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スポーツバイクハンドルのおすすめ11選! ハンドルを替えてより快適なライドを!

サイクリングを本格的に楽しむようになると、もっと楽にスピードを出したい、リラックスした姿勢で長く走りたいなど、いろいろな願望が出てくるものです。そんなとき、まずハンドルの交換を検討してみませんか?

スポーツバイクはその車体のフレームサイズに対応した、平均的なサイズのハンドルが装着されていることがほとんどです。しかしより個人に合わせるかたちで幅や形状を変えるだけで、乗りやすさや走りやすさを変えられるかもしれません。

一概にハンドルといってもサイズ・形状により選択肢が非常に豊富にあるため、乗車ポジション・操作性・そもそもの互換性など、目的や規格に合わせて選ぶことが大事。見た目の雰囲気も変えることができるのでデザイン的なカスタムとしてもおすすめです。

しかしいざ交換しようと思い立っても、その種類の多さにどれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。そこで今回はハンドルを替えてより快適なライドを手に入れるために、ハンドルの種類の解説とおすすめ11選をご紹介します。ぜひあなたに合ったハンドルを見つける参考にしてください。

スポーツバイクのハンドルは替えられる

スポーツバイクのハンドルは、やや技術が必要ですが、自分でも替えられます。ハンドルはステム(ハンドルとフロントフォークを繋ぐパーツ)で車体に取り付けられており、ステムにあるハンドル固定用のボルトを外せばハンドルを取り外せます。

スポーツハンドルには大きく分けて「フラットハンドル」と「ドロップハンドル」があり、それぞれの規格内であれば、多少サイズやデザイン、素材が異なっても、もともと付いていたブレーキや変速のレバーはそのまま移植して使えるはずです。ただしあくまで「レバー単体部分を移植する」としての話です。

注意しなければいけないのは、レバー単体につなげる変速ワイヤーやブレーキワイヤーなどは長さが足りなくなったり、逆に余り過ぎてしまったりする可能性があるということ。ワイヤー類は交換前に装着されていたハンドルに合わせた長さになっているので、ハンドル変更時には、ワイヤー交換も必須と考えておきましょう。

スポーツバイクのハンドルの種類

世にある自転車のハンドルは用途により形状がまったく異なり、非常に多くの種類があります。ここではスポーツバイク用として広く使われている、フラットハンドルとドロップハンドルについて解説します。

フラットハンドル

直線的な形状のハンドルでクロスバイクやマウンテンバイクなどで使用されます。ハンドルの左右と中央の高さがほとんど変わらないストレートタイプや、ハンドルの両端が少し上向きのライザーバーなどがあります。

低速域での操作性もよく、比較的アップライトなポジションになるため視界も広く、楽な姿勢で乗れます。ブレーキレバーの形状もシティサイクルと似ており、握りやすく扱いやすい印象です。

ドロップハンドル

主にロードバイクで採用されている下向きに半円を描いたようなハンドルです。空気抵抗が少ないフォームをとりやすく、ハンドルの握る位置を変えることで豊富なポジションを選べるため、高速巡行や長距離ライドに向いています。

前傾姿勢になるため、慣れないと首や肩、腰に負担がかかりやすく、フラットバーと比較するとブレーキレバーが握りにくく感じる場合もあります。

ほかにもあるハンドルの種類

ハンドルの種類はフラットハンドルやドロップハンドルだけでなく、シティサイクル向けのハンドルを含めると豊富な種類があります。それぞれ形状の違いによって、見た目はもとより操作性や乗りやすさに違いが生まれます。興味のある方はより詳しく解説されたこちらのページもご覧になってみてはいかがでしょうか。

自転車のハンドルの種類を紹介! スポーツ用とママチャリ用で違う?

自転車のハンドルの種類を紹介! スポーツ用とママチャリ用で違う?

2022年07月25日

フラットハンドルのおすすめ5選!

前述したようにフラットハンドルは楽な姿勢で乗れるため、体への負担が少なくリラックスして走行を楽しめます。ハンドル・ブレーキ・変速などの操作も無理なくおこなうことができるため、頻繁にこれらの動作を繰り返す街中などのライドにはピッタリです。ここではフラットハンドルのおすすめ5選をご紹介します。

Cinelli(チネリ)PEPPER

冷間引抜による精度の高いバテッド加工により、ハンドルパイプの厚みを変化させ剛性の確保と軽量化を実現しています。ハンドルエンドはスイープ(上方向への角度)が6度、バックスイープ(後ろ方向の角度)が5度ついています。

  • メーカー参考価格:¥8,580 (税込)
  • ステムクランプ径:31.8mm
  • バーエンド径:22.2 mm
  • ハンドル幅:53cm
  • 材質:6061 T6 ダブルバテッド・アルミニウム
  • 平均重量:220g

公式サイトでみる

PRO(プロ)LTフラットバー

プロ(PRO)
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ダブルバテッド(2種類のパイプ厚)加工が施されたアルミ製フラットバー。ワイドハンドルなのでバイクの抑え込みやコントロール性能に優れていますが、ハンドル幅が72センチと広いのでカットして使うのがおすすめです。バックスイープは9度。

