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グラベルプロ竹下佳映さんと行く筑波山! バイシクルクラブメンバーとライドを楽しむ

11月3日(木・祝)に茨城県つくば市で自転車イベント「PEDAL DAY GO Mt.TSUKUBA -ペダルでいご~筑波山-」が開催された。バイシクルクラブはイベント内の企画としてKAEさんと行こうぜ秋のグラベル!つくばライド!」を開催。そう、「KAEさん」といえばバイシクルクラブ1月号の表紙を飾ったグラベル界の日本人の第一人者、グラベルプロ竹下佳映さんのこと、KAEさんをゲストに筑波山でライドを楽しんできた。

▼バイシクルクラブ1月号はこちらから

不動峠だけじゃない!? 筑波山の楽しいグラベルクライム!

筑波山といえば不動峠。ビギナーから弱虫ペダルサイクリングチームなど、プロフェッショナルな方まで走るコースで、自転車乗りにとって非常に有名な山道だ。しかし今回のライドイベントではここを上らない。「え、不動峠は上らないの??」と実際に突っ込まれたが、今回のライドイベントで走った山道もまた素晴らしい。筑波山には多くの楽しみ方があった。

筑波山の裾野に広がる田園風景の中を進みグラベル入口へ

今回のグラベルルートの入口は、イベント会場である平沢官衙遺跡歴史ひろばから山を回り込んだ裏側にある。そのためスタートからしばらくは筑波山の裾野の平坦を進んでいく。いつもヒルクライム練習でしか訪れなかった筆者だが、見晴らしの良い田園風景など筑波の別の一面を楽しめた。

安全第一に筑波の道を進んでいく一行。ピースサインをしているのはKAEさんだ

グラベルの入口で小休止。各自上着を脱いだりと未舗装路への準備を整える。「エアを抜いた方が良いよ~」の声もでてくる。まだ経験の浅い筆者は空気圧をどうすれば良いか感覚がないため、スペシャライズドの下松さんやグラベルに詳しい参加者に逆に質問し確認した。「とりあえず2ぐらいかな」とのことで空気圧計で圧力はかりつつタイヤの固さを確かめていく。結果として2.05に落ち着いた。空気圧の調整が重要だとニセコで感じていたため、非常に勉強になった。

細かく測りながら空気圧の調整を手伝ってくれたライドリーダー

いざグラベルへ! KAEさんと一緒に筑波山を上る

グラベルの上りって難しい

準備が整ったところでいざグラベルへ! 最初から上りで苦労の連続だ! そんな道でもみんな道を楽しみながら上っていくのがまさにグラベルという感じだ。今回の道も轍があったり「ここやばいっ!」というような道に遭遇。そのたびに、きつくても参加者が笑顔で上っていくのが印象的だ。

木漏れ日の中を進む。グラベルではこんな幻想的なシーンも多い
KAEさんはいつも笑顔だ。思えばニセコのきついときもいつも笑顔だった。このポジティブさが過酷なレースに挑むためには重要なのだ

グラベル区間はみな自分のペースで上っているため最後の区間ではバラバラに。その分参加者の写真も多く撮れた。カメラを前にすると笑顔になる人、テクニックを披露する人、一心に進み続ける人など、それぞれやりたいように、多様な楽しみ方をしていた。

笑顔の最年少参加者の橋本 優樹さん。まだ余裕がありそうだ
カメラに気付きウイリーを披露してくれた青山さん。突然のことに私が驚き、見切れてしまったのはご容赦いただきたい
グラベル区間の最後を懸命に上る

山頂ではプログラベルライダー竹下佳映(KAE)さんのトークタイム!

グラベル区間も終わると程なく峠で休憩。お菓子とジュースで補給しながら参加者のみんなで交流を楽しんでいた。特に今回のゲストであるKAEさんは質問攻めに! 彼女が乗るアイスランド発の自転車である「Lauf Cycling」のSeiglaにみな興味津々で、即席の試乗会も開催された。世界のグラベルを走るKAEさんの記事も必見だ!

中心の青い車体がKAEさんの愛車「lauf/Seigla(ラウフ・セイグラ)」。フロントフォークの構造に特徴があるぞ!

▼竹下佳映さんの連載はこちら

最後は不動峠に! 今回は珍しく下るだけ!

整備され、サイクルラックが設置された不動峠。スタンプラリーのポイントも設置された

最後はおなじみの不動峠へ! 今回は反対側からグラベル区間を上ってきたため、不動峠は下るのみという珍しいレイアウト。今回、初めて走るという参加者もあり、不動峠の最初の経験が下りからというレアな経験をしてもらえたぞ(笑)!

PEDAL DAY GO Mt.TSUKUBA -ペダルでいご~筑波山-」のスタンプラリー参加者が上ってくるなか、不動峠の風景を楽しんだ
下り区間は安全に配慮し感覚を空けて走行した

無事、ライドを終えたメンバーには記念品のTシャツが渡され、竹下さんとの記念撮影などを楽しんで終了となった。さらに「PEDAL DAY GO Mt.TSUKUBA -ペダルでいご~筑波山-」のイベント会場となったつくばワイナリーでのグルメや買い物を楽しむなど、充実した1日となった。

フィニッシュ後には竹下さんと記念撮影も。半日のライドだったが笑顔があふれた。
下山し会場に戻ると弱虫ペダル作者の渡辺 航先生の講演に人が集まっていた
シクロクロス、さらに最近ではグラベルバイクを楽しんでいるつくば市の五十嵐 立青市長

ライター坂本は今回スペシャライズド・ディバージ STRでライド

今回ライター坂本はスペシャライズドのディバージュの最新型、「Diverge STR」で走った。特徴は何と言っても前後2カ所に搭載されたFuture Shockサスペンションだ。実際に走ってみたファーストインプレッションは路面の小さなガタつきには気付けないほど快適だ。また、しっかりと路面をつかむことでグリップが効き、グラベルの上り区間を経験の浅い筆者でも足をつかず上れたのは車体の力のおかげだろう。機材の力ってすごい。

今回から搭載された後ろ部分のFuture Shockサスペンション。つまみがあり、走りながらサスペンションの減衰力を3段階で調整可能。状況に応じた使い分けができ、戦略的な走りも可能だ
▼スペシャライズドのディバージの詳細はこちら
前後にFuture Shock搭載! 新グラベルバイク「Diverge STR」を発表|SPECIALIZED

前後にFuture Shock搭載! 新グラベルバイク「Diverge STR」を発表|SPECIALIZED

2022年10月21日

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PROFILE

坂本 大希

坂本 大希

元海上自衛官の経験を持つライター。1年間のドイツ自転車旅行をきっかけに自転車が好きになる。2022年秋ごろよりグラベルイベントに多数参加。2023年のUnbound Gravelで100マイル完走。グラベルジャーナリストになるべく知見を深めるため取材に勤しんでいる。

坂本 大希の記事一覧

元海上自衛官の経験を持つライター。1年間のドイツ自転車旅行をきっかけに自転車が好きになる。2022年秋ごろよりグラベルイベントに多数参加。2023年のUnbound Gravelで100マイル完走。グラベルジャーナリストになるべく知見を深めるため取材に勤しんでいる。

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