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小石祐馬&管 洋介がインプレッション! 新型デュラエースホイールを大いに語る

すでにプロ選手のなかでいち早く12速デュラエースコンポとデュラエースホイールを使い、レース参戦している小石祐馬選手と、バイシクルクラブでおなじみのテストライダー管 洋介さん。この二人が36mm、50mm、60mmとリムハイトの異なるデュラエースホイールを実際に試乗。その後感じたことを自由に話してもらった。

リムハイトの異なるデュラエースホイールを試乗、その乗り心地は?

インプレッションを終えて、それぞれのホイールの印象は?

小石祐馬選手(以下小石):自分が今使っているホイールはチューブラーの50mm(ペア重量1333g)。なので「チューブレスモデルは少し重いのでは?」と思っていました。しかし今回試乗したチューブレス50mmの重量(同1461g ※下記参照)をあらためて知ると、あきらかにその数値よりも軽く感じました。50㎜というリムハイトでしっかりエアロ性能があってこの重量……。クリンチャータイヤで練習に、チューブレスタイヤでレースにと種類を換えて両方に使えます。

管 洋介(以下管):高速レース展開のなかで、スピードのアップダウンにすぐ飛びつけるキレのよさがあった。36mmとの比較になるけど、巡航力がより優れているのはもちろん、アタック時の身体のアクションに対してバイク&ホイールが俊敏に追いついてくれるように感じた。剛性と軽さ、エアロの高次元のバランスで、レースに迷いなく使える出来だね。

小石:続いて60mmについても。これは数値どおりの重量があったと思います。平坦路やゆるやかな下り坂でスピードが伸びる印象で「この重量が逆に武器になっているな」と感じられました。トライアスロンやTTでもっと剛性やエアロ性能が欲しい人に向きます。
限られた環境下だけかと思われるかもしれませんが、用途やコースにはまったときのアドバンテージが大きいのが60mmの特徴でしょうか。

:自分はこれまでのホイールテスト企画でたまに感じていた「50mmハイトによる横風不安」が、もはやこのデュラエースの60mmハイトですら感じないことに驚いた。風の影響を受けにくく、落ち着いて自分のスピードをコントロールできる感覚。「お、伸びがいいからもう一枚ギヤかけられるか?」というレベルでラクになっているし、なにより楽しい! こうして自分のペースで走れるということはすごく大事なこと。下りのコーナリング時の剛性もちょうどよかったし、TT系ライダーが好きになるテイストだと思う。

小石:はい。自分は平坦のTTレースなら「前輪のみC60チューブレスを使いたい」と思いました。ただアマチュアライダーであれば、体重60kg台の選手よりも70kg以上の選手のほうが扱いやすいかもしれません。

もっとも軽量な36mmハイトについてはどういう印象ですか?

小石:当然軽いですよね(笑)。試乗時はタイヤにセカンドグレードモデルが入っていたのですが、それでもこぎだしからとくに軽く感じました。しかもほかの2モデルほど硬くないので、より気軽に、ラクに走りたい人にいいのではないでしょうか? このモデルが「レースホイールの上り用」であることは理解していますが、28Cのタイヤをつけてロングライドで走るのもいいと思いますよ。エアロ性能もわずかに感じますし。

:わかる。ロングライダーのなかには文字どおり「山場」が「山岳」な人が多い。そういう人には36mmの軽さがオススメ。身体への負担が減り、気持ちもラクになるなどメリットが大きい。平坦少なめのショートコースでレースに使ってみるのもいいかもね。

小石:正直にいえば、ヒルクライム特化型のピュアレーサーならチューブラーの36mmを選ぶはずです。チューブレスのよさを引き出せる人に36mmを使ってほしいですね。

:昔の9000シリーズにはC24のチューブレス(アルミ&カーボンリム)があった。あれは軽かったが、同時にやわらかさが目立ったモデルでもあった。駆動力もやや弱めで。今は36mmフルカーボンリムになったことで信頼できる軽量モデルになった。当時(24mm、35mm、50mmの3展開)は、35mmがオールラウンドモデルだったのに。

小石選手には今回3つのホイールで、同じコースを走って
簡易的にタイム計測をしてもらいました。結果はいかがでしたか?

小石:上り、下り、平坦をバランスよく組み込んだショートコースでしたが、ほぼいっしょのタイムでした。もともとマイバイクに付けていた「50mmチューブラーホイール」でも結果は変わらず。

:コースが短めとはいえ、それぞれのリムハイトがそれぞれの得意区間でいいタイムを出している結果かもね。もしこれが長くなって、総合的にレースに使用するとなるとどのモデルにする?