なお、アルミパイプはパイプカッターという工具で切断が可能です。パイプカッターは量販店や一部100円ショップでも購入できます。

  • ステムクランプ径 :31.8mm
  • バーエンド径:22.2 mm
  • ハンドル幅:72cm
  • 材質:6061アルミニウム
  • 平均重量:280g

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NITTO(日東) B206AA オールラウンダー バー

国産自転車部品メーカーの老舗、NITTOのオールラウンドタイプのハンドルです。フラットハンドルでありながら34mmのリーチ(ハンドルの前方への付き出し量)が設けられたデザインが特徴的です。スイープも15mm設定されていて、自然な角度でハンドルを握れます。クランプ径が25.4mmのため、ほかパーツとの互換性に注意が必要です。

  • ステムクランプ径:25.4mm
  • バー径:22.2 mm
  • ハンドル幅:52.5cm
  • 材質:アルミ合金
  • 平均重量:225g

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grunge(グランジ) FUNライザー254ハンドルバー

東京サンエスのオリジナルブランド、グランジのハンドルバー。9度のバックスイープと2インチのライズ(グリップ部とクランプ部の差)がついているのでリラックスしたポジションをとれます。ハンドル幅は69cmなのでカットしての使用がおすすめです。

  • メーカー参考価格:¥2,750 (税込)
  • ステムクランプ径:25.4mm
  • バー径:22.2 mm
  • ハンドル幅:69cm
  • 材質:6061 T6アルミニウム
  • 平均重量:300g

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TRIGON(トライゴン) フリーライドカーボンハンドルバー HB-102

自社工場を持つ台湾の老舗カーボン製品メーカーのフルカーボン製ライザーバーです。ハンドル幅が62cmで重量は160gと超軽量のモデルです。カーボンハンドルをカットする場合は通常のパイプカッターではなく、専用のモデルが必要になります

  • メーカー参考価格:¥16,824(税込)
  • ステムクランプ径:25.4mm
  • ハンドル幅:62cm
  • 材質:カーボン
  • 平均重量:160g

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ドロップハンドルのおすすめ6選!

フラットハンドルと比べて、ドロップハンドルは前傾姿勢が強めです。これによりサドルにかかる体重がハンドルに分散されるのでお尻が痛くなりにくく、空気抵抗も少なくなります。結果としてロードバイクでの高速走行に向いているのです。また、ハンドルを握る部分の自由度が高いので、長時間のライドでもシーンに合わせて握る位置を変えながら走れます。ここからは、そんなドロップハンドルのおすすめ6選をご紹介します。

EASTON(イーストン) EA70ロードバー

上位モデルにも採用されているMCD(マキシマム・コンタクト・ドロップ)により、ドロップ部のどこを握っても確実なフィット感が得られるカーブデザインが特徴です。ハンドルエンド部のハンドル幅がハンドルトップ側より2cm程度広くなる僅かなフレアが、ドロップ部を握ったときの手首の負担を軽減してくれます。

  • メーカー参考価格:¥11,550(税込)
  • ステムクランプ径:31.8mm
  • リーチ:80mm
  • ドロップ:125mm
  • ハンドル幅:38・40・42・44㎝(ブラケット取り付け位置の芯―芯)
  • 材質:イーストンEA70アルミニウム
  • 平均重量:280g(42cm)

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3T(スリーティー )スーパー エルゴ プロ

77mmという短いリーチで多くの人にフィットしやすく、ハンドルトップ部は卵型形状で手が置きやすく設計されています。また、トップのショルダー部(ハンドルトップの両端)に幅を持たせてあり、ブラケットを握ったときに負荷分散ができるようになっています。

  • メーカー参考価格:¥12,100(税込)
  • ステムクランプ径:31.8mm
  • リーチ:77mm
  • ドロップ:131.5mm
  • ハンドル幅:38・40・42・44㎝(ブラケット取り付け位置の芯―芯)
  • 材質:7050アルミ
  • 平均重量:279g(42cm)

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PRO(プロ)PLT コンパクトエルゴハンドルバー

ハンドルトップ部が手を置いたとときに握りやすくなるようにフラットな形状になっており、ややエアロハンドル風なデザインが特徴のハンドルです。ハンドル中央の丸断面部はやや広めになっており、サイクルコンピューターなどのアクセサリーが取り付けやすい設計になっています。

  • ステムクランプ径:31.8mm
  • リーチ:75mm
  • ドロップ:128mm
  • ハンドル幅:38・40・42・44㎝(ブラケット取り付け位置の芯―芯)
  • 材質:AL2014
  • 平均重量:275g(38cm)

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NITTO(日東) B105AA-SSB ロードレース用ドロップバー

リーチは長めでドロップも深い、トラディショナルな丸ハンドル。ブラケットの取り付け位置がハンドルトップ部よりやや低くなっています。より深い前傾姿勢を求める方におすすめです。またクラシックな外観のロードバイクにもよく似合います。

