注目しがちですが、今回のデュラエースはそういった進化だけではないようです。

エアロ性能、変速の速さと確実性、剛性、スイッチへの触れやすさまで重視しています。ストレスがなく、ライダーが乗っていて気持ちよく感じる。そういう工夫があらゆる点にちりばめられています。それは一見地味なんですが、乗ったときにこそわかる感動があります。それが新型デュラエースの真実でしょう。

最後にひとつ。おやっ?と思って注目した点ですが、左クランク先端に「SCIENCE OF SPEED(サイエンス・オブ・スピード)」という文字があるんです。これまでシマノはそういった主張をパーツに記してこなかったのですが……。もしかしたら、この小さな文字に今作の自信をのぞかせているのではないでしょうか?

段数や軽さの追求だけではないデュラエースの進化を表した言葉。乗って、触ってわかるよさがそこに詰まっているはずだ

竹内正昭さんが注目したパーツはこちら

ディスクブレーキキャリパー
BR-R9270

1万8711円(フロント)/ 1万8249円(リア)

 

SPEC.
■平均重量:120g(フロント)/ 110g(リア)

 

クランクセット
FC-R9200/FC-R9200-P(パワーメーター付き)

6万7452円/ 17万6253円(パワーメーター付き)

 

SPEC.
■PCD:110mm ■チェーンリング:54-40T/52-36T/50-34T ■クランクアーム長:160/165 /167.5/170/172.5/175mm ■平均重量:714g(54-40T)/692g(52-36T)/685g(50-34T)/774g(54-40T・パワーメーター付き)/752g(52-36T・パワーメーター付き)/745g(50-34T・パワーメーター付き)

 

▼新型デュラエースの製品情報はこちら

デュラエーススペシャリストの証言、新型コンポ「R9200シリーズ」の真実|SHIMANO

デュラエーススペシャリストの証言、新型コンポ「R9200シリーズ」の真実|SHIMANO

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竹内正昭 プロフィール

世田谷区にある自転車ショップ「バイク&ハイク」の代表。東京サイクルデザイン専門学校のメカニック講師でもあり、新旧のロードバイク、トライアスロンバイク、各ブランドのコンポーネントにも造詣が深い。

 

問:シマノ自転車お客様相談窓口
TEL.0570-031961
https://bike.shimano.com

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BiCYCLE CLUB 編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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