数年は洗っていない、汚れたサイクリングシューズを洗ってみた|自転車ギア徹底クリーニング
ニシヤマ
- 2022年06月22日
時間のある今だからこそ、普段使っている自転車ギアをクリーニングするチャンス! 今回の記事では編集部のセルフメンテナンス番長・二シヤマがサイクリングに欠かせない、サイクルシューズを洗ってみた。
いつも履いてるサイクリングシューズ、ちゃんと洗ってますか?
大人になってから靴を洗う習慣がないのでサイクリングシューズも買ってから一度も洗ってなかった。雨に降られたら干したりはしているけど、丸洗いはしたことがないという人も多いはず。
あんなに汗をかいて走っているのだから、足もそれなりに発汗している。そのエキスが数年分たまっていると思うとゾッとして、丸洗いにチャレンジすることに。
シューズを本格水洗い
本革製のシューズでなければ、水洗いできるものが多い。もちろんシューズにもよるので、洗濯のタグなどで確認しておこう。基本は、水のみの洗浄でキレイになる。今回は、あまりに汚れているのと除菌効果も考えて洗剤による浸け置き洗いをしてみた。数年洗ってないサイクリングシューズはリフレッシュできるだろうか!?
シューズからソールを外す。ソールとシューズのあいだにゴミがたまっているので、ソールを外してソールもしっかり洗うことが大切だ。
使ったのは、コープのつけおき運動靴洗い。たしかな洗浄効果は毎週の小学校の上履き洗いで証明済み。
洗面台の水を流しながら洗剤を入れる。よく泡立てたところで、靴を入れる。20〜30分ぐらいそのまま浸けておく。
浸け終わったら、靴用ブラシでシューズの中をゴシゴシこすって汚れを落とす。濁った水のぶん汚れが落ちたと実感。
ソールもブラシで表面も裏面もしっかりと洗う。ここにオジサンのエキスがかなり染みこんでいるはずだ。
靴ブラシで洗い終わったら、水もしくはお湯で洗剤をすすぎ落とす。洗剤が残らないようにしっかりと流す。
直射日光よりも陰干しで。扇風機を使えば、室内でも乾く。型崩れが気になるなら乾燥させる初期に新聞紙をつめる。
AFTER:汚れが落ちて引き締まった印象に!
全体的に黒さが戻り締まった印象に。通気性素材に入ったホコリもなくなってかなり気分がいい。次も履こうという気になる。
※この記事はBiCYCLE CLUB[2019年2月号 No.403]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。
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- CREDIT :
- TEXT:ニシヤマ(編集部)
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