自転車名人はパラ金メダリスト石井雅史さんと国会に自転車通勤した小泉昭男さんに決定
ハマダ
- 2021年11月20日
NPO法人自転車活用推進研究会が、自転車の健全な活用推進に貢献したサイクリストを表彰する「自転車名人」の9代目を発表、石井雅史さんと小泉昭男さんの2名に決定した。自転車名人といえばいままで初代の忌野清志郎さん(故人)はじめ、俳優の鶴見辰吾さん、そして8代目の道端カレンさんなど、自転車を楽しむ著名人が選ばれている。今回ははじめて2人が同時に自転車名人に選ばれることになった。
パラリンピックメダリストの石井雅史さん
自転車で国会に通勤した元参議院議員の小泉昭男さん
2021の自転車名人は、自転車活用推進研究会の理事メンバーが厳正な選考を行った結果、初の2名の就任となった。石井さんの選考理由は、2008年北京五輪のパラリンピック自転車競技で金・銀・銅メダルを獲得し、現在は自転車乗り方教室を通じて子どもたちに安全と楽しさを伝えている点が評価された。
いっぽう小泉さんは元参議院議員として自転車活用推進法を提言している。同法は現代日本の国、県、市町村レベルに及ぶほどの多大な影響力を及ぼしており、その法律に大きくかかわっている点が評価された。
就任式は来春に3月末に東京ビッグサイトで開催が予定されているサイクルモードインターナショナル2022のメインステージで開催する予定だ。
自転車名人とは? 8代目は道端カレンさん
自転車名人は2005年から2年ごとに1人が選ばれており、これまで初代の忌野清志郎さん(故人)を皮切りに、俳優の鶴見辰吾さん、経済評論家の勝間和代さん、F1レーサーから自転車競技に転じた片山右京さん、自転車議連会長の谷垣禎一元財務大臣、漫画「弱虫ペダル」の渡辺 航さん、俳優でタレントの石井正則さん、モデルでありながら子育てと両立しながらのサイクリング活動を続ける道端カレンさんら8人が選ばれている。
それぞれのメンバーは今も多様に個性的な自転車ライフを楽しみ、日ごろから多くの視点で自転車について発信している。自転車名人にはその称号だけが与えられ、賞金賞品などはいっさい用意されていない。また、自転車名人は生涯を通じて名人としての矜恃を保つことが求められる。
特定非営利活動法人自転車活用推進研究会
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