サイクルグローブのおすすめ10選！本格的なライドでは必須ギア！

サイクルグローブと聞くと、ピチピチウェアに身を包んだガチなサイクリストだけがするイメージがあるかもしれません。しかしサイクルグローブはロードバイクやクロスバイクに乗るときに欠かせない重要アイテムで、滑り止めや衝撃の吸収、転倒した際に手を守るなど非常に大切な役割があり、本格的なライドでは必須ギアといえます。

とはいえグローブの種類は多く、いったい何を目安に選んだらいいかよく判りませんよね。そこで今回はサイクルグローブの役割や種類の解説と、タイプ別のおすすめを紹介します。ぜひサイクルグローブを選ぶときの参考にしてください。

サイクルグローブはスポーツバイクに乗るうえで必須

自転車というと脚を使うスポーツというイメージですが、手もハンドルを握ることはもちろん、ブレーキやギア操作、体重を分散させたりなど、とても重要な役割をしています。そんな手をケガから守り、負担を減らし、あらゆる環境下で正確な操作をするために必要なのがサイクルグローブ。とくにスポーツバイクに乗るうえでは必須といえるでしょう。

サイクルグローブはもしものとき、手のひらを守る

人は転倒する際にとっさに手を地面についてしまいます。これが自転車に乗っているときであれば、歩くよりもっとスピードが出た状態で地面に手を擦りつけることになります。そのままケガを負ってしまえば、その日のライドもそれ以降の日常生活にも支障をきたすことになります。手をついたところが土やアスファルトだけとも限りません。

ですがこのときサイクルグローブを着用していれば、ケガを最小限にとどめられる可能性が高まります。このようにサイクルグローブはヘルメットに次ぐプロテクションギアとしても重要な役目を果たしてくれます。

サイクルグローブがあれば疲労しにくくなる

自転車に乗っているときは絶えず地面からの振動を受け続けていて、手にはその衝撃がダイレクトに伝わります。サイクルグローブはその衝撃や振動を緩和させる効果があり、手の疲労を軽減します。クッション性が高いパッド入りのグローブなら、手にかかる圧力も分散できます。ロングライドでは特にその恩恵を享受できるでしょう。

また、サイクルグローブの手のひらには適度な摩擦があり、ハンドルを握りやすくなります。それにより強く握り過ぎて疲れてしまうことを防ぎ、脱力することでコントロール性が向上。走行の安全にもつながります。

サイクルグローブは季節に応じた役割がある

サイクルグローブには季節に応じてさまざまな役割があります。夏場は日焼けの予防や汗の吸収と乾燥、冬場は手がかじかむのを防ぎ、体温を保持します。

気温の高い時期になると汗でハンドルが濡れてベタついたり滑ったりしますが、グローブをしていると素早く汗を吸収。しっかりハンドルを握れます。またハンドルに装着したバーテープやグリップの汚れ、摩耗の防止にもつながります。さらに手の甲などにパイル素材が採用されたサイクルグローブなら顔の汗をぬぐうこともできます。

気温の低い時期は冷たい風から手を守り、かつ、体温を逃さず保温してくれるため手がかじかまず、繊細なブレーキ操作や変速操作を正確に行えます。

サイクルグローブの種類

サイクルグローブの種類には指の先端が露出しているデザインのハーフフィンガータイプと、指全体を覆う一般的な手袋の形をしたフルフィンガータイプがあります。

ハーフフィンガータイプは通気性が高く蒸れにくいので、夏をメインに暑くなってきた時期におすすめです。

フルフィンガータイプは冬場などの寒い時期に使う、中綿や裏起毛素材を使った防寒性の高いタイプと、季節に関係なくMTBなどのオフロードを走る際にけがの予防や滑り止めのために使う薄手のタイプや、UVカット機能を搭載して3シーズンに対応したタイプがあります。

夏用サイクルグローブのおすすめ5選！

前述のとおり、サイクルグローブには薄手のレース向きから厚いパッド付きのロングライド向き、ハーフフィンガーやフルフィンガーなど多くのタイプがあります。デザインや色のバリエーションも豊富で、ウェアや愛車に合わせたおしゃれが楽しめます。まずは夏用サイクルグローブから選んでみましょう。

SHIMANO（シマノ） CLASSIC グローブ

ベロクロを使わずかんたんに着脱が可能なスリップオンデザインを採用し、解剖学的に設計されたアナトミックデザインと、手のひらに配置されたEVAとGELパッドで長距離も快適に走ることができます。

• メーカー参考価格：\3,960円（税込）
• サイズ：S、M、L、XL

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PEARL-IZUMI（パールイズミ） レーシング グローブ

レースから普段使いまでこなせる使い勝手のよいモデル。手首甲側のベルクロによりフィット感が調節しやすく、ハンドルを握ったときに縫いが当たらない指股シームレス、親指付け根には汗拭き用のマイクロフリースを配置するなどロングセラーならでは造りです。

