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クロスバイクの簡単なメンテナンス方法! 頻度、道具をご紹介

どんな自転車でも機械である以上は、定期的にメンテナンスを行わないと状態が悪くなります。なるべく良いコンディションを保つためにはメンテナンスが欠かせません。

自転車店にお願いすれば状態のチェックやメンテナンスをしてもらえますが、クロスバイクの構造はいたってシンプルなので、基本的なメンテナンスはとても簡単です。今回は初心者でもできるクロスバイクの簡単なメンテナンス方法をまとめました。定期的にメンテナンスすることで愛車を長持ちさせ、トラブルを予防して安全なライドが楽しめます。クロスバイクを乗りっぱなしにしている方はぜひ参考にしてください。

クロスバイクは定期的にメンテナンスしよう

クロスバイクは定期的にメンテナンスをすることで適切な状態を維持できます。逆に言えばメンテナンスを怠ると現状を維持することすらできません。自転車の劣化が早まるだけでなく、故障や事故にも繋がる可能性があるので、最低限度のメンテナンス方法は身につけておきたいところです。

クロスバイクは自分で簡単にメンテナンスできる

どんなものにも言えますが、メンテナンスの基本は「洗う」です。洗うという行為は汚れを落とすだけでなく、洗いながら「見て、触れる」ことで異常を発見したり、状態を確認したりできるからです。クロスバイクであればタイヤの異物や、チェーン、ワイヤーのテンションなど異常があれば気づくことができるでしょう。また、静かな自宅なら街中を走行しているときには聞こえなかった異音に気づけるかもしれません。

洗っている間に何も異常が無ければ、流れ落としたオイルやグリスを再度注す。これでメンテナンスは完了です。どうでしょう、簡単ではありませんか? クロスバイクは自分で簡単にメンテナンスできるのです。

ただしもし自分の手に負えないような現象を発見したら、無理せずに自転車店にお願いしましょう。

クロスバイクのメンテナンス頻度の目安

クロスバイクのメンテナンスはどのくらいの頻度でやればいいでしょうか。クロスバイクに乗る頻度は人それぞれなので、期間よりは前回のメンテナンス後から「何km走ったか」の走行距離を目安にしましょう。100km~200kmくらい走ったら洗車+チェーン洗浄・注油はしたいところです。ただし、雨の中を走ったり海沿いの道を長く走ったりなど条件の悪い場所を走った後は、距離に関係なくメンテナンスをした方がいいでしょう。

また、距離に関係なくタイヤの空気はこまめにチェックしましょう。乗っていなくてもタイヤの空気は減っていきます。できれば走る前に必ず空気を入れる習慣をつけると、パンクなどのトラブルを未然に回避できるのでおすすめです。

必要な道具とメンテナンス方法

ここからは実際のメンテナンス方法と必要になる道具をご紹介します。自分でできる基本的なメンテナンスは簡単な内容のものがほとんどなので、道具も大げさなものは必要ないのですが、汚れを落とす洗浄剤・ディグリーザーや注油に使うオイルなどは、樹脂や塗装をいためたり、チェーンの寿命に影響したりするので専用のものを用意する必要があります。

フレーム

フレームは洗う・磨くが主なメンテナンスです。このとき、フレームの傷やサビなどをチェックしましょう。フレームのメンテナンスには大まかに3種類の方法があります。

■水あり洗車
車体全体に水を掛けて、洗浄剤をバケツで希釈した洗浄液でスポンジを泡立てて洗います。水を掛けて洗うので、屋外や排水設備のある場所が必要です。

■水なし洗車
水を使わない専用の洗浄剤をフレームに吹きかけて、キレイで乾いた布で拭き取ります。このとき、フレームを傷つけにくいマイクロファイバーのクロスを使うのがおすすめです。水を使わないので屋内でも洗車可能ですが、洗浄剤が垂れるので床には新聞紙やダンボール、マットなどを敷いておこないましょう。

■拭き取り洗車
シートタイプのクリーナーを使用してフレームを拭いて汚れを落とします。パッケージからシートを取り出して拭くだけなので、簡単・お手軽にフレームをきれいにすることができます。洗浄剤を含んだ厚手のクロスが汚れを掻き取るので、油汚れにも対応します。

