御嶽と乗鞍の絶景のなか100kmを走る「木曽おんたけグランフォンド」10月2日に開催
Bicycle Club編集部
- 2022年08月14日
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10月2日(日)に木曽御岳山麓をスポーツバイクで走る「木曽おんたけグランフォンド」が開催される。
「木曽おんたけグランフォンド」のコースの特徴はなんといっても、距離は約100km、獲得標高2300mという走りごたえのある山岳ルートだ。さらに「御嶽山」と「乗鞍岳」を同時に眺められる絶景が待っている。信号がほとんどなく、ノンストップで気持ちよく走れる「木曽エリア」を楽しめるのも魅力だ。
この木曽エリアでのはじめてのグランフォンドとなる「木曽おんたけグランフォンド」に先駆けて開催されたテストツアーの様子をお伝えする。
御嶽と乗鞍、2つの峰が織りなす風景
木曽エリアはインカレや木祖村などのロードレースや御嶽ヒルクライム、さらにセルフディスカバリーアドベンチャー・イン・王滝などハードなサイクリングイベントが盛んにおこなわれているエリアだ。「木曽おんたけグランフォンド」はその木曽おんたけエリアの峠をぜいたくに使ったルートを走る。
スタートは御岳湖近くにある日野百草本舗 王滝店から。木曽福島へ向けて下ると旧中山道の町並みを楽しむことができる。ぜひ木曽福島の宿場町の古い町並みを味わいたいところだ。
木曽福島の宿場町を過ぎたら地蔵峠
木曽福島の宿場を出るといよいよ最初の峠、地蔵峠へと向かう。
国道361号から分岐してから地蔵峠までは距離は約8km、獲得標高485mほどのなかなかの走りごたえのある上りだ。旧飛騨街道だったルートの途中には唐沢の滝があり、滝に流れ込む渓流の脇を走ることができるのは貴重な体験だ。お地蔵さまが置かれていることから地蔵峠と名付けられた峠を過ぎ、展望台にたどり着くと御嶽の絶景が待っている。
開田高原でそばを楽しみ、九蔵峠へ
地蔵峠を下ると開田高原だ。彩菜館に設置されたエイドでランチ、ここではそばを楽しむことができる。
休憩したあとは国道361号で九蔵峠へと向かう。九蔵峠は緩やかにアップダウンを繰り返していくうちに到着するが、さきほどの地蔵峠とはまた違ったダイナミックな御嶽の風景の中を走ることができる。まさにフォトスポットだ。
九蔵峠から開田高原西野へ下り、長野県から岐阜県との県境にある長峰峠へ向かう。距離約3.5km、獲得標高170mの緩やかな坂だ。そして県境を越えて岐阜県に入り、下れば御嶽山の麓、日和田高原。ここから御嶽山へのヒルクライムが始まる。
御嶽山では乗鞍を望む絶景が待っている
麓の日和田高原から御嶽山のチャオ御岳までは約9km、獲得標高は500mとなかなか上りごたえのあるヒルクライムだ。御岳といえば、高地トレーニングの名所として有名。陸上競技場があるほか、東京オリンピック前には新城幸也選手や増田成幸選手など日本代表選手の多くがこのエリアで合宿をしていたところだ。
白樺が並ぶ高原のなかをひたすら上り、柳蘭峠の分岐を右折するといよいよ絶景が待っている。目の前には御嶽山、そして、上ってきた道を振りかえると乗鞍岳が見えてくる。正直、9kmの上りはキツイが、上った先では普段なかなか味わえないぜいたくな風景が広がっている。
木曽おんたけグランフォンドのチマコッピ(最高地点)は標高約1800m。テストライドは夏の暑い時期におこなわれたがそれでも涼しいと感じるくらい、10月に開催される本大会ではしっかりと防寒着を用意して挑みたい。
最後は一気にダウンヒルを楽しむ
御嶽山からフィニッシュ地点までは約40km。御嶽山を下り、長峰峠を上り返せばあとは下りっぱなしだ。途中、木曽温泉黄金の湯で最後の休憩をしたらあとはひたすら下り、御嶽山を望む高原の風景を楽しみながら日野百草本舗 王滝店を目指した。
木曽おんたけグランフォンド
木曽御岳山麓をスポーツバイクで走るサイクリングイベント
開催日
22022年10月1日(土) 受付10:00~16:00
2022年10月2日(日) 大会7:00スタート
スケジュール
7:00 スタート 日野百草本舗王滝店
15:00 フィニッシュ制限時刻
主会場
日野百草丸本舗 王滝店(長野県木曽郡王滝村211-6)
コース
走行距離:約95km 獲得標高:約2,300m
募集人員
200名
参加料
10,000円
参加資格
・18歳以上の健康な方
・実行委員会の定めた大会規約を守れる方
・整備された自転車で参加できる方
・制限時間内に完走できる走力がある方
※荷物預かり:会場でお荷物を預かります
事業主体
木曽おんたけグランフォンド実行委員会
構成団体
(一社)ライド長野、(一社)木曽おんたけ観光局
木曽町商工会、(株)未来図
- BRAND :
- Bicycle Club
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PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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