• メーカー参考価格：￥3,850（税込）
• サイズ：S、M、L、XL、３L

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CASTELLI（カステリ） アーレンベルグ ゲル 2 グローブ

イタリアの老舗ウェアメーカーのカステリが、自転車ロードレースのワールドツアーレースのなかで世界最高峰のモニュメントクラシックである「パリ〜ルーベ」の石畳の難所「アーレンベルグ」を走破するために作ったグローブ。分厚いパッドとGELで手のひらを激しい振動から守ります。

• メーカー参考価格：￥5,280（税込）
• サイズ：XS、S、M、L、XL、XXL

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KAPELMUUR（カペルミュール） ベルクロ付ロンググローブ

UPF50+のUVカット機能をもつフルフィンガーグローブ。手のひらに薄手でも高反発性のパッドを配置して衝撃を軽減します。ベロクロ式なのでフルフィンガータイプでも夏場の着脱に苦労することはありません。

• メーカー参考価格：￥4,950（税込）
• サイズ：XS、S、M、L

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TROY LEE DESIGNS（トロイリー デザインズ ） エアグローブ

通気性の良いマイクロメッシュ素材で手の甲全体を覆い、手のひらは縫い目が無く操作性に優れた1枚生地を採用を採用しています。指先には滑り止めのシリコンプリントが施されていて、ブレーキレバーの正確な操作が可能です。

• メーカー参考価格：￥4,070（税込）
• サイズ：XS、S、M、L、XL

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冬用サイクルグローブのおすすめ5選！

風を受け続けながら走る冬、末端の冷えは大敵です。寒さを防ぐのであればアウトドア用のグローブで事足ります。しかしブレーキや変速など正確な操作こそ大事なため、寒さで手がかじかまわない防寒性を保ちつつ、操作性を損なわないサイクルグローブを選びましょう。

PEARL-IZUMI（パールイズミ） ウィンドブレーク ウィンター グローブ

使用頻度の高い気温5℃に対応する冬用グローブ。冷風を通さず透湿性能と耐水性能を両立したウィンドブレーク素材を使い、蒸れずに暖かさをキープします。立体裁断によって自然な指の曲がり方を再現しているため、ハンドルが握りやすく手が疲れません。親指と人差し指はタッチパネルに対応しています。

• メーカー参考価格：￥9,350（税込）
• サイズ：M、L、XL

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INTRO（イントロ） ウィンターグローブ トリガー 3

手のひらに山羊と鹿の皮を使った本格レザーグローブで、使うほどに手になじみます。防風ライナーHIPORAを採用して冷気を完全にシャットアウトし、特に冷える指先内側にはウレタンシートを配してより保温性を強化しています。平側裏地に採用されたCOOL-MAXが汗をかいてもドライに保ちます。親指と人差し指はタッチパネルに対応しています。

• メーカー参考価格：￥9,350（税込）
• サイズ：XS、S、M、L、XL

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DeFeet （ディフィート）DURAGLOVE ET

一見すると軍手のような特徴的な見た目はナイロン糸を細かく編み込んでいるためで、その編み目に空気を含むことで外気を遮断します。素材自体にクッション性があるため、手のひらにパッドが無くても快適な握り心地を実現します。4℃～16℃と幅広い温度帯で使え、親指、人差し指と中指の3本がタッチパネルに対応しています。

• メーカー参考価格：￥4,000～（税込）
• サイズ：XS、S、M、L

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CRAFT（クラフト） ハイブリッドウェザーグローブ

ミトンタイプの指カバーが付いたグローブです。カバーは手の甲に収納できるので寒いときだけカバーを掛けて使うことができます。ミトンから人差し指や中指だけを出して使うこともできるので、変速操作などに支障はありません。5℃～15℃に対応し、親指と人差し指がタッチパネルに対応しています。

• メーカー参考価格：￥5,940（税込）
• サイズ：XS、S、M、L

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ANTARES（アンタレス ） YS-05 ウィンターグローブ

中綿に3Mのシンサレートを採用しており、高い防風機能と保温性があります。平側小指つけ根下部は低反発パッドを採用、親指又部は縫い目をずらした縫製によりライドの際のストレスを低減します。ウェアの袖口をグローブ内に入れることができるため、ウェア内へ冷気の侵入も防ぎます。

• メーカー参考価格：￥5,800～（税込）
• サイズ：S、M、L、XL

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サイクルグローブをつけて安全に自転車を楽しもう

サイクルグローブの特徴や機能を解説してきましたが、その必要性や有用性はご理解いただけたでしょうか。小さなアイテムですが、快適にライドするためにサイクリストに必要な機能が満載です。もし、まだサイクルグローブを使っていないなら、ぜひ参考にしながら選んでみてください。ライドがぐっと快適になりますよ。サイクルグローブをつけて安全に自転車を楽しみましょう！