大きなスポンジ

水を使った洗車には大きな洗車用のスポンジが便利です。洗浄剤・洗浄液を良く泡立てて包むように汚れを落としましょう。車体に水や洗浄剤をよく掛けてしばらく待つと埃や土などは落としやすくなります。大きめのスポンジの方が泡立ちも良く洗いやすいのでおすすめです。

洗浄剤

バケツで希釈するタイプと自転車に直接スプレーするタイプがあります。洗浄剤がスポンジとフレームの摩擦を抑え、磨き傷が付くのを防ぎながら汚れを落とせますが、泥に混じった砂粒などが傷をつくる場合があるので注意しましょう。

洗浄剤は油汚れにも対応していますが、チェーンやスプロケットなどの駆動系のしつこい油汚れには専用のディグリーザーを使った方が効率良くキレイに洗浄できるので、洗浄剤はフレームやタイヤなどの駆動系以外に使うものと覚えておきましょう。

スプロケット・チェーン

クロスバイクで最も汚れているのがスプロケット・チェーンなどの駆動系です。チェーンが黒っぽく見えるのは油に付いた土や埃、チェーンやギアが擦れて出た鉄粉が原因です。そのままにしているとどんどん黒くなっていき、変速がスムーズにいかなかったり抵抗が増えたりと、快適に走れない原因になります。

さらにオイルが切れて赤くサビが浮いている場合は、チェーンが乾燥してギアの歯が削れる、チェーンが伸びる・切れるなどトラブルに繋がります。前述のディグリーザーというスプロケット・チェーン用洗浄剤を満遍なく塗布して、ブラシで丁寧に汚れを落としてから拭き上げ、新しいチェーンオイルを注して仕上げます。

ブラシ

スプロケット・チェーンにこびりついた汚れは簡単には落ちません。フレームに使うスポンジのような柔らかなものでは掻き出すことができないため、専用のブラシが必要です。専用品は駆動系の部品を洗うための専用設計なので、細かい造型のスプロケットやチェーンリング、チェーンのコマとコマの間から油で凝固した汚れを掻き出せます。

ディグリーサー

チェーンを洗浄するときに使用する洗浄剤で、チェーンオイルで固まった汚れを分解して落とすことができます。脱脂性能に優れているのでさまざまなパーツの油汚れに対して有効です。ただし、ゴムや樹脂などへの使用は確認が必要です。

チェーンのコマ内部にまで浸透するので完全に洗浄してくれますが、内部にディグリーザーが残ったままだと、その後にチェーンオイルを塗っても意味がないため、水で洗い流すした後しっかり乾燥させる必要があります。

チェーンオイル

チェーンは力を駆動力にかえる重要なパーツですが、サビや汚れはその動きを阻害します。そのためチェーンの洗浄をした後は必ずチェーンオイルを注しましょう。チェーンオイルはチェーン表面をコーティングしてサビを防ぎ、コマ内部へ浸透しチェーンのスムーズな動きを助けます。

チェーンオイルはペダルを速く回転させてチェーン全体にサッと塗布するのではなく、チェーンの1コマ、1コマに数滴ずつ垂らします。全コマに注し終えたら変速しながらペダルを回して、各ギアの表面にもオイルを馴染ませます。

ブレーキ

クロスバイクのブレーキにはVブレーキとディスクブレーキがあります。どちらもブレーキシューやブレーキパッドの残量をチェックし、レバ―を握ったときにしっかりとブレーキが利くことを確認しましょう。

ブレーキは正しくメンテナンスできていないと、自分や他人の命にかかわる重大な事故に直結します。念入りにチェックを。自分でメンテナンスをする自信がない場合は、自転車店にお願いして調節してもらいましょう。

■Vブレーキ
ブレーキシューの状態は目で確認できるので、十分な厚みがあること、ブレーキシューとリム(ホイールのブレーキが当る面)との隙間が左右均等かどうかを確認します。このとき左右不均等や開き過ぎの場合は、六角レンチやプラスドライバーを使ってブレーキワイヤーを調整し、隙間を適正にします。

