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デボントが逃げ切り勝利。マリアローザはカラパスがキープ、残り3ステージ|ジロ・デ・イタリア

ジロ・デ・イタリアの第18ステージが行われ、序盤に逃げた4人の先頭集団でのスプリント勝負を制したドリース・デボント(アルペシン・フェニックス、ベルギー)が勝利をあげた。マリアローザはカラパスがキープ。明日からの総合決戦に向かう。

スプリンター最後の見せ場。アルメイダは大会を去る

第18ステージは今ジロ最後の平坦ステージ。スプリンターが鼻息荒く走る一方、総合勢は静かにレースを終え、明日から始まる総合決戦に備えたいところだ。

序盤わずかにアップダウンがあるものの、フィニッシュに向けては平坦基調。ラスト1.2kmのコーナーを曲がれば、フィニッシュラインが待っている。また、総合4位につけヤングライダートップでもあったジョアン・アルメイダ(UAEチームエミレーツ、ポルトガル)が、新型コロナウイルス陽性のためDNS。大会を去ることになった。

逃げ4人とメイン集団

スタート後にできた逃げはデボント(アルペシン・フェニックス、ベルギー)、ダヴィデ・ガッブロ(バルディアーニCSFファイザネ、イタリア)、マグナス・コルト(EFエデュケーション・イージーポスト、デンマーク)、エドアルド・アッフィニ(ユンボ・ヴィスマ、イタリア)の4人。メイン集団はこれを容認。レースは落ち着いたまま進んでいく。

メイン集団はフェルナンド・ガビリア(UAEチームエミレーツ、コロンビア)擁するルイ・コスタ(ポルトガル)やアルノー・デマール(フランス)で勝利を狙うグルパマ・エフデジなど、スプリンターを抱えるチームがけん引する場面が多くみられた。

スタート直後から変わらぬ構図で進行

この日設定された127km地点の4級山岳、79km地点のスプリントポイントも逃げとメインの構図で通過。そのままレースを折り返す。タイム差は1~2分台で推移。メイン集団は逃げの4人を泳がせている状態だった。

残り30kmでは2分弱、20kmでは1分半弱。メイン集団はエフデジやクイックステップ、コフィディスなど、複数人を出して逃げを追いかける。だが、ここでトラブルが発生。メイン集団から30人ほどが遅れてしまう。17km地点でメイン集団と遅れたメンバーのタイム差は約1分10秒。この中には総合9位のフアン・ロペス(トレック・セガフレード、スペイン)も含まれていた。のちにその差は2分台に拡大。ロペスにとっては受難の日となった。

縮まらぬタイム差に焦るメイン集団

スプリント争いになるかと思えたレースに予想外のことが起こる。残り10kmを切ってもタイム差は約1分。チーム ディーエスエムやクイックステップ、UAEチームエミレーツなどのスプリンターチームがアシストに人数を割き、前方を追いかけるがなかなか縮まらない。残り5kmでも1分弱。逃げ4人による逃げ切り勝利が濃厚になってくる。

4人はメイン集団に追いつかれないよう、この後も強調した走りが求められる。だが同時に、スプリントのために脚を残しておきたい気持ちもあるだろう。メイン集団としては、4人の走りに迷いが出てペースが落ちたときに追いつきたいところ。下ハンドルを持ち、必死に前を追いかける。

逃げ4人のスプリント勝負

残り4kmで約45秒、3kmで40秒、2kmで約20秒。コーナーを曲がった先の1kmでも20秒。メイン集団の必死の走りは実らなかった。

ここまでくれば4人によるスプリント争い。けん制が始まる。残り1kmで4人は縦一列。コルト、アッフィニ、デボント、ガッブロと続く。コルトは後ろを何度も振り返り様子をうかがい、状況を見極めていた。

