BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • HATSUDO
  • Kyoto in Tokyo

STORE

  • FUNQTEN ファンクテン

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ
  • Bicycle Club BOX

ネイサンが増田を下してスプリントで勝利 |JCL第7戦キナン古座川ロードレース

9月3日(土)、古座川町内ロードレースコース(和歌山県古座川町)で開催されたJCL第7戦キナン古座川ロードレース。 レースはアール ネイサン(チームUKYO相模原)が増田成幸(宇都宮ブリッツェン)を逆転し優勝。地元のキナンレーシングチームの山本大喜が3位と、地元の期待に応える力走を魅せた。

古座川町の景勝地「一枚岩」からスタート

今回のレース開催地となった古座川は自然が作り出した美しい景観が魅力の地域。古座川町内ロードレースコース(和歌山県古座川町)で開催され、41.6kmのコースを3周する124.8kmで行われた。以下、JCLのレースレポートより

初開催となったキナン古座川ロードレース

初開催となるキナン古座川ロードレース。開催地である古座川町の9割が山と川で、地形をダイナミックに生かしたコースが特徴的。なかでも登坂距離6km、平均勾配4%を有する下露峠が勝負どころとなる。

下り区間もテクニカルであることから、体力、技術ともに優れた総合力の高い選手が上位を占めることが予想された。古座川に臨む一枚岩を脇に選手たちはスタートラインに集結。スターターを務めた西前啓市町長の激励を受けて141.6kmのコースを3周回・124.8kmのレースへと繰り出した。

チームUKYO相模原が積極的なレース展開

レースは1周目から激しく動き、登坂区間に差し掛かるとチームUKYO相模原勢がハイペースを刻む。このペースに耐えかねた選手たちがドロップしていき、KOMを前に集団は完全に崩壊した。下り区間を終えると、山本大喜(キナンレーシングチーム)、宇賀隆貴、アール ネイサン、ダイボール ベンジャミン(チームUKYO相模原)が先頭集団を形成。後続に約1分の差をつけながら2周回目へと突入した。再び登坂区間に差し掛かると、セカンドグループからマルコス・ガルシア(キナンレーシングチーム)、増田成幸(宇都宮ブリッツェン)、石橋 学(チームUKYO相模原)がペースアップ。頂上からの下りで先頭グループに加わり、合計7名となる。精鋭がそろった先頭グループは順調にローテーションを回しながら最終ラップへ。

最終周回も勝負どころとなったのはやはり登坂区間。早々にギヤを上げたマルコス、ネイサンが先行し、増田、山本大がわずかに遅れて山頂へ。先頭をゆくマルコスが下り区間を単独で抜け出すとそのままリードを稼ぐ。

下りと平坦で追い上げた増田、山本大がネイサンに合流すると3名でマルコスへの合流を目指す。ネイサンと増田の強力な追走により、マルコスへの合流を果たした。

数的優位となったキナンは、チームメイトの山本大にスプリント勝負を託し、マルコスが先頭を牽引。最終局面へと向かう。残り300m地点、増田が得意の距離からロングスパートを仕掛けるとネイサン、山本大が順に続く。じわじわと差を詰めてきたネイサンがわずかに増田を交わして先着。

数々の国際レースを制してきたオールラウンダーがJCL初勝利を飾った。2位に続き、JCLポイントを加算した増田はイエロージャージをキープ。3位入賞を果たした山本大は地元の期待に応える形で表彰台の一角を固めた。

コメント 優勝 アール ネイサン(チームUKYO相模原

暑くてとてもハードなレースでしたね。そんな中でもチームメイトがうまく動いてくれました。負けるわけにはいきませんでしたね。とても難易度の高いコースでしたが素晴らしいコースレイアウトにリスペクトを感じました。僕らもいいレースができましたし。僕はピュアスプリンターではないし、キナンの選手が2人もいたので、できればスプリントの展開には持ち込みたくはなかったです。でも結果的にチームに勝利をもたらすことができたことは良かったですね。

コメント 2位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン)

最終周回はマルコス、ネイサン両選手が上りの麓からいいペースで行ったが、自分は追い込めるペースで上りました。幸い下りきったあたりでネイサン選手に追いつくことができたので、最後の展開につなげることができました。最後のスプリントについてはうまくイン側を突き、先行することができましたが、自分も足がいっぱいいっぱいでした。わずかな差でしたが、ネイサン選手が強かったですね。

コメント 3位 山本大喜 (キナンレーシングチーム

レース運び自体は良かったと思います。マルコスが最後牽引してくれていい形でスプリントに持ち込めていたのですが、ただ最後勝てなくて悔しい結果になってしまった。最後のスプリント勝負はネイサン選手に力があるとわかっていたので警戒していたが力が及ばなかった。反省もふまえてスプリントの力を上げていきたいと感じました。

リザルト キナン古座川ロードレース 平均速度 39.05km/h

1位 アール・ネイサン(チームUKYO相模原3:11’45”
2
位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン)st
3位 山本大喜 (キナンレーシングチームst
4
位 マルコス・ガルシア (
キナンレーシングチーム+0’07”
5位 ダイボール・ベンジャミン((チームUKYO相模原+1’37”
6位 小野寺 玲(宇都宮ブリッツェン)+2’21”
7位ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)+2’22”
8
位 石橋 学(チームUKYO相模原 +2’22”
9
位 フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)+2’26”
10
位 阿曽圭佑(ヴィクトワール広島)+2’26”

JCL各賞リーダージャージ表彰

イエロージャージ(個人ランキングトップ)

増田成幸 宇都宮ブリッツェン

ブルージャージ(スプリント賞)

小野寺 玲 宇都宮ブリッツェン

レッドジャージ (山岳)

アール・ネイサン(チームUKYO相模原

ホワイトジャージ(新人賞)

渡邊諒馬 VC福岡

地元特別表

キナンMVP

山本大喜 KINAN Racing Team ヒトノハSPRINT

アール・ネイサン Team UKYO SAGAMIHARA

川嶋鉄工所山岳賞

アール・ネイサン Team UKYO SAGAMIHARA

フローリスト花はる新人賞

渡邊諒馬 VC福岡

JCLロードレースツアー2022公式ホームページ
https://www.jcleague.jp/

 

 

SHARE

PROFILE

Bicycle Club編集部

Bicycle Club編集部

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

No more pages to load