輪行中、公共交通機関で汗のニオイが気になるときの対策! 電車内での服装もチェック
Bicycle Club編集部
- 2021年10月30日
公共交通機関で目的地へ行き、さらにサイクリングも楽しめる輪行。サイクリングを満喫した帰りは、汗のニオイがちょっと気になることも。輪行マイスターの岩田康裕さんは、どんな方法で対策しているのだろうか?
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ゴール近くの銭湯で汗を流してさっぱり!
サイクリングに汗はつきもの。とはいえ、汗まみれで公共交通機関に乗るのは気が引ける。そんなときには電車に乗る前、駅の近くの温泉や銭湯などに入るのがオススメだ。自転車を止めておくのが不安な場合は「銭湯や温泉の職員に声をかけて相談してみるといい」と岩田さん。「小さな銭湯だと、まず人が入ってこないようなバックヤードなどに自転車を置かせてくれることが多いのでオススメです。安心してお風呂に入れますよ」。
出先でも購入できるデオドラント用品を使う
国内ではよほど過疎地に行かない限りコンビニや商店があるし、輪行で利用する公共交通機関の駅前なら何かしら店があることが多い。コンビニで売られている制汗シートや洗顔シートなどのデオドラント用品を出先で購入し、サイクリング後に使えば汗のニオイをある程度抑えられるだろう。もちろん適当なお店がない場合やデオドラント用品が手に入らなかった場合を想定して、出発前に用意し持参してもいい。サイクリング中にお店で食事をする前にも使えるからだ。
トイレや更衣室を利用して持参した服に着替える
スポーツバイクに乗る人も増え、サイクルウエア姿の人を町で見かけることが増えた。岩田さんは個人的な意見として「ピタピタのサイクルショーツのまま公共交通機関に乗るのはエチケット違反だと思うので、せめて普通のパンツを上からはいたほうがいい」と指摘する。「汗対策という意味では、公共交通機関での移動は普通の服で、自転車を輪行袋から出す前にサイクルウエアに着替え、サイクリング後に自転車を輪行袋にしまったら、また普通の服に着替えるといいですね」。
教えてくれた人
ワールドサイクル
岩田康裕
大阪、本町にあるプロショップ「ベックオン」ならびに「ワールドサイクル」スタッフ。ツーリング好きが高じて輪行マイスターと呼ばれるほどの腕をもつ。人気の輪行講座の講師を務めるほか、オリジナル輪行袋を開発するほどの腕前だ。
www.worldcycle.co.jp
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PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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