環境に配慮した輸送でスポーツイベントをサポート、CO2の排出量を約9割削減
Bicycle Club編集部
- 2022年07月08日
滋賀県守山市が共催する、「平和とサステナブル」をテーマにしたトライアスロン大会「LAKE BIWA TRIATHLON IN MORIYAMA THE 2nd ANNUAL(以下、トライアスロン大会)」において、守山市と佐川急便株式会社(以下、佐川急便)、日本航空株式会社(以下、JAL)、日本貨物鉄道株式会社(以下、JR貨物)は、CO2排出を約9割抑制する輸送方法により、出場する選手の自転車等のトライアル輸送を実施。以下、プレスリリースより。
選手の手荷物を鉄道コンテナを活用し輸送
今回のトライアル輸送では、サステナブルツーリズムの観点から、トライアスロン大会へ参加する一部選手の自転車等の手荷物について、鉄道コンテナを活用した輸送を実施します。鉄道コンテナを利用することで長距離輸送に伴い発生するCO2排出量を抑制し、クリーンな大会運営に貢献します。
- 佐川急便営業所と東京貨物ターミナル駅間での輸送にEVトラックを使用することでCO2排出量を実質ゼロにする
- CO2の排出量が最も少ないモードである鉄道コンテナ輸送を行うとともに、鉄道輸送に伴うCO2については、JR貨物では初めてJクレジットを利用(本トライアル輸送においては滋賀県の森林由来のクレジットを利用)することによりオフセットを行う
- 自転車を梱包するボックスは繰り返し利用が可能なJAL所有の自転車輸送専用コンテナ「SBCON※1」を利用し、梱包資材から発生する廃棄物削減を行う
※1自転車輸送専用コンテナ「SBCON(Smart Bicycle Container)」
JAL所有の自転車専用のコンテナ。お客さまの大切な自転車の分解・組み立てを最小限に留め、手軽に、また安心いただける状態で目的地までお運びでき、繰り返し使用することが可能
実施期間
往路:2022年6月26日~7月1日
復路:2022年7月3日~7月9日
運用フロー
1.東京都江東区にある佐川急便の営業所にトライアスロン参加者が自転車等を持ち込み
2.JALが所有するSBCONに自転車を分解して収納
3.自転車が収納されたSBCONをEVトラックに積み込み
4.鉄道コンテナへ積み込み。分解をしない状態の自転車輸送についても検証するため、東京貨物ターミナル駅に参加者が自転車を持ち込み、 当該鉄道コンテナに分解なしの状態でも追加積載予定
5.貨物列車へ積載が完了したコンテナは東京貨物ターミナル駅から京都貨物駅に鉄道輸送
6.京都貨物駅で佐川急便が手配するトラックに積み替え、参加者が宿泊するホテルまで輸送
7.復路については逆の手順で東京都江東区の佐川急便の営業所まで輸送
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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