デンマーク大使館でフリマ&ツール観戦を楽しむ
ニシヤマ
- 2022年08月10日
自転車はスポーツではなくホビーと言い張るいじってなんぼのレストア編集者の手記。
今年のツール・ド・フランスは、デンマークの首都コペンハーゲンがスタート。7月2日、デンマーク大使館でサイクルフリマをやると聞き、灯蛾のごとくやってきた。
デンマーク大使館で自転車フリマ
ヴィンテージ自転車ライドなどを数々手掛けるJVR(ジャパンヴィンテージライド)主催の今イベント。フリマほか、フランス大使館までの旧車パレード、夜は第2ステージのパブリックビューイングにクイズ大会という盛りだくさんなプログラムだ。
デンマークというと知っているようで意外と知らない。ヨーロッパのどこに位置するかピンポイントで地図を指差せる人は少ないと思われる。私も妻も当てられなかった。
その大使館が、よく通る旧山手通りの代官山蔦屋書店のほぼ向いくらいにあるのも知らなかった。門をくぐって建物の前には人魚姫の銅像。ああアンデルセンの国だったね。
中庭は、大好きなサイクルフリマのテントとパレードに参加する旧車たちが集まってステキな空間。大使館って小さな外国だから、ちょっと味わえないトリップ感だった。大使館で買えるホットドッグというのが気になっていた。TULIP(チューリップ)というどこかで見たことあるロゴの屋台がでていた。ランチョンミートと聞いて「あーっ」と思いだした。沖縄で有名なチューリップのポーク缶。ウチナーでは、アメリカ製のスパムよりデンマーク製のチューリップ派のほうが多いみたい。
夜は、大使館の中庭でツールのパブリックビューイング。よさげな雰囲気に自転車ファンのみならず、代官山のおしゃれな人たちも集まってきた。
コペンハーゲンは、世界一の自転車都市だ。ツールのスタート地点でなくても、また来年もこんな自転車イベントを開催してほしい。もちろんチューリップのホットドッグは必須で。
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