「最高のロードバイク」を決めるバイシクル・オブ・ザ・イヤー ノミネート10台紹介!【日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2023】
Bicycle Club編集部
- 2022年11月18日
もっとも優れたロードバイクを決定する「バイシクル・オブ・ザ・イヤー」の季節が近づいてきた。この賞は、毎年多くの新作ロードバイクが集うなかで「もっとも優れたバイク」を決めるという名誉あるもの。結果発表は年明けを予定。ここではその候補となるノミネートバイク、2023年の注目バイクを紹介していく。賞の選考員の一人であるハシケンもコメントも追えてお送りする。
「バイシクル・オブ・ザ・イヤー」ノミネートバイク10台のなかから「真の1台」が決まる
本審査は事前に挙げられた複数の候補モデルの試乗車に、複数の自転車ジャーナリストが実際に乗って評価。そのなかでもっとも評価が高かったモデルが「バイシクル・オブ・ザ・イヤー」受賞となる。
ノミネートバイクとなる10台
今回ノミネートバイクは基本的に2021年10月~2022年11月の間に発表されたモデルからの選出となっているが、年式を定めないブランドも含むため、正式に「2023年モデルと定義されるもの」に限っているわけではない。以下に選ばれた10台を紹介しよう。
キャノンデール/シナプス カーボン 1 RLE
115万5000円(完成車)
キャニオン/アルティメット CFR
131万9000円(完成車)
サーヴェロ/S5
214万5000円(完成車)
チャプター2/ココ
41万5580円(フレームセット)
コルナゴ/C68 ディスク
91万3000円(フレームセット)
ジャイアント/プロペル アドバンスド SL 0
159万5000円(完成車)
インターマックス/インターマックス 25
138万6000円(完成車)
ラピエール/ゼリウス SL 8.0
96万8000円(完成車)
トレック/ドマーネ SLR
159万3900円(プロジェクトワン完成車)
トレック/マドン SLR
175万6700円(完成車)
バイシクル・オブ・ザ・イヤー選考員のハシケンよりコメント
年に1度、各社の最新モデルの中から、その年を代表する1台を選ぶ日本バイシクル・オブ・ザ・イヤーの季節がやってきた。今回揃ったベスト10モデルはどれも興味深い。業界(メディア)主催のこのコンテストからは、最新モデルの相対比較はもちろん、時代時代で存在価値を高めたモデルを振り返り、ロードバイクのトレンドや進化の過程を振り返ることもできる。
この10年で紆余曲折を経てディスクブレーキ化が進むなか、ロードバイクの開発はエアロに重きが置かれ、今回のベスト10モデルもその傾向はさらに加速している。 エアロロードは、さらなる最速に価値を求めて進化。一方で、軽量モデルはエアロを、エンデュランス系モデルも空力と軽さを大幅に進化させてきた1年。 世代を重ねて熟成を遂げているプロペル、マドン、S5など注目のエアロロードも多いが、総合価値を高めた非エアロロードがエアロロードのポジションを食って頂点に立つ可能性もあるのではと予想する。
本コンテストの過去の受賞バイクは次の通り。ジャイアント・プロペル(2018年)、スペシャライズド・ヴェンジ(2019年)、キャノンデール・スーパーシックスエボ(2020年)、スペシャライズド・エートス(2021年)、アンカー・RP9(2022年)。次に頂点に立つモデルは果たして・・・。 我々ジャーナリストは、実際に試乗を行い、価格を含めてあらゆる観点から相対評価をしなればならない。みなさんもどのモデルが選ばれるのか是非楽しみにしていただきたい。
※結果発表は年明け1月中を予定
※ノミネートされたバイク10台は、今後アップデートする可能性があります。
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