■ディスクブレーキ
ブレーキパッドの残量はブレーキパッドを外してみないとわかりません。ブレーキパッドを固定しているボルトを六角レンチで外し、ブレーキパッドを引き抜いて確認します。ディスクブレーキの調整は非常に難しいため、これ以上のメンテナンスは自転車店にお願いしましょう。

六角レンチ

六角レンチは自転車のメンテナンスで最も多用する工具です。ドライバーと違い小さなボルトでもしっかりと力を入れて締められることが特徴です。とくに4~6mmは出番が多いサイズなので必携です。

1本ずつバラでも売られていますが、セットで購入するとホルダーが付属していることがほとんどなので、無くしてしまうことも少なくおすすめです。クロスバイクのメンテナンスでは必ず使用するので準備しておきましょう。

タイヤ・ホイール

タイヤ・ホイールもフレーム用の洗浄剤で洗うことができます。洗い方はフレームと同様に洗浄剤・洗浄液をかけてスポンジで洗います。このとき、スポークのゆるみや車軸のガタ、タイヤの傷や異物などをチェックしましょう。

リムやブレーキローター(ディスクブレーキ)を洗う際は、油汚れの付着していないまっさらなスポンジ・ブラシを使いましょう。そしてきれいな布でよく拭き取り、乾燥させます。摩擦面に少しでも油が残っているとブレーキの利きは悪くなります。またブレーキ周りにはブレーキダスト(ブレーキの削れカス)がたくさん付くので、落としにくくなる前に洗うのがポイントです。

空気入れ

最もお手軽で簡単なメンテナンスがタイヤ空気圧のチェックです。空気圧が低すぎると走行抵抗が増してスピードが出ず、パンクしやすくなります。逆に高すぎるとタイヤが跳ねてしまって力をロスしてしまいます。乗る前は現状の空気圧をチェックする習慣をつけましょう。推奨空気圧はタイヤの横に記載されています。

空気入れには家で使う大きめのフロアポンプと、サイクリングに持っていく携帯ポンプの2種類があります。フロアポンプには空気圧計が付き、数値を確認しながら空気圧を調整できます。携帯ポンプはパンク対応時の非常用のため、空気圧計がついていないものも多いです。

おすすめのクロスバイクメンテナンス道具

クロスバイクのメンテナンスに使用できる道具を紹介します。自転車生活を続けていくうえで必要なものなので、まだ使っていないのならこの機会にぜひ試してみてください。

MUC-OFF(マックオフ) EXPANDING MICROCELL SPONGE

人間工学に基づき握りやすく効率的な洗車ができるように設計されています。パッケージは真空で密封されていますが、水につけながら揉みほぐすと本来のサイズになります。

  • メーカー参考価格:¥880(税込)

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SURLUSTER(シュアラスター) バイクシャンプー

弱アルカリ性で通常の洗剤よりも汚れを落とす力が強く、スプレー式なのでバケツで泡立てる必要がありません。落とした汚れを包み込む効果があり、汚れが再付着しにくい効果があります。

  • 内容量:400ml

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EVERS PLUS(エバーズプラス) 自転車丸洗いクリーナー

水を使わず泡で汚れを落とします。塗装面、ゴム、金属、樹脂等の素材を選ばず、フレームからタイヤまでスプレーして拭き取るだけで簡単に自転車を丸洗いできます。

  • 内容量:480ml

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DIXNA(ディズナ) いつも自転車きれいで元気クリーナー

軽度の汚れであれば拭くだけで自転車をキレイにすることができる自転車用お掃除クロスです。洗浄剤・撥水剤入りなので拭くだけピカピカです。なかなか時間がとれない方でも簡単に洗車できます。

  • メーカー参考価格:¥320(税別)
  • サイズ:225×300mm
  • 枚数:5枚入り

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MUC-OFF(マックオフ) クルーブラシ

チェーン・スプロケット・チェーンリングなどの頑固な汚れを掻き出すブラシです。3種類の長さのブラシとスクレイパーを備え、こびりついた汚れ落としに最適です。

  • メーカー参考価格:¥1,540(税込)

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FINISHLINE(フィニッシュライン) イージープロ ブラシセット

洗浄箇所に合わせて選べる大小さまざまな形状のブラシの5本セットです。それぞれに毛質も異なり、傷付けたくないところや頑固な汚れ、細かい個所など広く対応できます。

  • メーカー参考価格:¥3,575(税込)

