クロスバイクにカゴを取り付けると便利! 後付けできるおすすめ商品9選
FUNQスタッフ
- 2022年07月29日
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クロスバイクはスタイリッシュで軽快に走れるようにデザインされているためカゴが付いていないものが多く、バックパックを身に着けて乗っている方もよく見かけます。軽快に走ることが目的だとはいえ、通勤や買い物などで普段使いをするときには少し不便に感じている方もいるのではないでしょうか。
そんなときはカゴを付けることを検討してみましょう。クロスバイクにカゴを取り付ければ利便性がグッと上がること間違いなし。今回はカゴを選ぶ際の注意点とクロスバイクに後付けできるおすすめ商品9選をご紹介します。
クロスバイクにカゴを取り付けるメリット・デメリット
まずクロスバイクにカゴを取り付けることによるメリット・デメリットを整理してみます。
メリット
まずバックパックやメッセンジャーバッグなどの背中に背負うタイプである必要がなくなり、それ以外のバッグが使えるという選択肢が増えます。バッグを背負わないことで背中のムレを防ぎ、荷物の重さにより肩や腰へのダメージからも解放されます。また想定外の買い物をして荷物が増えた場合でも、持ち帰りに困ることはなくなります。そしてデザインのいいカゴを選べば、クロスバイクのおしゃれカスタムにもなります。
デメリット
カゴを取り付けたぶん重たくなるのでスピードが出しにくくなり、やや軽快さが失われます。また前カゴに荷物を入れた場合、ハンドルより前に荷重が加わるためフラフラしたり、運転が難しく感じたりすることがあります。後ろカゴの場合は乗車する際にまたぎにくくなるフレーム形状の車種もあります。さらにカゴに荷物を入れたままだと取りまわしも悪くなります。取り付けるカゴのデザインによってはクロスバイクの雰囲気が大きく変わることもあります。
クロスバイクのカゴの種類・特徴
カゴにはハンドルの前部分に取り付ける前カゴと後ろタイヤの上方に取り付ける後ろカゴがあります。前カゴは荷物の出し入れが簡単ですぐに手が届くので通勤・通学や買い物などの普段使いに便利ですが、重心や荷重の影響を大きく受けるので重い荷物を入れるのには不向きです。
後ろカゴは前カゴに比べて重たいものや大きいものを持ち運びしやすいですが、クロスバイクの後部はタイヤしかないため、取り付けの際はカゴのほかにキャリア(荷台)が必要です。フレームやシートポスト(サドルとフレームの接続部品)にキャリアを取り付けてその上にカゴを設置します。前カゴにもキャリアが必要な種類があります。
カゴの素材には金属・樹脂・ラタン等いろいろな材質が使われていて、軽さや丈夫さを求めるなら金属、サビにくくカジュアルなものは樹脂やラタンがおすすめです。代表的な素材とその特徴は以下のようになります。
スチールワイヤータイプ
価格はリーズナブルですが、重いわりにワイヤーが細く、なにかのはずみで簡単に変形してしまうことがあります。鉄にビニールコーティングしたものが多く、色も黒色がほとんどです。
アルミワイヤータイプ
スチールワイヤータイプに比べて軽量で、メッシュの間隔も広めです。シティサイクルのような雰囲気が出にくいので、安っぽい見た目にならず、クロスバイク向きと言えます。値段は比較的高めのものが多いです。
木材タイプ
カゴの一部や全体が籐の編み込みで作られたものや、アルミフレームの底面に本物の木を張り付けておしゃれに作られています。木材は雰囲気があるのですが、雨に濡れると板が反ったり腐ったりする場合があります。
人工樹脂タイプ
軽量な人工樹脂で作られていて、価格は比較的リーズナブル。丈夫で壊れにくく、錆びません。樹脂独特の質感と見た目が特徴的で、スチールやアルミなどの金属性に比べると耐久性が低くなります。
クロスバイクにカゴを取り付けるときの注意
ここではクロスバイクにカゴを取り付けるときの注意と、それを踏まえた選び方を解説します。
耐荷重性能
形状はママチャリなどのシティサイクル用のカゴより底が浅くおしゃれなデザインのものが多いですが、買い物で使うなら深めのカゴの方が便利です。カバンを入れるのか買い物袋を入れるのかなど、目的によって選ぶ必要があります。
またカゴにはどのくらいの重さまで入れられるのか?という目安の耐荷重設定があるので、それも確認しましょう。基本的にはキャリアを使ってカゴを取り付けるものが最も耐荷重性能があります。加えてカゴの大きさと耐荷重性能は案外比例しないので、注意が必要です。
サイズ
ハンドルやブレーキ操作の妨げにならない大きさを選ぶことも重要です。購入する前に取り付け方法や位置、サイズなどをしっかり確認しましょう。固定方法を大別すると、ハンドルに引っかける/アタッチメントで取り付ける・キャリアで取り付ける・金具で固定する、の3種類です。
ハンドルに引っかける/アタッチメントで取り付けるタイプは使わないときに簡単に外せますが、耐荷重性能はあまりありません。キャリアで取り付けるタイプは耐荷重性能がありますが、キャリアを買う必要があるので合計価格は高くなります。金具で固定するものは脱着できないぶんしっかりと固定することでき、キャリアで取り付けるタイプのものほどではありませんが耐荷重性能もあります。
キャリア・金具の取り付けが自分でできない場合はサイクルショップにお願いすることになるので、その分の費用がかかることも覚えておきましょう。
クロスバイク用カゴのおすすめ9選
デザインや取り付け方、取り付け位置など、タイプ別におすすめされるクロスバイク用カゴ9選をご紹介します。愛車のカゴ選びの参考にしてください。
