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医療専門家とともに開発、サドルやハンドルを展開する「SQlab」が日本上陸

ドイツのパーツブランド「SQlab」の取り扱いがウインクレルでスタートした。SQlabはサドル、グリップ、ハンドルバーなど人間工学に基づいたバイクパーツ・アクセサリーを数多く展開。ブランド名は古代ギリシャ神話に登場するアスクレピオス“医術を司る癒しの神”に由来する。以下、プレスリリースより。

自転車に精通している医療専門家とともに作り上げた「SQlab」

1992年、Tobias HildがミュンヘンでAmazing Toysという名称のブランドでMTB用パーツの販売を開始。当時Tobias Hildはモトクロッサーを駆り、MTBでダウンヒルにも熱中していました。しかし、不運にも大きな事故に遭遇し負傷してしまいます。回復後もライド中にしびれを感じるようになってしまいました。
それをきっかけに人間工学への興味が湧き、2002年自転車に精通している泌尿器科医のStefan Staudte博士と知り合います。

泌尿器科医のStefan Staudte博士

彼にそのしびれについて相談することで解剖学の詳細な知識に触れ、自身が抱えるような問題を解決する製品が市場には必要でそれを開発する糸口につながりました。
座骨間の距離の計測に着眼し、Stefan Staudte博士と共にサドルメーカーとして初めてサドルの計測システムを開発しますが、それは現在いくつかの他のメーカーでも採用されています。
同年、前立腺患者向けに開発された分割サドル「Hobson asyseat」の販売を開始。2003年正式に社名をSQLabとし会社を設立します。

多くのプロサイクリストをサポート

SQlabは多くの選手・チームなどのプロサイクリストをサポートしフィードバックを得ています。
選手・チームのカテゴリーはマウンテンバイクの各ジャンル、ロード、トライアスロンなど多岐に渡り、得たフィードバックは製品開発のヒントとなっています。
SQlabは、医療の専門家とともにサイクリストの健康を守り長年にわたりサイクルスポーツを楽しめる製品の開発を行っていますが、同時にレースのシーンでもアスリートから要求され、勝利につなげられるための性能も併せて追求しています。
快適に日々の自転車に乗るための製品、競技において正確に自転車をコントロールしパワーを伝えるための製品と、幅広く揃えており自転車を楽しむすべての人々がライディングに満足できることを願っています。

“ステップサドル”と呼ばれる基本デザインを採用

SQlabのサドルは、”ステップサドル”と呼ばれる基本デザインで設計されています。上図のような形状で、前端部分と後端に高低差があります。
ステップサドルの利点は、低いノーズによって骨盤もしくはその付近にある血管・神経への圧迫を避ける形状となっています。
ライド中、血管・神経への圧迫が続くとライダーはしびれを感じ、これが長時間、継続的に起こることで機能障害や健康を害する原因につながります。
後方の高くなっているセクションはライダーを支え、より確かなパワー伝達を可能にします。

人間が座るとき、座骨は体の体重を支え高い圧力に耐える機能を持っています。自転車に乗る際も同様ですが、前傾姿勢を伴うスポーツバイクの場合、会陰部・恥骨にも体重がかかることになります。会陰部の神経と血管のネットワークは、肛門から生殖器を経由して上部の恥骨弓に達しています。これらへの荷重は避けることが重要で、ステップサドルのノーズを低くしたデザインは、会陰部と恥骨への圧力を均等に軽減することができます。

SQサドルは座骨の幅を測定し、用途(姿勢)に最適なサドルサイズを選ぶことが重要です。また、このコンセプトを開発した世界で最初のメーカーでした。
SQlabには座骨の間隔を計測するスツールがありますが、単純に背筋を伸ばして座った時の座骨の間隔を測ることができれば大丈夫です。
バイクへの乗車姿勢が起きていればいるほど、実測の座骨幅に数値をプラスしてサイズを選択します。TTポジションのように極めて前傾がきつい姿勢の場合は+0cm、上半身がやや起きたリラックスポジションでは+3cmといった具合です。
座骨の間隔は、基本的には性別や体形によらず各々個々人によって異なります。
SQlabの製品群は男性用と女性用で区別はありません。あくまでも計測した数値に基づいてサドルサイズをお選びください。

ラインナップ

Saddle 612 Ergowave S-tube

価格:20,900円

ロード向けモデル612のスタンダードグレードで、コストパフォーマンスに優れるS-tubeレール採用。よりお手軽にステップサドルの性能を楽しむことができます。ひとまずSQlabサドルのテクノロジーを試してみるのに最適なモデルです。

Saddle 611 Ergowave Fabio Wibmer

価格:20,900円

S-tubeレール使用の MTB向けモデル611 Fabio仕様です。

613 R integrated bottle holder

価格:6,600円

613 Ergowave R サドル専用のボトルケージアダプターです。サドルの専用台座にボルト2本で固定することで、より安定して固定することができます。3カ所のボトルケージ固定台座があり、センターに1つもしくは左右に2つの取り付けが可能です。収納したボトルは進行方向に傾き、ボトルの取り出しも格段に容易になります。最大積載量1.5kg。

Grip 710

価格:5,500円

圧迫の圧力分散は702よりも若干劣りますが、通常のエルゴグリップに比べると優秀です。手根管出口での圧力は、手の外側の最大圧力のおよそ三割と低く、神経への圧迫は十分に緩和できます。702に比べ軽量ですので、よりスポーティーさをお求めの場合は710をチョイスしてください。

Grip 7OX

価格:4,730円

 

SQlabウェブサイト
https://sports-w.com/brands/sqlab/

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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