E.T.40周年記念、あのクワハラからBMX「E.T.40」がこの秋に発売｜Kuwahara

Bicycle Club編集部

2022年04月22日

2022年秋、「Kuwahara(クワハラ)」から映画E.T.の上映40周年を記念したBMX「Kuwahara・E.T.40」が発売される。さらに1982年に作られたポスターをオマージュした、ポスターが再現された。

さらに4月22日のアースデイには東京・丸の内ピカデリーで『E.T.』製作40周年を記念した特別上映会が開催され、豪華ゲストを招いてのスペシャルトークも行われた。

公式復刻モデル「Kuwahara・E.T.40」

劇中でエリオットたちが乗っていたクワハラのBMXの復刻版公式モデルKuwahara・E.T.40がこの秋発売される。

1982年に発売されたBMXには「E.T. Original」と「E.T. Replica」という2種類のタイプが用意されていた。この2つのモデルの主な違いはパーツのスペックで、どちらもハイテン製のフレームを採用。

しかし、今回発売される「E.T.40」は自転車競技用フレームなどにも多く使われている、4130クロモリ製のフレームを採用。さらにに10年以上オールドスクールBMXを販売している経験を生かして、高品質なシールドベアリング製のハブの採用や、Dia-Compe製のブレーキ等の信頼性の高いパーツを数多く採用している。

Kuwahara・E.T.40

希望小売価格 ¥88,000（税込）

ユニバーサルの公式アイテムの証でもある「E.T.」ロゴも入っている

DATA

Color : E.T. Legend color
4130 Cr-Mo frame
4130 Cr-Mo fork 1inch Head Parts
Sealed bearing hub with Kuwahara laser etching logo Black Anodized 36H
1pc Cr-Mo Crank with 44T Alloy Original Charing Black Anodized
Kuwahara “Lightning Grips” Black
Kuwahara “Slant Stem” Red
”R.S.Saddle” with Kuwahara logo
DIA COMPE MX-121 Brake Levers & MX-1000 Caliper Brake Black Anodized

問：クワハラバイクワークス
https://www.kuwahara-bike.com/et40-special-page

製作40周年記念アースデイ特別上映

上映会ではスペシャル・ゲスト3名が登壇するトークショーが開催。公開当時に宣伝を担当された元UIP映画宣伝部長の大森淳男さん、作中のBMXを手掛けた桑原インターナショナル社長・桑原崇さん、そして吹替版で主役エリオットの声を演じた声優の浪川大輔さんらが登壇した。

上映会ではトークショーのほか、劇中で使用された国内ブランドの自転車“クワハラ”のBMXとそのカゴに可愛らしく収まるE.T.と写真撮影できるフォトスポットで記念撮影も楽しめるイベントが開催された。

トークショーでは『E.T.』屈指の名シーンでも登場するBMXについて桑原さんから解説があり、映画にBMXを提供した経緯の説明があった。

スピルバーグが近所の子どもに声を掛けてどんな自転車が流行っているかをリサーチし、子どもたちの間で人気だった「クワハラ」の名前が挙がったため採用されたという。当時、クワハラのアメリカの代理店がレーシングチームを運営しており、クワハラのBMXはアメリカの子どもたちの間で有名だったのだ。こうしてクワハラへ撮影用のBMX25台の自転車のオーダーが入り、映画の撮影に使われたという。