乗らないロードバイクをフラットバーロードにカスタム! セカンドバイクを作ろう
Bicycle Club編集部
- 2022年03月12日
シフター選びが意外と鬼門
フラットハンドル化に必須なのがシフトレバーだ。シマノのメカの場合、ロード用とMTB用は互換性がないので、ロード用に対応したものを選ぶ必要がある。段数に応じて選ぶが、元のメカが10速の場合は、規格が新旧で2つ存在するので注意が必要だ。
右レバーの選び方
「11速ならシマノ純正」はコレ一択
シマノはティアグラ以下に、モデルロゴのついたフラットバー用コンポがある。105以上の場合は、モデル名なしのロード用11速対応レバーを使う。ロードで使っていたメカが11速なら、このレバーを使えば問題はない。
10速はシフター選びに注意が必要
10速はシマノ・ティアグラが4700シリーズに進化したとき、リアディレイラーのケーブル引き率が変更された。なので現行のティアグラ10速のシフトレバーと、以前の4600シリーズのシフトレバーは互換性がない。つまり、以前の10速メカの人は、現行のロード用10速シフターを使っても変速できない。
9速ならソラを選ぶ
シマノロード用9速リアメカのケーブル引き量はどの時代も同じなので、フラット化する場合は現行ソラのSL-R3000レバーを選べば大丈夫。フロントは時代により互換性がないので注意する。
8速ならクラリスを選ぶ
8速もシマノロード用リアメカならケーブル引き量がどの時代も同じなので、現行クラリスのSL-R2000 レバーを選ぶ。ロード用とMTB用は同じ段数でも、基本的に互換性がないと考えよう。
レバーマウントを使ってハンドルに装着
フラットなどのハンドルに対応したレバーマウントもある。レバー台座を備えているので、Wレバーやバーコンをハンドルに装着できるようになる。インデックスでないフリクションタイプのレバーを装着すれば、段数や互換性などを気にしなくてい。
左レバーの選び方
フロントメカはそれほど頻繁には変速しないし、右ほどコストをかけなくても、という人にはターニーがオススメ。フリクション式なので、無段階でメカを操作できる。互換性やフロントギヤの枚数も気にする必要なし。
出典
- BRAND :
- Bicycle Club
- CREDIT :
- PHOTO&TEXT:西山貴之(編集部)
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Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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