残り200m、最初に仕掛けたのはアッフィニだった。腰を上げスプリントを開始する。4人の中では最も若い25歳のTTスペシャリストが先手を打った。もちろんその動きに3人も反応。スプリント力のあるコルトとデボントはすかさずスプリントを開始する。この時点ではアッフィニが先頭。少し後ろにデボント、コルトと続く。だが、直後にコルトは脱落。デボントはアッフィニをかわしフィニッシュラインを1番に通過した。デボントはグランツール初勝利。チームに今大会3勝目をもたらした。

一方、メイン集団は14秒遅れの同タイムでフィニッシュ。カラパスもこの集団でゴールした。だが、途中で遅れたロペスは2分57秒遅れの72位でフィニッシュ。総合トップ10内にはいるが、大きな遅れを余儀なくされた。

難易度星4つの丘陵ステージ

翌日の第19ステージは丘陵ステージ。3級山岳を1つと1級山岳をクリアした後、2級山岳を上ってフィニッシュする。ジロも残り3ステージ。いよいよマリアローザ争いがクライマックスに向かう。

ステージ優勝 ドリース・デボント コメント

私たち逃げは、メイン集団に追いつかれず逃げ集団でのスプリントに持ち込むことができた。終盤はスプリントが得意なコルトに注意する必要があった。今回がグランツール勝利だけれど、まだ信じられない! 夢のようだよ!勝利の鍵は上りで我慢して走ったことだと思う。上手く走れたよ。この勝利は、コロンビアにいる家族とこれまで自分を支えてくれた人に捧げたいよ。

総合1位 リチャル・カラパス コメント

比較的穏やかな展開だったので、元気を取り戻せたよ。私は最後までマリアローザを守りたいし、自信も持っているよ。

ジロ・デ・イタリア2022 第18ステージ結果

ステージ結果

1 ドリース・デボント(アルペシン・フェニックス、ベルギー) 3’21’21″
2 エドアルド・アッフィニ(ユンボ・ヴィスマ、イタリア)
3 マグナス・コルト(EFエデュケーション・イージーポスト、デンマーク)
4 ダヴィデ・ガッブロ(バルディアーニCSFファイザネ、イタリア)
5 アルベルト・ダイネーゼ(チーム ディーエスエム、イタリア)+14″
6 アルノー・デマール(グルパマ・エフデジ、フランス)
7 ダヴィデ・チモライ(コフィディス、イタリア)
8 マーク・カヴェンディッシュ(クイックステップ・アルファヴィニル、イギリス)
9 フェルナンド・ガビリア(UAEチームエミレーツ、コロンビア)
10 シモーネ・コンソンニ(コフィディス、イタリア)

個人総合時間賞(マリアローザ)

1 リチャル・カラパス(イネオス・グレナディアーズ、エクアドル) 76:41’15”
2 ジャイ・ヒンドレー(ボーラ・ハンスグローエ、オーストラリア)+0’03”
3 ミケル・ランダ(バーレーン・ヴィクトリアス、スペイン)+1’05”
4 ヴィンチェンツォ・ニバリ(アスタナ・カザクスタン チーム、イタリア)+5’48”
5 ペリョ・ビルバオ(バーレーン・ヴィクトリアス、スペイン)+6’19”
6 ヤン・ヒルト(アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ、チェコ)+7’12”
7 エマヌエル・ブッフマン(ボーラ・ハンスグローエ、ドイツ)+7’13”
8 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ、イタリア)+12’30”
9 フアン・ロペス(トレック・セガフレード、スペイン)+15’10”
10 ヒュー・カーシー(EFエデュケーション・イージーポスト、イギリス)+17’03”

ポイント賞(マリアチクラミーノ)

アルノー・デマール(グルパマ・エフデジ、フランス)

山岳賞(マリアアッズーラ)

クーン・ボウマン(ユンボ・ヴィスマ、オランダ)

ヤングライダー賞(マリアビアンカ)

フアン・ロペス(トレック・セガフレード、スペイン)

チーム総合

バーレーン・ヴィクトリアス

▼【保存版】ジロ・デ・イタリア2022スタートリスト&コースプレビューはこちら

ジロ・デ・イタリア2022

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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