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FINISHLINE(フィニッシュライン) エコテック バイクチェーン ディグリーザー

強力な洗浄力ですが樹脂、ゴムを痛めにくく、チェーン・スプロケットなどの油汚れの洗浄に最適です。生物分解性の高い大豆抽出溶媒なので非毒性です。

  • メーカー参考価格:¥2,970(税込)
  • 内容量:600ml

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PEDROS(ペドロス) オレンジピールズ

柑橘類から抽出された強力な脱脂洗浄剤でチェーンなどの頑固な油汚れを落とします。水溶性なので水で薄めると塗装部にも使用ができます。微生物により分解される生分解性素材を使用しています。

  • メーカー参考価格:¥2,200(税込)
  • 内容量:16oz(475ml)

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VIPRO’S(ヴィプロス) オイル MUON(ムオン)

無音という名のとおりチェーンの音鳴りが劇的に減少するチェーンオイル。音鳴りだけでなく、高い圧力が掛かっても油膜が切れず潤滑が続く性能を維持。500km走行程度は油膜切れを起こさない耐久性もあります。

  • メーカー参考価格:¥1,980(税込)
  • 内容量:60ml

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TACURINO(タクリーノ) オイル ROAD CHAIN OIL

数々の国内トッププロロード選手が愛用したチェーンオイル。走行抵抗が軽いのはもちろん、耐久性も高く雨の中でもオイル切れを起こしません。

  • メーカー参考価格:¥1,500(税別)
  • 内容量:100ml

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NOGUCHI(ノグチ) YC-613 6本組アーレンキーセット

100年以上の歴史を持つ老舗、野口商会のアーレンキーセット。6mmアーレンキーには8mmのキャップを取り付けられるため、6本を7サイズで使うことが可能です。使用頻度の高い4・5・6mmの先端はボールポイントになっています。

  • メーカー参考価格:¥1,000(税別)
  • サイズ:2・2.5・3・4・5・6・8mm キャップ付き

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Dixna(ディズナ) フィストツール

アーレンキーで出番の多い4サイズとプラスドライバーを組み合わせた必要最低限のシンプルなセット。ライドに出かけるときに持っていくこともできます。

  • メーカー参考価格:¥700(税別)
  • サイズ:アーレンキー(2・4・5・6mm)+プラスドライバー

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Serfas(サーファス) フロアポンプ FP-200 AF-T2

軽いポンピングで楽に空気を入れることができるフロアポンプ。仏式と米式バルブに対応し、英式バルブ用アダプターも付属。空気圧の確認もしやすい大型メーターが付いています。

  • メーカー参考価格:¥4,620(税込)
  • 参考重量:1.6kg
  • 高さ:670mm
  • 最大気圧:11気圧/160PSI

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BBB(ビービービー) ウィンドウェイブ BMP-54

 

 

軽くてコンパクトな携帯ポンプですが、最大7berまで空気を入れます。仏式と米式バルブに対応しており、フレームに取付けるブラケットが付属します。

  • メーカー参考価格:¥2,200(税込)
  • 参考重量:111g
  • 高さ:250mm
  • 最大気圧:7bar/100PSI

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セット購入もおすすめ!

■AZ(エーゼット) 自転車オールメンテナンス5点セット
自転車の車体とチェーンを洗浄できる、チェーンオイル・ディグリーザー・チェーン洗浄器・ギアブラシ・洗浄剤の5点セットです。

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クロスバイクのメンテナンスはこまめにやろう

クロスバイクに限らず、自転車は定期的なメンテナンスをするか否かで性能はもちろん、パーツや自転車そのものの劣化、消耗パーツの交換頻度も変わってきます。またトラブルの原因になりそうな箇所を早期に発見して、事故や故障の予防につなげることもできます。

なにより自分でメンテナンスすることによって、自分のバイクに対してより一層の愛着が沸いてきます。愛車に長く安全に乗り続けるために、メンテナンスはこまめにやりましょう。

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「好き、を生きよう」を地で行く、FUNQスタッフ。 初心者から上級者まで、知りたい情報をわかりやすくお届けしています。

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