ロバール・テラCL、ワイドリムホイールで極上のロードライディング|SPECIALIZED
Bicycle Club編集部
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スペシャライズドのパーツブランドとして、目的に合わせて最適なホイールラインナップを構築するロバール。ロードレーシング向けには超軽量のアルピニストやオールラウンドのラピーデをラインナップするが、速さを競わずロードバイクに乗る楽しさを追求したいユーザーに最適なのが「テラCL」だ。
今回は競技の第一線で活躍してきたスペシャライズドアドバイザーの竹谷賢二さんが、スペシャライズドの超軽量バイク、エートスとテラCLを組み合わせたバイクと、その楽しみ方を紹介。ロードバイクならではの軽快な走りと、ワイドリムならではの安心した走りを楽しもう!
竹谷賢二さんおススメ
「エートス×テラCL」で楽しむ新しいライドのかたち
「テラCL」はグラベルロードをメインターゲットとして開発されたホイールだが、ロードバイクにアッセンブルしても持ち前の安定性やコントロール性がライドの楽しさをより広げてくれる。
実際に楽しく走るためにテラCLを使用しているのが、アテネ五輪マウンテンバイク日本代表など、競技の第一線で活躍してきた竹谷賢二さんだ。現在は競技としてトライアスロンに取り組むかたわら、マウンテンバイクやロードバイクでは楽しく走ることに主眼を置いているという竹谷さん。ロードバイクで上りも下りも楽しむために欠かせないアイテムとなっているのがテラCLなのだという。
ヒルクライム仕様から下りを最大限に楽しむバイクへ
乗鞍のヒルクライム大会を目指し6月からスペシャライズドの超軽量バイク、エートスに乗り出したという竹谷さん。当初は軽量ホイールのアルピニストを組み付けてヒルクライム向けの超軽量バイクとして仕上げていたという。しかし大会が中止になったことで、より楽しく乗るために、コントロール性の高い仕様へと変更した。
フレーム単体で585gと超軽量なエートスは、少し重めのパーツを取り付けても十分軽い仕様で組み上げることができる。クライミングのみをターゲットとすればホイールも軽いものが正義となるが、通常のロードライドに照準を合わせると、ワイドタイヤを履かせることで、さまざまな条件に対応できるのだという。
この発想のベースになったのがマウンテンバイクのダウンカントリーバイクだ。レース向けのフレームをベースに余裕のあるサスペンションストロークとエアボリュームの大きい太めのタイヤ、ワイドハンドルやショートステム、さらにドロッパーシートポストを装備することで下りを最大限に楽しめるようにしたものだ。この考えをロードバイクのエートスに落としこんだのが竹谷さんのエートスだ。
ヒルクライム仕様に仕上げていたときはアルピニストホイールに26Cタイヤを履いていたが、コントロール性の向上を目指し28Cを装着。
ここでワイドタイヤの優位性を感じて、さらに30Cまでサイズアップしたが、内幅21mmのアルピニストリムではタイヤの変形が大きく転がり性能が最大限に発揮できていないと感じたため、内幅25mmのテラCLに交換した。これによりワイドタイヤの性能をフルに発揮できるようになり、転がりがスムーズになって、路面状況が悪い場合でも安定してバイクが前に進むようになったという。
同じリムを使用した上位モデルでハブなどを軽量化したテラCLXの選択肢もあったが、タイヤの転がりが性能の多くを左右するこのレンジのホイールになると、質量としての軽さが走りに及ぼすメリットはそこまで大きくないため、CLグレードで満足しているという。
テラCLをアッセンブルした効果は大きく、レーシング向けホイールだと気を使っていたところでも道を選ばすに楽しく走れるという。
舗装路といえども街中では路肩の段差があり、山に行けば荒れた路面もある、そのような条件でもテラCLとワイドタイヤの組み合わせならば走りに余裕が生まれ、よりライディングを楽しむことができるという。竹谷さん曰く、「頑張って走るのではなく、バイクコントロールを楽しんで走る」楽しみ方だ。従来このようなくくりだとロングライド向けということが多かったが、わずか1時間程度のショートライドでも実感できるものだという。
もちろんロングライドでも楽しめる。竹谷さんは2日間で房総350kmを乗って改めてテラSLと30Cの相性のよさを強く感じたという。「まずはワイドリム+タイヤで衝撃を吸収、振動を減衰してくれることで
これからロードバイクに乗りはじめる初級者をはじめ、多くのユーザーに味方となる安定感とコントロール性能をもつテラCL。競技志向ではないすべてのライダーにオススメのホイールだ。
竹谷賢二
日本スポーツ協会公認コーチ、エンデュランススポーツの伝道者として活動。現在はスペシャライズド幕張店オーナー。MTBクロスカントリーライダーとして活躍し、4度のMTB日本チャンピオンを獲得したほか、2004年にはアテネオリンピックMTB日本代表、2002年プサンアジア大会では金メダルを獲得した。現役引退後はトライアスロンなどをファンスポーツとして楽しみながらアイアンマンで50-54エイジカテゴリーで優勝するなど、精力的に活動している。
テラCLを組み合わせたバイクがこちら!
製品情報
ROVAL TERRA CLホイールセット
17万500円(前後セット)
SPEC
リム:テラ CLXカーボンクリンチャー、700c、ディスクブレーキ、ビートフック、チューブレスレディ仕様
リム寸法:32mm(ハイト)、30mm(外幅)、25mm(内幅)
ハブ:DT Swiss 350 ストレートプル センターロック、スターラチェット 歯数36t(10°)、100x12mmと142x12mm、シマノ・ロード11Sフリーハブ(交換可)、DT Swissシールドカートリッジベアリング
スポーク:DTスイス・コンペティションストレートプル
対応タイヤサイズ:28~47mm
重量(チューブレスリムテープとバルブを含む):1408g(前後セット)、654g(フロント)、754g(リア)
付属品:チューブレステープ、チューブレスバルブ、スペアスポーク、ニップルキット
耐荷重:125kg
Rovalホイールを試乗して、タイヤを当てよう!
スペシャライズド・ジャパンでは、現在「Rovalホイールを試乗してタイヤを当てよう」と題し、該当ホイールの試乗+SNSへの投稿でタイヤが当たるキャンペーンを実施中。試乗の対象のホイールは、コストパフォーマンスに優れたミドルグレードホイール「Alpinist CL」と「Terra CL」。期間は12月31日(金)までとなっている。
「Rovalホイールを試乗してタイヤを当てよう」キャンペーン概要
受付期間:2021年10月20日(水)~2021年12月31日(金)
対象ホイール
▼Alpinist CLホイール
▼Terra CLホイール(チューブレスレディ)
プレゼント賞品
▼Turbo cotton LTD
▼S-WORKS TURBO RAPIDAIR 2BR
キャンペーンの詳細はこちらをチェックしよう。
Rovalホイールキャンペーン
問:スペシャライズド・ジャパン
https://www.specialized.com
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PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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