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国内最大級のマウンテンバイクパーク「南アルプス立沼マウンテンバイクパーク」が誕生

国内最大級の一般無料開放マウンテンバイクパーク「南アルプス立沼マウンテンバイクパーク」(以下、立沼MTBパーク)が11月21日にプレオープンする。本オープンは11月22日(月)で、マウンテンバイクの裾野を広げることを目的に無料で一般開放が行われる予定だ。以下、プレスリリースより。

初心者やファミリー層も気軽に楽しめるトレイルを目指す

山守人では、マウンテンバイクの裾野を広げることを目指し、「立沼MTBパーク」を2021年11月22日(月)から無料で一般開放します。立沼MTBパークは「お母さんやお子さんでも誰でも楽しめるMTBパーク」をコンセプトに、初心者・子ども・ファミリーが楽しめるように愛好会メンバーが有志でトレイルを造成しました。

地域や行政に認められた、初心者やファミリー層など誰もが気兼ねなく楽しめるトレイルとして、国内の先進事例となる取組みであり、今後の日本のマウンテンバイクの普及に貢献していく事業を目指しております。

地域住民との信頼関係をコツコツ積み上げてきた

山守人は、日本におけるMTBの普及を目的に9年前から活動をしている団体です。MTBの普及を妨げている最大の要因の一つは、日本における山道やMTBを取り巻く制度面の不完全さであると考えてきました。その不完全さの背景には、日本の森林や山道がレジャーやスポーツの場としてとらえられていなかったことが一つとして挙げられます。そのために、レジャーやスポーツ利用をする際の明確なルールが不在となっており、いざ利用しようとするとそのつど一つ一つ許認可を獲得していく必要があるのが現状です。

その許認可を取得するにも、MTBの活動は地域コミュニティと切っても切り離せないものです。これまで地域の方々が関わりをもたれてきた森林・山道を使用させてもらっているという感謝の意識と実際の行動が必須であり、その実績により、結果的に地域社会や行政が動き、正式にマウンテンバイク推進の動きが起きます。本法人は、地域の夜祭りの手伝いや清掃活動、耕作放棄地を活用したワインづくり、高齢者コミュニティ支援などさまざまな形で地域との交流、信頼関係構築を続けてきました。

高尾穂見神社夜祭りのお手伝い
愛好会メンバーによるワイン用ぶどう栽培
地域コミュニティ”平岡まめちゃん”で「認知症サポーター養成講座」を受講

こうした活動が実を結び、2019年には山梨県の自転車活用推進計画にMTBが組み入れられるとともに、山梨県有林で初のMTB走行許可をいただきました。今年5月には国土交通省の自転車活用推進計画にMTB推進について記載。6月には観光庁の「令和3年度アドベンチャーツーリズム等の新たなインバウンド層の誘致のための地域の魅力再発見事業」の実証事業者として採択。8月には地元南アルプス市長と山梨県知事がMTBを活用した観光推進の方針について正式合意するなど、本法人の活動が地域社会や行政に認められつつあります。

MTBの普及を妨げているもう一つの要因は、日本のMTBマーケットにはピラミッドの最下層を構成する初心者ファミリー層の存在が欠落していることであると考えています。誰もが気軽にMTBを楽しめる環境があってこそ、MTBが県民スポーツ、国民スポーツとなり、結果として社会的に受け入れられた状態となり制度化が実現します。

今回オープンする立沼MTBパークは「地域や行政に認められた、初心者やファミリー層など誰もが気兼ねなく楽しめるトレイル」として、上記二つの課題を解決するものです。国内の先進事例となる取組みであり、今後の日本のMTBの普及に大きく貢献するものと考えています。

今後の展開

本法人は、日本におけるマウンテンバイクや山道の制度化の実現を目指してこれまで活動してきました。まずは山梨県レベルでの制度化を実現し、その事例を全国横展開できるよう、初心者やファミリーなどのライトなマウンテンバイカーを増やし、山林や中山間地の魅力を多くの方々に知っていただくためのさまざまな活動を展開します。そして、世界からのマウンテンバイカーの受け皿にもなる世界有数の巨大なトレイル網を築くことを目指します。首都圏3000万人と羽田空港や新静岡空港から至近距離の南アルプスエリアは格好の実証実験の場としてMTB聖地化を目指します。そして、日本の真の地方創生をマウンテンバイカーによって実現します。

南アルプス立沼マウンテンバイクパーク 概要

所在地:山梨県南アルプス市
利用可能日:常時開放
利用可能人数:同時利用最大50名程度
利用対象者:初心者・ファミリーから中級者

特徴

無料、一般開放MTBトレイルでは国内最大級規模

・合計8本、総延長約3kmの長さ、面積は約7ha

パブリックトレイルとしての管理体制を整備

・管理人を置かず看板でルールを見える化&看板に従って利用者登録

維持管理財源確保の試行実施

・トレイル維持管理財源を確保する国内初の試みとして、利用者が自ら金額を決めて課金する任意課金制を導入

利用者もこれから のMTBパークを構築していく仲間

・オンライン掲示板を設置し毎月のトレイル整備Day情報などを共有
・利用者も一緒になってMTBパークのメンテナンスを実施
・南アルプスマウンテンバイク愛好会への入会促進

自分たちの遊ぶ環境は自分たちで維持するという持続可能な仕組みでの運営を目指します。本パークは、通常であれば造成に1,000万円ほどの費用を要しますが、本法人が運営する「南アルプスマウンテンバイク愛好会」の会員みんなの力で造成し、完成させたものです。

立沼MTBパークのトレイル図

※利用方法の詳細はホームページでご確認ください。

問:一般社団法人 南アルプス山守人
https://www.minamialpsmtb.com

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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