OGK技研/FB-005AX ATBバスケット
ハンドルとバスケットをつなぐ専用のアタッチメントで、簡単に脱着できる樹脂製の前カゴです。アタッチメントはハンドルに直接装着するタイプで、取り付けも簡単です。ハンドル部分だけで固定するため、重たいものを乗せるときは注意が必要です。
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ORANGEHOME/自転車かご(耐荷重20kg)
ステンレス製の折りたたみカゴで、使わないときはたたんで見た目をスッキリさせることが可能です。工具を使わず手でネジをしっかりと締め付けるだけで取り付けできます。
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ノグチ/自転車 カゴ [アルミパイプ 大型ワイヤーバスケット底板付き]
木板の底板を使ったおしゃれなアルミ製の前カゴです。高さがあるので荷物を置きやすく、使い勝手にも優れています。
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ORANGEHOME/自転車 かご(耐荷重10kg)
アルミ製のフレームと水や汚れに強いポリエステル生地のバックを組み合わせた前カゴです。ハンドルとカゴはアタッチメントで接続され、手軽に脱着できます。荷物の飛び出しとひったくり防止用の締め口が付いています。
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Velo Line/クラシック籐風バスケット
カゴ上部がシックな黒スチール、下部がクラシック感あるおしゃれデザインを採用した、深めの前カゴです。専用の取り付け金具が付属します。
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ブルックス/ホクストン ワイヤーバスケット
英国の老舗ブルックスのおしゃれな前カゴです。レザー製の取っ手と木製底板が印象的で、自転車から外してバスケットとしても利用できます。アタッチメントでハンドルに簡単に取り付けられます。
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昭和インダストリーズ/ワイヤーバスケットMA 04-1Vブレーキ用マウント付 BRMA04-1
ハンドル位置の低いクロスバイクにも対応する深さ11.5cmの浅い前カゴです。Vブレーキまたはフォークセンター穴とキャリアダボ穴を使って固定するためのマウントが付属します。
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RITEWAY/アーバンリアバスケット
丈夫な人工ウッドパネルを底面に使った、クラシカルデザインのアルミ製後ろカゴです。キャリア一体型なので別途キャリアを用意することなく使用できます。
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OGK技研/RB-020 チューブパイプリヤバスケット
プラスチック製の空洞パイプを使用しており、金属製と比較すると約半分の重さの軽量な後ろカゴです。取り付けには別途キャリアを用意する必要があります。
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クロスバイクのカゴの代わりに
ここではカゴの代わりになる各種バッグ類の紹介をします。具体的にはハンドルに取り付けるフロントバッグや、リアキャリアを取り付けるパニアバッグなどです。どちらもカゴのように手軽に荷物の出し入れはできませんが、カゴよりも軽く、デザインが豊富なので愛車の雰囲気に合わせて選択できます。
ROCKBROS/ハンドルバーバッグ 自転車 フロントバッグ
縫い目を持たないシームレス構造で高い防水性を誇るフロントバッグです。耐摩耗性に優れていて、TPU膜により油・水・菌などを拭きやすく清潔さを保つことができます。工具を使わず幅広のベルトとバックルでハンドルにしっかり固定できます。
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OSTRICH/帆布フロントバッグ F516
船の帆に使われる厚手で丈夫な綿帆布を使用したフロントバッグ。手前開き(=ライダーに向かって開く)のフタが使いやすく、落ち着いた雰囲気も人気です。ハンドルには左右2点のベルトを締めて固定します。
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BASIL/自転車パニアバッグ MARA L
600デニールの厚いポリエステル素材で、バッグの内側に防水加工を施したパニアバッグ。別途キャリアが必要ですが、キャリアに対してはストラップで簡単に取り付けができます。
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クロスバイクにカゴを取り付けてより実用的に!
軽快さや速く走れることに注目されがちなクロスバイクですが、カゴを取り付けることで日常での使いやすさを大幅に向上させることができます。自転車と同様にカゴ自体もデザインや種類が豊富なので、クロスバイクにカゴを取り付けてより実用的にカスタマイズしてみましょう。便利なうえに体の負担も軽減できて走行も快適です。クロスバイクを上手く活用して楽しいサイクルライフを送りましょう。
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