小石:やっぱり50mmですね。平坦メインなら60mmなんですが……。あれ、今回のデュラエースホイールって前輪と後輪、別で購入できるんでしたっけ?

BC:可能です。

小石:じゃあ後輪は50mmで、前輪は36mm、50mm、60mmの3種類からその日好きなのを選びたいですね! 今日は風強いからフロントに60mmはやめとこう、とか。

:あ、それいいね(笑)。50mm前後と60mm前後の2セットを買うより、後輪50mmひとつ&前輪3種で使い分けるのか。前後セット合計で23万円なら、価格帯的にも検討の余地あるよね。トップモデルとしては予想外にお手ごろ価格なんだよね、今回のデュラエースは。

個人的に思う、R9100系ホイールとの相違点は?

小石:やっぱり重量ですかね。チューブレスと同じリムハイト展開のチューブラーモデルの話にはなりますが、軽量モデルはC40(40mmハイト)しかなかった。もっと軽さを欲しがる選手もいたので、その物足りなさをC36で埋めてくれた感じですね。しかもR9100系C40と同じ重量のまま、よりエアロなR9200系C50になっています。

:リム幅が広がり、28C対応が標準化された点。期待されるエアロ性能や快適性、軽さがリムの高さや幅を変えた。これは2022年シマノホイールのトピックかな。それともうひとつ。「ホイールがコンポーネントのひとつ」になったこと。今回のデュラエースホイール、正確にはフリーボディが12速専用で、これらのホイールを使うには12速スプロケット= 12速コンポーネント一式を使わないといけないこと。これはよしあしあるかな?

小石:新型デュラエースホイール(約23万円)を使うなら、新型デュラエースコンポ(約46万円)を買う必要があると。これなら完成車を買ったほうが早いかも。

:トータルコンポーネントという点では間違いなく正しい。でもワンパーツワンパーツ買い替えていくカスタムアップが、ホイールにおいて現状はできない。11速コンポのユーザーは今回のホイールが使えないから。

小石:アルテグラも12速化しますし。これまでの11速ユーザーにとってはちょっと残念に感じるかもしれませんね。サードパーティーとかでなんとかなるのかな?

:「12速デュラエースホイールに11速スプロケットが入れられるフリーボディー単体」をぜひシマノには純正で作ってほしい。1万円くらいで。せっかくこんなに高性能かつハイコスパなホイールセットなんだから、もっと多くの人に届いてほしい。

新型デュラエースホイールについてまとめると?

:シマノやデュラエーススブランドは、すでにユーザーの信頼を勝ち得ているだけにその注目度も高い。そんななか5年越しとなった新型ホイールはまちがいなく会心の出来。前後で23万は絶対お買い得だと思う。

小石:ほぼ言われてしまいました。デュラエースホイールはプロやシリアスレーサー用とはいえ、価格的にはもしかしたらシマノなりのユーザーへの歩み寄りなのかな、と思いました。「最新12速アルテグラコンポ&最上級デュラエースホイール」の組み合わせは、今後アマチュアや一部プロチームでも増えると思います。でも自分がどっち選ぶかって言われたらもちろんフルデュラエースですけどね(笑)。
……最近レースに参加すると、まわりのプロ選手がみんなホイールとか触ってくるんですよ。これ僕のだし、大事な機材なので、触るのやめてほしいな~(笑)。

対談したのはこちらの2人

小石祐馬

国内プロチーム「チーム右京相模原」のエース。過去にはイタリアのUCIプロコンチネンタルチームにも所属し、多数のレースを走ってきた。10月現在、新型デュラエースの供給を受けている数少ない国内プロ選手。

管 洋介

バイシクルクラブでおなじみのインプレッションライダー。競技歴25年の経験のなかでさまざまなホイールを使っているほか、ホイールインプレッション企画にも多数登場。自身のチーム、アヴェントゥーラサイクリング代表。

 

備考

・テストホイールペア重量(すべてチューブレスモデル):WH-R9270-C36-TL=1407g、WHR9270-
C50-TL=1461g、WH-R9270-C60-HRTL=1609g。また参考として、チューブラーモデルはWH-R9270-C36-TU=1154g、WH-R9270-C50-TU=1333g、WH-R9270-C60-TU=1437g
・今回のテストでは一部ホイール間で装着タイヤが異なったため、テスト時のライダーのフィーリングが異なる可能性があります

 

▼NEW デュラエースホイールの詳細はこちらの記事をチェック

プロ選手が語るリムハイト別乗り比べ対談、NEWデュラエースホイールの真価とは? 

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問:シマノ自転車お客様相談窓口
TEL.0570-031961
https://bike.shimano.com

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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