新城幸也が緊急帰国、全日本自転車選手権大会タイムトライアル、ロードに出場
Bicycle Club編集部
- 2022年06月22日
6月24日(金)、6月26日(日)に広島県立中央森林公園で開催される『全日本自転車競技選手権タイムトライアル・ロードレース』に新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)が出場する。
先日、新城が出場していたツール・ド・スイスではチーム内で新型コロナウイルス陽性が判明し、所属するバーレーン・ヴィクトリアスが第6ステージを前にチームごと撤退。こうした混乱のなか新城は慎重にチームドクターと検討しながら、毎日検査を行い陰性が証明されたことから出場を判断したという。
さらに21日(火)に帰国し、24日(金)にレースという強行スケジュールのなか、現在スーツケースだけがロストバゲージし、いまだ発見されていないという。ウエア類が全てないという状況に追い込まれ、周囲の協力により練習用のウエアをなんとか確保する状況だ。
新城は2019年に富士スピードウェイで開催された全日本自転車競技選手権ロードでは入部正太朗(当時・シマノレーシング、現・弱虫ペダルサイクリングチーム)との一騎打ちとなり、2位となっている。今回は日本チャンピオンジャージでヨーロッパのレースを走ることを目指しての出場となる。
新城幸也のコメント
『ツール・ド・スイスを調子良く走り終えて出場できれば最高だったのですが、チームがレースから撤退という混乱の中で、自分のコンディショニングも体調も全てがくるってしまい、出場を断念しようとも思っていました。
ギリギリまで悩みましたが、しかし、あと何回全日本選手権を走れるかわからないので、出場できるチャンスがある限り、そのチャンスを大事に走りたいと思って出場を決意しました。
目標はやはり日本チャンピオンジャージでヨーロッパのレースを走りたい! それだけです。
チームからはツール・ド・フランスの最終リザーブに入っているので、早く帰ってこいと言われてますけど(笑)
今はとにかく、タイムトライアルまでにスーツケースが届くことを祈ります』
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