  • ステムクランプ径:31.8mm
  • リーチ:95mm
  • ドロップ:135mm
  • ハンドル幅:40・42・44㎝(バーエンド部の芯―芯)
  • 材質:アルミ合金
  • 平均重量:360g(40cm)

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DEDA ELEMENTI(デダエレメンティ)スーパーレジェラ RHM カーボンバー

プロ選出が使用するほどの剛性を確保しながら200gを下まわる圧倒的な軽さを誇ります。ドロップ部が少し長めにデザインされているためポジションの自由度が高く、シェイプされたショルダー部はドロップ部を握った際に前腕とハンドルバーが接触しないように設計されています。

  • メーカー参考価格:¥48,300(税込)
  • ハンドルバー径:31.7mm
  • リーチ:75mm
  • ドロップ:130mm
  • ハンドル幅:40・42㎝(外―外)
  • 材質:カーボン HR40
  • 平均重量:185g(420cm)

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TNI(ティーエヌアイ)STIFF カーボンバー

ハンドルトップ部がフラットのフルカーボン製エアロハンドルです。エアロカーボンバーとしては抑えめな価格ですが、重さや剛性面で高額な製品に引けを取らないハンドルです。ワイヤー内蔵タイプで、ワイヤー用のガイドパイプが取り付けられています。

  • メーカー参考価格:¥20,900(税込)
  • ハンドルバー径:31.8mm
  • リーチ:85mm
  • ドロップ:130mm
  • ハンドル幅:37・39・41㎝(ブラケット取り付け位置の芯―芯)
  • 材質:カーボン
  • 平均重量 :266g(39cm)

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自転車のハンドルと一緒に替えたいパーツ

ハンドルを替える際には同時にステムを長さや角度が違ったものに変えて、より自分の好みの乗車姿勢がとりやすいポジションに調整してみるのもいいでしょう。ハンドルに巻いてあるバーテープや差し込み式のグリップもこれを機に新しいものに替えると、見た目の印象を大きく変えることができるのでおすすめです。

ステム

ステムは乗車ポジションを決定づける非常に重要なパーツです。スポーツバイクは身長や体格に合わせてフレームのサイズを選びますが、身長が同じでも腕や胴の長さはそれぞれで異なります。現在取り付けられているステムの長さや角度を変えて、ハンドルの高さやハンドルまでの距離を自分の体に合わせて調整することにより、今まで以上に快適なライドができるようになります。

また、ステムの素材を変えて軽量化したり、ハンドルとブランドを揃えたりなどカスタムを楽しむのもいいでしょう。

グリップ

グリップは消耗品なので、フラットハンドルを交換するとき一緒に交換することをおすすめします。劣化が少なければ再使用できますが、ロックオングリップと呼ばれるボルトで固定するタイプ以外はハンドルに固着して取り外しが難しい場合があります。表面がツルツルだったりベタついたりしているなら新しいグリップに交換しましょう。

最も一般的な丸グリップや、人間工学に基づいてデザインされたエルゴグリップ、グリップの先端に牛の角のようなバーエンドがついた牛角グリップなどの種類があります。それぞれ色やデザイン、素材も豊富なので、愛車の個性を演出できるパーツです。

グリップを選ぶ際は、グリップ内径と装着するハンドル径が適応していること、ハンドル端からブレーキレバーまでがグリップ内に収まる長さかなどの確認が必要です。

バーテープ

ドロップハンドルに巻くバーテープには裏面に固定用のテープが付いているため、上手にはがすことが難しく再利用できない場合がほとんどです。バーテープはハンドルの大部分を覆うとても目立つ部分なので、汚れや傷みがあればハンドル交換の際に一緒に交換しましょう。

また、愛車のイメージを印象付ける大切な部分なので、色や柄選びも大切です。滑り止めやクッションとしての役目もありますが、カスタムとしても手を抜けないパーツです。

バーテープは巻く方向・巻き方・巻き始め、巻き終わりの処理などにコツがあります。よく調べて練習を重ねること上手に巻くことができます。

エンドキャップ

ハンドルの両端につけるパーツで、主にバーテープ先端の固定とハンドルの先端によるけがの防止が目的です。ドロップハンドルで使用されますが、貫通式のグリップを装着したフラットハンドルなどにも取り付けが可能です。デザインも豊富で、ライトやミラーなど従来の目的以外の機能を持つエンドキャップもあります。小さなアイテムですが、ワンポイントのおしゃれとしてカスタムを楽しめます。

工具なしでハンドルの端に押し込むだけで取り付けられるタイプと、ネジで固定するタイプがあります。

ハンドルを替えてオリジナルの自転車に!

ハンドルを替えて自分に合うポジションに変更することは、快適にライドできるようになるのはもちろん、操作性が向上することにより安全にもつながります。

そしてせっかくハンドルを替えるのなら、デザインやカラーなどにもこだわってオリジナルの自転車にカスタムしてみましょう。ハンドル周りは愛車に個性を与えるためにも重要な部分です。お気に入りのパーツで組み上げて、自分だけの1台にしてみませんか?

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「好き、を生きよう」を地で行く、FUNQスタッフ。 初心者から上級者まで、知りたい情報をわかりやすくお届けしています。

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