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【館山~野島崎 ~館山コース】房総最南端を内陸へ、「見る」も「食べる」も楽しめる|裏房総コースガイド

「千葉県房総半島を走る」というと、どうしても海沿いコースを浮かべがち? いや、そんなことはない! そこで、編集部浜田が千葉に詳しいアドバイザーから情報をもらい、現地のコースを取材。今回の記事ではイラストレーターとしても活躍するサイクルブロガー、Pちゃんに「館山~野島崎~館山コース」の魅力を教えてもらった。

房総サイクリングは不安少なく、発見多く! by.Pちゃん

Pちゃん:サイクルブロガーにしてイラストレーター。200kmを走破するブルベライダーでもある。アーティスト活動を通じてサイクリングの楽しさをユニークに伝える。

房総半島は初心者から上級者まで、各々のレベルで楽しめる場所だと思います。とくにスポーツバイクに乗り始めた初級者が「ちょっと冒険のようなサイクリングがしたい」というときにオススメです!

館山から南側のエリアは、北側や中央エリアよりも道がシンプルで迷いにくいですし、内陸に入ればクルマがかなり少ないので走りやすいです。海沿いはJRの内房線と外房線がぐるっとつながっているので、疲れたな~と思ったら海沿いまで出て、輪行ができます。

たくさんの県を走ってきましたが、とにかく房総サイクリングは気軽で、不安要素が少なめなのが特徴だと思います。さらに観光スポットもグルメもたくさんあるので何度走っても毎回楽しく、新しい発見があります!

浜田が実走レポート!
安房グリーンラインで野島崎へ、グルメもたくさん味わおう!

館山駅から安房グリーンラインを経て千葉の南端、野島崎を目指す。季節によって海の色も変わるのだろうか?

館山駅で輪行を解く。サイクルイベントのハブ

サイクルトレインB.B. BASEの到着駅でもある館山駅。スタンドも完備され、サイクリストをしっかり歓迎。やや都心から時間がかかるが、旅の気分はむしろ高まる!

走る前にまず一杯挽き立てのうまさ

カフェ・ポラリスで気付けの一杯!のつもりが、チーズケーキも追加。コクのあるコーヒーと地元食材使用のスイーツは最高の組み合わせだ。

ポラリス=北極星千葉に輝くカフェの星!

映える小松寺には、寺ネコも在住!

美しい門とカエデの木が特徴の小松寺。秋頃には絵画のような風景が撮れるはずだ。また住職が保護した2匹のネコも参拝客を迎える。写っているのは「こまつ」。人懐こい!

安房グリーンロードは内陸随一の気持ちよさ

野島崎へはぜひ安房グリーンロードで。とくに後半は路面も快適で、空も広く感じられる最高の道! 全体的に大きなアップダウンとゆるいコーナーが繰り返される。途中の大規模地すべり構造は人工的に見えるが、自然の産物だ。

200万年前の地すべりでこんなカタチに!

甘党サイクリストにはオリーブのデザートを

野島崎灯台エリアは海鮮系の飲食店や干物販売の商店が連なるが、甘党ならこちら。オリーブのフレンチトーストは甘ウマだ。サイクルスタンドも完備。

野島崎灯台にたどり着いた!

千葉の南端、野島崎灯台。このコースでは海に近づくのは初。潮の香りを楽しみつつ、写真をいっぱい撮ろう。一泊するなら夕焼けも見たい。

船の安全を守る野島崎灯台が高くそびえたつ

館山白浜線で北上しよう!

安房グリーンラインに比べると館山白浜線(県道86号)はやや地味だ。交通量は少ないが、アップダウンは多い。じつに房総らしい。

さかなクンを称えよ! 渚の駅たてやま

ゴールの館山駅に近い「渚の駅たてやま」は、名誉駅長のさかなクンを猛烈に推す。施設内に食事をとれる店もあり、輪行前に立ち寄ってみるのもいい。

館山~野島崎~館山コース

距離:32㎞
獲得標高:445mm
東京駅から館山駅まで:クルマで67㎞ 約1時間30~50分 電車で最短2時間20分

みずから走って開拓した千葉サイクリングコースのうちのひとつを短くアレンジしたもの。JR内房線館山駅をスタート&ゴールとし、房総南端をあえて海沿いまわりではなく、内陸から行き来するように走る。40㎞に満たない距離だが、山あいの景色と海沿いの景色、グルメスポットや映えスポットなど見どころ満載。都内からの長い移動時間があったとしても、千葉房総の魅力を十二分に味わえる。

※この記事はBiCYCLE CLUB[2021年6月号 No.434]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。

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PROFILE

ハマダ

Bicycle Club / 編集部員

ハマダ

元自転車ショップ店員であり、最新バイクや新製品の情報を日々追っている編集部員。短期ツーリングや週末サイクリングを好むザ・アベレージ サイクリスト。国内外の選手たちを熱く見守るロードレースファンでもある。趣味はパン屋巡り。

ハマダの記事一覧

元自転車ショップ店員であり、最新バイクや新製品の情報を日々追っている編集部員。短期ツーリングや週末サイクリングを好むザ・アベレージ サイクリスト。国内外の選手たちを熱く見守るロードレースファンでもある。趣味はパン屋巡り。

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