BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • HATSUDO
  • Kyoto in Tokyo

STORE

  • FUNQTEN ファンクテン

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ
  • Bicycle Club BOX

2つのサイクルトレインを乗り継げる! 茨城県鹿島臨海鉄道大洗鹿島線×B.B.BASE

茨城県の東側を走る鹿島臨海鉄道大洗鹿島線において、11月27日(土)、28日(日)の2日間にわたってサイクルトレインの実証実験が行われた。昨年に引き続き2度目の開催となる今回は、JR東日本千葉支社が運行するサイクルトレインB.B.BASEと連携。両国~鹿島神宮駅までをB.B.BASEで、そのままホーム上を自転車とともに移動して鹿島神宮駅~大洗駅までを大洗鹿島線サイクルトレインで、というふたつの電車を接続する形の移動方式だ。

以下28日の取材レポートを、写真を中心に振り返ってみよう。

 

テスト期間のみ、駅ホーム内に自転車で降り立つモニター参加者たち

鹿島神宮駅でB.B.BBASEから大洗鹿島線へ乗り換え

両国駅を出発し、鹿島神宮駅に到着するB.B.BASE
一両編成の臨時サイクルトレイン。2日間だけの特別な仕様だ!

この実験は、将来的なサイクルトレイン運行に向けた情報収集、都市部サイクリストの呼び込み、大洗鹿島線地域のサイクリングルートの魅力発信などを目的としたモニターツアーで、参加者は当日10時9分に鹿島神宮駅に到着したB.B.BASE(両国駅発)から、10時16分発となる大洗鹿島線サイクルトレインへと乗り換え、11時4分に終点の大洗駅へと到着。そこからは自転車でのフリーライドとなり、一度も輪行することなく茨城県の東海岸付近を走りまわれる。

実証実験に協力してくれたサイクリスト8人が、大洗鹿島線の説明を受ける
大洗町地域おこし協力隊でサイクリングガイドもこなす植松稔貴さんが地元コースなどをアドバイス
テスト期間中はサイクルトレイン内に手作りの自転車アート作品が飾られていた!
大洗駅で電車から自転車とともに下車。一度も自転車を輪行袋に入れず、両国から大洗へ移動!

「ガ-ルズ&パンツァー」の聖地大洗でサイクリングを楽しむ

職員の指示に従ってホーム内を移動。大洗といえばアニメ「ガ-ルズ&パンツァー」の聖地だ
大洗駅前で記念撮影をして実験は終了! ここからは自転車で好きなところへ走り出せる

こうしてモニターツアーは滞りなく無事終了。鹿島臨海鉄道や沿線自治体にとっては大事な検証実験ではあるものの、参加者にとっては楽しい休日サイクリングを彩ってくれる特別な体験ともなった本イベント。モニター8人はみんな楽しげに写真を撮り合い、企画者側と意見交換し、お土産をゲットするなど終始楽しそうな様子だったのが印象深い。

晴天の下、茨城県南東部の淡水湖、霞ケ浦の一部「北浦」が車窓に映る

今後サイクルトレインが実際に大洗鹿島線に運用されるかは未定だが、笑顔で大洗駅から自転車で駆けていくサイクリスト8人を見るに、こういった試みがよりよい「自転車×電車」の関係を作るであろうことが確信できた。

イベントのフォトレポートはこちらから

臨時サイクルトレインに乗り込む参加者。自転車を軽く持ち上げ車両内部へ
実証実験なのに、なんとお土産(地元のお菓子詰め合わせ)などがもらえた!
さらにノベルティグッズ(水色の反射板)、パンフレット、自転車コースマップも配布
これらはさきほど黄色いジャージを着ていた地域おこし協力隊の植松稔貴さんが作成したもの
本来一般車両なので専用自転車スタンドはないが、正式決定すればなにか変化があるかも?

問:大洗鹿島線を育てる沿線市町会議事務局大洗町まちづくり推進課 TEL.029-267-5109
鹿島臨海鉄道(株)総務企画部  TEL.029-267-5200

SHARE

PROFILE

ハマダ

Bicycle Club / 編集部員

ハマダ

元自転車ショップ店員であり、最新バイクや新製品の情報を日々追っている編集部員。短期ツーリングや週末サイクリングを好むザ・アベレージ サイクリスト。国内外の選手たちを熱く見守るロードレースファンでもある。趣味はパン屋巡り。

ハマダの記事一覧

元自転車ショップ店員であり、最新バイクや新製品の情報を日々追っている編集部員。短期ツーリングや週末サイクリングを好むザ・アベレージ サイクリスト。国内外の選手たちを熱く見守るロードレースファンでもある。趣味はパン屋巡り。

ハマダの記事一覧

No more pages to load