団長さんの失敗&成功 5つのダイエットの実体験とは【団長安田の自転車大サーカス】
団長安田
- 2022年02月14日
リバウンドを繰り返した経験多数
ベスト体重へ復活する秘訣
自転車芸人としてもおなじみの安田大サーカス団長安田さん。これまでの10年間でトライアスロンや自転車レースに向けたダイエットをしてはリバウンドを繰り返してきた経験を持つ。
2016年からはトライアスロンでエイジ別日本代表を目指すなどレースにも積極的に打ち込んでいるが、そうしたレースでのパフォーマンスアップのため、体重を軽くするため、これまでさまざまなダイエットに挑んできたのだ。
一度決めたらストイックに自分を追い込めてしまう性格も災いして、減量には成功したものの逆に体調を崩す結果につながってしまったものもあるという。「ネットなどで見てよさそうと思ったものには何でも飛びついていました」と団長さん。満足な知識なしで無理なダイエットに取り組んではリバウンドしての繰り返しが続いてきた。それでも以前は太っても体重を戻しやすかったというが、最近は加齢の影響か戻りにくくなっていたという。
ここではいままで団長さんがチャレンジしてきたダイエット、その失敗&成功の体験談をお届けしよう。
団長さんのダイエット失敗談、合わなかった理由とは?
これまでいろいろなダイエットに挑戦してきた団長さんだが、その歴史は苦難の連続だった。大会に向けてパフォーマンスを上げるために偏った食事でのトレーニングによって体調を崩すことも多数。さらに食事によるダイエットでも、知識不足のまま流行のものをなんでも採り入れたことも多かった。これらで毎回2〜3kgの減量はできていたが、毎回リバウンドしてしまっていた。
かつては身体の軽さこそ正義と考えていたが、現在では筋肉量のバランスや、自転車の技術向上に重きを置くように変化しているという。
2014年 鶏ササミ中心の食事で練習
→ 口内炎多発&帯状疱疹
トライアスロンの大会1カ月前に出場が決まり、鶏ササミばかりの食事で毎日練習に打ち込んだ結果、口内炎ができ挙げ句の果てに帯状疱疹に
2016年 寝る間を惜しんで1日6〜7時間のトレーニング
→ ハンガーノックで動けなくなることも
トライアスロンのエイジ別日本代表を目指した初年度。野菜中心の食生活で寝る時間を削って1日6〜7時間のトレーニングを敢行。その結果ランニング中にハンガーノックで動けなくなってしまうことに
炭水化物抜き
→ 合わずにやめる結果に
お米や麺類などを取らない炭水化物抜きの食生活にもトライした。減量という面だけで効果はあったが、トライアスロンという競技の特性上糖質は必須でエネルギー不足になるためやめることに
ビーガン食
→ 効果はあったが食の楽しさ激減で撤退
動物性の食品を一切取らず、お米に大豆タンパクの食生活を2019年に実践。体調もよかったが、外食での選択肢が少なく食べるのが好きな団長さんには合わずに3カ月程度で断念
成功例 専門家のバックアップで3カ月で11kg減量
そんな団長さんが11kgの減量に成功したのが、2020年の年末から実践したダイエット。
出演する東急スポーツオアシスの「ウェブジム ライブ」の企画により、3カ月で10kg減を目標にしたダイエットに挑んだ。道端カレンさんをはじめとしたコーチのバックアップによる、食事面と運動面のアドバイスを受けて、自身の最大体重70・4kgから59.4kgへ11kgの減量に成功した。さらに昨年4月には体脂肪率15%を達成した。
当時、腰痛でまったく動けなかったこともあり過去最大の70kgオーバーにまで太ってしまったが、このダイエットで元のスタイルを取り戻したのだ。
団長さんの体重の変化
コロナ禍でレースがなくなり、体重は過去最大に増加していた。
トライアスロンではコーチングを受けてきた団長さんだが、ダイエットではじめて専門コーチのサポートを受けた。内容は多岐にわたり、トレーニング面ではストレッチからマシントレーニング、インドアバイクトレーニングなど。食事面でも外食の多い環境を考慮して、糖質を取り過ぎないメニューを提案された。
自宅でもYouTubeチャンネルで配信しながらのトレーニングでモチベーションを高め、食事制限とトレーニングを組み合わせたダイエットを敢行した。
インボディ計測を定期的に実施
体重だけでなく体脂肪率や筋肉量を高精度で計測できるインボディ測定を定期的に実施。これによりトレーニングによる筋肉量の増加も把握して効率的なダイエットができた。スタート時に28.2%だった体脂肪率は最終的に15%台まで下げられた
朝と昼はお米を食べる
糖質を完全に抜くと脳へのエネルギーが枯渇してしまうので、朝と昼はお米を食べることに。そのほか糖質過多になりやすい外食時の注意点などもアドバイスを受けた
道端カレンさんはじめ専門コーチが支援
NESTAパーソナルトレーナーの資格をもつ道端カレンさんをはじめ、東急スポーツオアシスのコーチ陣が総合的にアドバイス。運動と食事の両面でサポートした
▼団長さんがチャンレジしたダイエットの様子はこちら
理論だけじゃなく、合う、合わないもダイエットの成功のポイント。
※あくまでも団長さんの個人的な体験談です。ダイエットに関しては専門家の指導のもと実戦してください。
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